このページでは、中学2年生で学習する「目のつくり」「耳のつくり」について解説をしていきます。
- ヒトの五感を知りたい
- 目や耳のつくりを知りたい
- 皮ふや鼻のつくりも知りたい
という人はこの記事を見ればバッチリです!
よろしくお願いいします!
うん。よろしくね!
自己紹介
「さわにい」といいます。元中学理科の教員。
現在は毎月30万人が利用する理科サイトの運営者です。
登録者8.5万の教育YouTuberでもあります。
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では、ヒトの感覚器官の解説スタート!
感覚器官
ヒトのは主に、次のような刺激を感じることができるんだ。
- 視覚 … 光の刺激
- 聴覚 … 音の刺激
- 嗅覚 … においの刺激
- 味覚 … 味の刺激
- 触覚 … 圧力や温度の刺激
確かにこのような刺激を受け取りながら生活をしているね!
うん。これらをまとめて「五感」と言うんだよ!
そして、これらの刺激を受け取る器官のことを「感覚器官」というんだ。
受け取る刺激と感覚器官は、次のようになるよ。
- 視覚 … 目
- 聴覚 … 耳
- 嗅覚 … 鼻
- 味覚 … 舌
- 触覚 … 皮膚
これらの感覚器官は、それぞれの刺激を受け取るための特別な細胞があるんだよ。
細胞が刺激を受け取ると、それを脳やせきずいなどの中枢神経に伝えるんだね。
では、それぞれの感覚器官を詳しく学習していこう。
(テストでよく出る目・耳を中心に学習していくよ!)
目のつくりとはたらき
ヒトの目のつくりは、以下のようになっているよ。
名前がたくさんある…
ほんとうだね。一つずつ確認していこう。
角膜
角膜は、目の外側にあり、目を保護する(守る)はたらきがあるよ。
虹彩
レンズに入る光の量を調節するところが「虹彩」だよ。漢字に注意して覚えようね!
ひとみ
ひとみは目の「黒目」の部分だね。虹彩のはたらきで大きさが変化するよ。
この部分が大きいと多くの光を受け取り、小さいと少ない光を受け取るんだよ。
つまり、暗いところではひとみを大きくしてたくさん光を受け取り、明るいところではひとみを小さくして受け取る光を少なくするんだね。
レンズ(水晶体)
目のピントを合わせる部分が「レンズ(水晶体)」だよ。
厚さを変えることができるんだ。
この部分が上手にはたらかないと、ピントがぼけてメガネなどが必要になるよ。
レンズの厚さは、下の図の部分の筋肉で調節するよ。
ガラス体
光が通過する部分だね。光をよく通し、目の形を安定させるよ。
網膜
光の刺激を受け取る細胞があるところだよ。
下の図の「盲点」と呼ばれる部分は、網膜が途切れているよ。
つまりこの部分では、ものを見ることができないんだね。
視神経
網膜で受け取った光の刺激は、視神経から脳に伝えられるよ。
これらが目のつくりとはたらきだよ。
しっかりと確認しておこう。
耳のつくりとはたらき
続いては耳のつくりとはたらきを確認しよう。
ヒトの耳は、以下の図のようなつくりになっているよ。
それぞれのはたらきは、次のようだよ。
鼓膜
空気の振動を受け取る部分だよ。
耳小骨
鼓膜で受け取った空気の振動を増幅する場所だよ。
- つち骨
- きぬた骨
- あぶみ骨
という3つの骨があるよ。
うずまき管
耳小骨から伝えられた振動を受け取る器官だよ。
耳小骨からの振動がリンパ液を振動させ、聴神経に刺激を届けるんだ。
聴神経
うずまき管が受け取った刺激を脳へと伝える神経だよ。
半規管
体の回転の方向やその速さを感じ取る器官だよ。
管の中にはリンパ液が入っていて、リンパ液の動きを感じ取るんだ。
管はそれぞれ直角に3つあるんだよ。
耳は平衡感覚を感じ取る役割もしているんだね。
これらが目と耳のつくりとはたらきだよ。目と耳はテストにもよく出題されるので、しっかりと覚えておこうね!
鼻のつくりとはたらき
鼻のつくりとはたらきは以下のようになるよ。
においの物質をうけとる部分(嗅細胞)
鼻の上部には、嗅細胞と呼ばれる、においの物質をうけとる部分があるんだ。
嗅神経
嗅細胞で感じた刺激は、嗅神経によって脳に伝えられるよ。
皮膚のつくりとはたらき
皮膚も感覚器官の一つだよ。
皮膚にはあたたかさや冷たさ、痛み、圧力などを受け取る部分があるんだよ。
これらの刺激は、神経から脳へと伝えられるよ。
舌のはたらき
舌は味覚を感じる部分だね。
舌の部分によって、感じやすい味があるんだ。舌の画像を参考にしてね!
ちなみに「辛い」という感覚は味ではなく、痛みなんだよ!
そうなのか…!
まとめ
これで中学生で学習する五感の解説を終わるよ。
- 目のつくりとはたらき
- 耳のつくりとはたらき
- 鼻のつくりとはたらき
- 皮膚のつくりとはたらき
をしっかりと確認しておこう。
それではまたねー!
ばいばいー!
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