硫化銅(CuS)の中学生向け解説ページです。
「硫化銅」は中学2年生の化学で学習します。
- 硫化銅の色
- 硫化銅の化学式
- 硫化銅のモデル
- 硫化銅の化合
- 硫化銅の化合の実験
- 硫化銅の化合の化学反応式
を学習したい人は
このページを読めばバッチリだよ!
急いでいる人のために、硫化銅の化学式と色、銅と硫黄の化合の化学反応式をのせておくね!
硫化銅の化学式
CuS
硫化銅の色
黒色または青黒色
銅と硫黄の化合の化学反応式は
Cu + S → CuS
だよ!
それでは硫化銅の学習スタート!
硫化銅の化学式とモデル
硫化銅の化学式
硫化銅の化学式は
CuS(シーユーエス)だよ!
だね。
本当は硫化銅には、いくつか種類があるんだけど、
中学生は「CuS」を覚えておけば大丈夫だよ!
(様々な種類の硫化銅を知りたければWikipedia)
硫化銅(CuS)はつまり、
- 銅(Cu)の原子が1つ
- 硫黄(いおう)(S)の原子が1つ
がくっついてできた化合物
なんだね!
硫化銅のモデル
では、硫化銅(CuS)をモデルで表してみよう。
モデルって何だっけ?
目に見えないくらい小さい原子を、分かりやすく書いた絵を「モデル」というんだよ。
硫化銅のモデルは下のようになるよ!
「Cu」が銅。「S」が硫黄の原子だね!
なるほど。銅原子が1つ。硫黄原子が1つでCuSだね!
そういうこと!
1つだけ注意点だよ。
硫化銅は「分子」ではないから注意してね!
そっか。塊になっている物質は「分子」とは言わないんだよね!
そうそう!
硫化銅は本当は、
銅、硫黄、銅、硫黄・・・
銅、硫黄、銅、硫黄・・・
銅、硫黄、銅、硫黄・・・
と何億、何兆個もくっついて、かたまりになっているんだ。
イメージ図↓
「銅、硫黄…」がたくさんあって、数えられない!!そんな場合は、下の赤丸の部分だけを読み取ればいいんだよね!
そう。この赤丸の部分だけを代表して
「CuS」と呼んでいるんだ。
だけどさっき言ったとおり、
「硫化銅はかたまりなので分子ではない」
から、そこだけは注意してね!
おーけー!
もし、「原子」や「分子」などが苦手な人は、下のボタンを押してね。バッチリわかるようになるよ☆
銅と硫黄の化合
次は銅と硫黄の化合についてだよ!
中学生で硫化銅は、この実験くらいしか出ないから、しっかりと覚えておこうね!
最新の学習参考書では「化合」という言葉を使わず「物質が結びつく化学変化」という言い方をします
銅と硫黄の化合の実験
まずは実験についてだよ。
銅は赤褐色の固体だよ!
これを硫黄を入れた試験管に差し込むよ。
これをガスバーナーで加熱すると、銅と硫黄が化合して、硫化銅になるんだ!
銅 + 硫黄 → 硫化銅
という化合の反応をしたんだね!
青黒色の硫化銅(CuS)ができたよ!
硫化銅は金属では無くなってしまったから、銅のようにしなやかに曲がることは無いんだよ。
これが銅と硫黄の化合の実験だよ。
銅と硫黄の化合の化学反応式
銅と硫黄の化合の化学反応式をのせておくね。
銅と硫黄の化合の化学反応式は下のとおりだよ!
Cu + S → CuS
先生、式の書き方はどうだっけ?
では、1から解説するね。
まず、日本語で化学反応式を書いてみよう!
① 銅 + 硫黄 → 硫化銅
(慣れたら省略していいよ。)
次に、①の日本語を化学式にそれぞれ変えるよ。
② Cu + S → CuS
だね。
- 銅の化学式はCu
- 硫黄の化学式はS
- 硫化銅の化学式はCuS
これは暗記しておかなければいけないよ!
③ 矢印の左と右で、原子の個数を確認しよう!
Cu + S → CuS
矢印の左
銅1つ 硫黄1つ
矢印の右
銅1つ 硫黄1つ
となるから、左右の原子の個数が合っているね!
だから、
Cu + S → CuS
この化学反応式でOKだね!
(個数が合っていない場合は係数をつけて、原子の個数を合わせなければいけないね!)
最後にもう一度確認。
銅と硫黄の化合の化学反応式
Cu + S → CuS
必ず書けるようになろうね☆
これで硫化銅の解説は全て終わりだよ。
硫化銅はここで説明した実験をしっかりと覚えておこうね!
それじゃあみんな、またねー☆
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硫化銅は「純粋な物質」であり、「化合物」。
間違いやすい人は下のボタンから学習してみてね!
他の中学2年実験解説は下のリンクを使ってね!
実験動画つきでしっかり学習できるよ!
またねー
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