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コケ植物とは?中学生向けに解説

コケ植物

ゼニゴケ
スギゴケ

の中学生向け解説ページです。

  • コケ植物の特徴
  • コケ植物の光合成
  • コケ植物の種子や胞子
  • コケ植物の種類
  • コケ植物の分類

を知りたいという人はこのページを読めばバッチリだよ!

ねこ吉

コケ植物は、難しいね!

うん!

写真や画像などを使ってくわしく説明するね!

自己紹介

さわにい」といいます。元中学理科の教員

現在は毎月30万人が利用する理科サイトの運営者です。

登録者8.5万の教育YouTuberでもあります。

現在、期間限定で無料学習相談やってます!

ではコケ植物の学習スタート!

(目次から好きなところに飛べるよ)

タップできる目次

コケ植物の特徴

まずはコケ植物の特徴を解説していくね。

コケ植物が生える場所

コケ植物は日当たりが悪い、しめった場所に生えやすい植物だよ。

下の図でいうと、のような場所だね。

コケの生える場所
ねこ吉

日当たりが悪目の、湿った場所に生えるんだね!

コケの生える場所
コケの生息場所

そういうことだね。

コケがあると日本らしさが出るよね!

コケ植物の体のつくり

では、コケ植物の体の特徴を説明するね。とても大切なところだからしっかりと学習しよう!

コケ植物と光合成

まずはコケ植物と光合成からだね。

コケ植物は、きれいな緑色をしているね。

これは、コケ植物の細胞に「葉緑体」が含まれているためなんだ。

植物は葉緑体で光合成をするから、コケ植物は光合成をするんだね!

これがコケ植物の葉緑体だよ。

コケの葉緑体
ねこ吉

コケも光合成をするんだね!

コケ植物の体

次にコケ植物の体を詳しく見てみよう。

コケ植物の体は、このようになっているよ。

ゼニゴケ
スギゴケ

コケ植物の体のつくりで、大切なことは次の2点。

  • 根・茎・葉の区別がない
  • 維管束がない

ことなんだよ。

ねこ吉

え、コケって根・茎・葉が決まってないの?

そうなんだ。言われてみれば、どれが葉とか茎とか、わからないよね。

根・茎・葉の区別がないからだね。

特に大切なのが、「根がないこと」だね。

コケ植物は、根のかわりに、「仮根かこん」という部分をもつんだ。

ゼニゴケの仮根
スギゴケの仮根
ねこ吉

これは根じゃないの?

うん。根ではないんだ。だからここからは水は吸収してないよ!!

仮根は地面や岩にくっつくはたらきをするものなんだ。

ねこ吉

だからコケは岩に生えることができるんだね!

そういうこと!

ねこ吉

で、先生、コケは仮根から水を吸収しないなら、どこから吸収しているの?

コケは、体の表面から水を吸収するんだよ。

だから、他の植物と違って、維管束がないんだね。

これらは非常に大切だから、必ず覚えておこうね!

最後にもう一度まとめておくね。

コケの体の特徴は次の2つ

・根・茎・葉の区別がない
・維管束がない

コケは「仮根」という部分を持ち、仮根で地面や岩にはりつく。コケは体の表面から水を吸収するため、維管束はもたない。

ゼニゴケの仮根

維管束についての詳しい学習はここから

コケ植物の増え方

次はコケ植物の増え方だよ。

ねこ吉

植物だから種子で増えるんだよね?

それは違うんだ。コケ植物は種子をつくらない植物なんだよ!
(種子とは種のことだね。)

ねこ吉

種子をつくらないなら、コケはどうやってなかまを増やしているの?

コケは「胞子ほうし」でなかまを増やすんだよ。

コケには「雌株めかぶ」と「雄株おかぶ」があり、雌株には「胞子のう」という胞子が入った袋があるんだよ。

ゼニゴケの胞子のう
スギゴケの胞子のう

ゼニゴケの雌株↓

ゼニゴケの雌株の写真

ここの胞子のうから胞子をだして、子どもをつくるんだよ。

ゼニゴケの胞子

しっかりと覚えておこうね!

ねこ吉

コケは種子でなく胞子で増える。了解です!

コケ植物の種類

次にコケ植物の種類だよ。

テストによく出るコケ植物は「ゼニゴケ」「スギゴケ」の2つだよ。

興味きょうみがある人は他のコケ植物も知っておこう。

ゼニゴケスギゴケミズゴケ
ゼニゴケの写真スギゴケの写真ミズゴケ
タマゴケホソウリゴケスナゴケ
タマゴケホソウリゴケスナゴケ
ねこ吉

コケもきれいで面白いね!

ほんとだね!

コケ植物の分類

最後に、コケ植物の分類を見ていこう。

まずコケ植物は、種子をつくらない植物だったね!

コケ植物は種子をつくらない
ねこ吉

胞子で増えるもんね!

そして、コケ植物は、

  • 根・茎・葉の区別がない
  • 維管束がない

という特徴あったね。この2つの特徴があると、コケ植物に分類されるんだよ!

コケ植物は維管束がない
ねこ吉

逆に言うと、シダ植物には根・茎・葉の区別と維管束があるんだね!

うん。そういうことだね!
(シダ植物の詳しい学習はここから)

これで、コケ植物の解説を終わるよ。最後にまとめをしておくね。

  • コケは種子をつくらず胞子で増える
  • コケに根・茎・葉の区別はない
  • コケに維管束はない
  • コケは仮根をもち、地面や岩にはりつく
  • コケは表面から水を吸収する
ゼニゴケの胞子のう
スギゴケの仮根

仮根や表面から水を吸収すること、胞子でなかまを増やすことなどをしっかりと覚えておこうね!

では、またいつでも遊びに来てねー!

さわにいは、登録者8万人の教育YouTuberです。

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ねこ吉

またねー

この記事を書いた人

教育フリーランスです。
専門は理科教育学。
所持教員免許は中学と高校の理科。 

さまざまな出版社の理科教材や解説を作成してます。
著書
『さわにい の中学理科電気分野が3日でわかる本』
『「中学の理科」が一冊でまるごとわかる』
ツイッターでは理科のポイントや勉強の仕方、さわにいの考えを発信しています。

youtube登録者は8.5万人

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