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力のはたらきを中学生に向けてくわしく解説!

力のはたらき

このページでは「力のはたらき」について中学生向けに解説していきます。

「力のはたらき」はこのページを読めばバッチリです!

自己紹介

さわにい」といいます。元中学理科の教員

現在は毎月30万人が利用する理科サイトの運営者です。

登録者8.5万の教育YouTuberでもあります。

現在、期間限定で無料学習相談やってます!

ねこ吉

ねこ吉です。みんなよろしく!

では、力のはたらきの学習スタート!

タップできる目次

力のはたらき

力がはたらいたときの現象

まずは「力のはたらき

つまり物体(物)に力が加わると、どのようなことがおこるか

を学習していくよ。

さっそくだけど、

物体に力が加わると、どのようなことがおこるかな?

ねこ吉

力って何でしょうか…?

難しく考えないでいいよ。「物体に力が加わる」というのは

  • 物体を押したり
  • 引っ張ったり
  • たたいたり
  • けったり
  • 投げたり…

物体にこれらのことをすると、ものはどうなる?ということだね。

言えるだけ言ってみよう!

物の種類は、固いものでも、柔らかいものでも、どんなものを想像してもいいよ!

ねこ吉

そんなの、たくさんあるよ!物体に力を加えると、「つぶれる・こわれる・伸びる・曲がる・飛ぶ・落ちる・折れる・破れる・動く・へこむ・進む・止まる・開く・閉まる・ちぎれる・支える・ゆれる。」あと。ええと…。

いいね!ねこ吉君!

全部大正解だよ。

だけど、探せばまだまだあるよね?

それに、全部はとても覚えきれない。

こういうときに理科では、

似たものをまとめて整理していくんだよ。

では、ねこ吉が言った力のはたらきの中から、

似ているものを色分けしてみるよ。

つぶれるこわれる伸びる曲がる飛ぶ落ちる折れる破れる動くへこむ進む止まる開く閉まるちぎれる支えるゆれる

こんな感じかな?

さらに色ごとに並べかえてみるね。

① つぶれるこわれる伸びる曲がる折れる破れるへこむちぎれる

②  飛ぶ落ちる動く進む止まる開く閉まる

③ 支える

このようになるよ。

まずはを見てみるよ。

つぶれるこわれる伸びる曲がる折れる破れるへこむちぎれる

だね。

これらを整理して一言で表すことはできるかな?

ねこ吉

わかった!どれも物体の形が変わっているんだ!

その通り!

つまり、

「力のはたらき(物体に力が加わると、どのようなことがおこるか)」

の一つ目は、物体の形が変わる。ということなんだね。

力のはたらき①

物体の形が変わる。(物体が変形する)

次にを見てみるよ。

飛ぶ落ちる動く進む止まる開く閉まる」だね。

これらは物体を動かしたり、動いているものを止めたり、動く方向を変えたり。

ということだね。

つまり

「力のはたらき(物体に力が加わると、どのようなことがおこるか)」

の2つ目は、物体の動きが変わる。ということなんだ。

力のはたらき②

物体の動きが変わる。

最後にだね。

③ 支える」。これはそのままだね。(笑)

ただ、覚えるのは簡単だけど、少しわかりにくいから注意してね。

例えば手のひらの上に物体を置いて、動かさない場合

これは手は物体に力を加えているかな?

手のひら

ねこ吉はどう思う?

ねこ吉

うーん。物体は動いてないし、力は加えていないのかな?

そんな気もしてしまうよね。

だけど、上に書いているように、これも支えているから、

手は物体に力を加えているんだ。

しっかりと理解してね。

手のひらが支える

もしも、この手が無かったら、物体はどうなると思う?

あたりまえだけど、重力で下に落ちるよね?

このように、落ちないように支えるというのも、力のはたらきの1つだと、しっかりと覚えよう!

力のはたらき③

 物体を支える。

まとめ

まとめるよ。力のはたらき(物体に力が加わると、どのようなことがおこるか)は次の3つ。

  1. 物体の形が変わる。(物体が変形する)
  2. 物体の動きが変わる。
  3. 物体を支える。

だよ。しっかりと覚えておこう。

みんなお疲れ様。

次のページでは「いろいろな力」という中学で学習する力の種類を解説しています。

おまけ

「力のはたらき③」について

おまけは少し難しい話だから、理科が苦手な人はとばしていいよ!

力のはたらき3つを学習したけど、

「力のはたらき③ 物体を支える」は、本によっては

力のはたらき③ 物体をもちあげる、また支える」というふうになっている場合があるんだ。

この「物体をもちあげる」は

「力のはたらき② 物体の動きを変える」

のなかまの気がするね。

だけど、この場合のもちあげるは、「ずっと真上に、同じスピードでもちあげ続ける」という意味なんだ。

これなら、力は加えているけど、物体の動きは「変化は」していないね。

同じ向きに同じスピードでうごいているからね。

だから、「物体をもちあげる」は「力のはたらき③ 物体を支える」のなかまになっているんだよ。

力のはたらきの「はたらき」はひらがなでよい

力のはたらき」と書く時の「はたらき」はひらがなでいいよ。

教科書もひらがなだよね?

これはきっと「働き」と書くと、

「人間が仕事をしてお金をかせぐ。」

というイメージになるから、ひらがなにしているんだね!

以上でおまけを終わるね。 お疲れ様☆

力のはたらきの学習はこれで終わり!

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この記事を書いた人

教育フリーランスです。
専門は理科教育学。
所持教員免許は中学と高校の理科。 

さまざまな出版社の理科教材や解説を作成してます。
著書
『さわにい の中学理科電気分野が3日でわかる本』
『「中学の理科」が一冊でまるごとわかる』
ツイッターでは理科のポイントや勉強の仕方、さわにいの考えを発信しています。

youtube登録者は8.5万人

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