このページでは、
モノコードの音の変化
を解説するよ。
写真や動画付きで中学生向けに詳しく解説します!
- モノコードとはどんなものか知りたい人
- モノコードの音の変化を復習したい人
におすすめです☆
(5分で読むことができるよ☆)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
モノコード、少しあやふや…
ちゃんと復習しておこう!
このページを読めば5分でバッチリだよ☆
10分時間がある人は、動画もどうぞ!↓
自己紹介
「さわにい」といいます。元中学理科の教員。
現在は毎月30万人が利用する理科サイトの運営者です。
登録者9万の教育YouTuberでもあります。
現在、期間限定でLINEで無料質問会やってます!
モノコードとは
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
モノコードって何だっけ?
モノコードは1本の弦を張った、楽器や道具のことだよ。
中学理科では、この道具を音の実験に使うんだね!
「モノ」はギリシャ語で「1」
「コード」は英語で「弦」
「1本の弦」という意味だね!
![モノコードの写真](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/モノコードの写真.png)
![モノコードの写真](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/モノコードの写真.png)
ちなみに理科の実験では、モノコードに2本の弦が張ってある場合もあるよ。
それでも、「モノコード」と呼んでください☆
モノコードの音の変化と条件
モノコードの音の大きさ
まずはモノコードの音の大きさについてだよ。
モノコードは、
- 強くはじくと大きな音が出る
- 弱くはじくと小さい音が出る
んだ。
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
大きい音と小さい音では、弦の動きは違うの?
いい質問だね!大きい音、小さい音の弦の動きをイラストで表してみよう!
大きい音のとき
![大きい音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/大きい音が出ているモノコード-1.png)
![大きい音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/大きい音が出ているモノコード-1.png)
大きい音が出ているときには、弦の振れ幅が大きいんだ。
この弦の振れ幅のことを「振幅」というよ。
つまり、「振幅が大きいと、大きな音がでる」んだね。
小さい音のとき
![小さい音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/小さい音が出ているモノコード-1.png)
![小さい音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/小さい音が出ているモノコード-1.png)
小さい音が出ているときには、弦の振れ幅が小さいんだ。
つまり、「振幅が小さいと、小さな音がでる」んだね。
では、これを動画で見てみよう!
ちなみに、振幅と音の大きさの関係はモノコードだけに限らないよ。
太鼓をたたいた時も、みんなが声を出すときも、
振幅が大きいと大きな音が出るんだよ。
モノコードの音の高さ
次は音の高さについてだよ。
モノコードの音を高くするには3つの方法があるんだ。
- 弦を短くする
- 弦を強く張る
- 弦を細くする
の3つだよ。
それぞれ確認していこう。
弦を短くする
モノコードは弦を短くすると、音が高くなるんだね。
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
モノコードの弦は、どうやって短くするの?
モノコードの弦を短くするには、「ことじ(琴柱)」という道具を使うよ。
![ことじ](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/ことじ.png)
![ことじ](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/ことじ.png)
ことじを使うと、弦の長さを調節することができるんだ。
![ことじをつけたモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/ことじをつけたモノコード-1.png)
![ことじをつけたモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/ことじをつけたモノコード-1.png)
ことじを使って弦を短くすると、音が高くなるんだね。
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
低い音と高い音では、弦の動きはどのように違うの?
これもいい質問だね☆
音が低いときと高いときでは、弦の動く回数が違うんだ。
弦が動く回数?
そう。物体から音が出ているとき、その物体は振動しているんだよね。
高い音になると、振動する回数が増えるんだね。
イラストで表してみよう
低い音(弦が長い)のとき
![低い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/低い音が出ているモノコード-1.png)
![低い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/低い音が出ているモノコード-1.png)
低い音が出ているときには、弦が振動する回数が少ないんだ。
(少ないといっても、1秒に100回以上)
弦が1秒間に振動する回数のことを「振動数」というよ。
つまり、「弦が長く振動数が少ないと、低い音がでる」んだね。
高い音(弦が短い)のとき
![ことじにより音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/ことじにより音が出ているモノコード.png)
![ことじにより音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/ことじにより音が出ているモノコード.png)
高い音が出ているときには、弦の振動数が多いんだ。
「弦が短く振動数が多いと高い音がでる」んだね。
これも動画で見てみよう。
弦の張りを強くする
モノコードは弦の張りを強くすると、音が高くなるんだね。
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
モノコードの弦の張りは、どうやって強くするの?
モノコードについているネジを回すと、張りを強くできるよ。
張りを強くすると、振動する回数が増えて、高い音になるんだね。
張りが弱いときと強いときをそれぞれイラストで表してみよう。
低い音(弦が張りが弱い)とき
![低い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/低い音が出ているモノコード-1.png)
![低い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/低い音が出ているモノコード-1.png)
「弦の張りが弱いと、振動数が少くなり、低い音がでる」んだね。
高い音(弦の張りが強い)とき
![高い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/高い音が出ているモノコード-1.png)
![高い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/高い音が出ているモノコード-1.png)
「弦の張りが強いと、振動数が多くなり、高い音がでる」んだね。
これも動画で見てみよう。
弦を細くする
モノコード(ギターなども同じ)は弦が細いと、音が高くなるんだね。
弦が細いと、振動する回数が増えて、高い音になるんだね。
弦が太いときと細いときをそれぞれイラストで表してみよう。
低い音(弦が太い)とき
![低い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/低い音が出ているモノコード-1.png)
![低い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/低い音が出ているモノコード-1.png)
「弦が太いと、振動数が少くなり、低い音がでる」んだね。
高い音(弦が細い)とき
![高い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/高い音が出ているモノコード-1.png)
![高い音が出ているモノコード](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2019/09/高い音が出ているモノコード-1.png)
「弦が細いと、振動数が多くなり、高い音がでる」んだね。
これも動画で見てみよう。
まとめ
①モノコードの音の大きさ
モノコードの音の大きさは
- 強くはじくと大きくなる(振幅大)
- 弱くはじくと小さくなる(振幅小)
モノコードの音の高さ
モノコードの音の高さは
- 弦が長いと低くなる
- 弦が短いと高くなる
- 弦の張りが弱いと低くなる
- 弦の張りが強いと高くなる
- 弦が太いと低くなる
- 弦が細いと高くなる
なんだね。これで、
「モノコード」
の説明を終わるよ!
理科の授業も勉強も、楽しんでね☆
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
みんなまたねー!
さわにいは、登録者9万人の教育YouTuberです。
中学の成績を上げたい人は、ぜひYouTubeも見てみてね!
また、現在、期間限定でLINEで無料質問受け付けもやっています。
他のページも見たい人はトップページへどうぞ。
また、続けて音の単元を学習したければ、
下のリンクを使ってね!
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
![](https://sawanii.ne.jp/wp-content/uploads/2023/01/ねこ吉のイラスト-150x150.jpg)
またねー!
コメント
コメント一覧 (9件)
良かった
ありがとうございます
音の高低が変わっても音の大きさ(振幅)は変わらないんですか?
質問ありがとうございます!
音の高低が変わっても、音の大きさ(振幅は)変わりません。
わかりやすい
ありがとうございます!
勉強応援しています!
めっちゃわかりやすくってよかったです
めっちゃわかりやすくてよかったです!
ところで、弦の長さ、太さ、ハリ具合で高さが変わるのはなぜですか?
音の高さは弦が振動する回数が減ると低くなります。
長さが長くなる→振動する回数が減る
太さが太くなる→振動する回数が減る
ハリが弱くなる→振動する回数が減る
という具合です!
応援しています!