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【中学理科】星の日周運動についてわかりやすく解説

星の日周運動

このページでは、3年生で学習する「星の日周運動」について中学生向けに解説をしていきます。

星の日周運動
  • 星の日周運動とは?
  • 方角ごとの星の動き方
  • 1時間で15°星が動く理由

について知りたい人は、このページを読めばバッチリです!

最後に覚えやすい覚え方も紹介します。

ねこ吉

よろしくお願いします!

うん。よろしくね!

自己紹介

さわにい」といいます。元中学理科の教員

現在は毎月30万人が利用する理科サイトの運営者です。

登録者8.5万の教育YouTuberでもあります。

現在、期間限定で無料学習相談やってます!

それでは解説スタート!

タップできる目次

星の日周運動とは

星の日周運動とは
地球の自転により、星が1時間に15°(24時間に360°)動いて見える運動のこと
ねこ吉

なんだか難しい…。

本当だね。1つ1つ確認していこう。

自転とは、地球がコマのように1日1回転する動きのことだよ。

地球の自転のようす

地球が自転すると、地球の上で生活をしている僕たちも一緒に、1日1回転するよね?

ねこ吉

うんうん。

僕たちが地球に乗って1回転することで、星が動いて見えるんだね。この星の動きを「星の日周運動」というんだよ。

ポイント

本当は星は動いていないんだよ。だけど、僕たちが地球に乗って動くことで、星が「動いて見えてしまう」これが星の日周運動なんだ。

チェック

太陽も1日1回転して見えるよね。これは「太陽の日周運動」というんだよ。

もちろん、太陽は動いてなくて、地球に乗った僕らが動いているんだ。

スマホアプリで見てみよう。

これが星の日周運動だよ。(動画の画面右上に、時間が表示されているよ)

ねこ吉

本当に星が動いて見えるね!

うん。「星が(実際は動いていないのに)動いて見えること」「1日に1周(360°)すること」を押さえておこう!

【方角ごと】1日の星の動き方

続いては方角ごとの星の動きを確認しよう。テストにもよく出る、とても大切なところだよ。

まずは方角ごとの星の動きを確認しよう。

最後は覚えやすい覚え方も紹介するよ!

東の空

東の空の星の動き

東の空ではこのように星が移動して見えるよ。

スマホアプリで、早送りした東の空の星の動きを見てみよう。

ねこ吉

確かに図のように星が動いているね!

うん。左下→右上に動いて見えるね。動く向きもしっかりと確認しておこうね!

南の空

南の空の星の動き

南の空では星がこのように動いて見えるよ。

動画でも確認してみよう。

左から右へ移動して見えるね。しっかりと確認しておこう。

西の空

西の空の星の動き

西の空の星の動きは、上の図のようになるよ。

動画でも確認してみよう。

左上→右下へと星が移動しているね。しっかりと覚えておこう。

ねこ吉

覚えるのが大変…。

心配しないで大丈夫。最後にわかりやすい覚え方を紹介するからね。

今は1つ1つ丁寧ていねいに確認していこう。

北の空

北の空の星の動き

北の空の星の動きは、上の図のようになるよ。

動画でも確認してみよう。

北の空の星の動きは北極星(正式名:ポラリス)を中心にして、反時計回りに動くよ。

移動する角度は、1時間で15°だよ。

ねこ吉

北側だけ、少し変わった動きだね。

そうだね。東・南・西は時計回りに動くのに対して、北側だけは反時計回りに動くから注意しようね。

また、北極星は日周運動でほとんど動かないよ。

これは北極星が、地軸の延長線上にあるためだよ。

星の動き方の覚え方

さて、最後に全方位の星の動き方をまとめよう。もう一度動画で確認してみてね。

まず、「東」「南」「西」の星の動きは、繋がっているように覚えると覚えやすいね。

東と南と西の星の動き

「東」「南」「北」は時計回りに移動しているね。

これらの方角の星の動きは太陽の動きと同じだよ。

そして北側は、北極星を中心に、反時計回りに回転するよ。

北の空の星の動き

最後にわかりやすい覚え方を紹介するね。この動画を見てごらん。

(10秒で確認できるよ!)

ねこ吉

確かに覚えやすいね!

うん。ぜひこの図を書けるようにしてね!

星は1時間に15°移動して見える

最後に、日周運動では、星が1時間に15°動いて見えることを確認して終わりにしよう。

ねこ吉、何で1時間に15°動くかわかるかい?

ねこ吉

わかりません!

あまり難しく考えないで大丈夫。

日周運動は地球の自転によって起るんだよね。地球の自転は24時間で1回転。つまり360°

24時間で360°ということは、1時間あたり15°動いているね。

360 ÷ 24 = 15

ねこ吉

1日一回転だから、1時間あたりは15°なんだね。

うん。そういうこと。

2つ問題を解いてみよう。

北斗七星の動き

まずは北の空の星の動き。Aの位置にある北斗七星が、何時にBの位置に移動するかわかるかな?

ねこ吉

45°移動するには、3時間かかるよね。

うん。日周運動は1時間15°だからね。つまり20時の3時間後、23時にBの位置まで移動するんだね。

次は南側の星の動きを見てみよう。

オリオン座の星の動き

これはオリオン座の星の動きだよ。21時にAの位置にあったオリオン座が、何時にBの位置に移動するかわかるかな?

ねこ吉

45°だから、3時間後だね!

うん。つまり24時にBの位置に移動するんだね!

まとめ

これで星の日周運動の解説を終わるよ。

東と南と西の星の動き
北の空の星の動き

「東」「南」「西」

「北」

の星の動きをしっかりと確認しておこうね!

ねこ吉

了解です!

さわにいは、登録者8万人の教育YouTuberです。

中学の成績を上げたい人は、ぜひYouTubeも見てみてね!

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この記事を書いた人

教育フリーランスです。
専門は理科教育学。
所持教員免許は中学と高校の理科。 

さまざまな出版社の理科教材や解説を作成してます。
著書
『さわにい の中学理科電気分野が3日でわかる本』
『「中学の理科」が一冊でまるごとわかる』
ツイッターでは理科のポイントや勉強の仕方、さわにいの考えを発信しています。

youtube登録者は8.5万人

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