乾湿計の使い方の中学生向け解説ページです。
「乾湿計の使い方」
は中学2年生の地学で学習します。
- 乾湿計とは何か
- 乾球・湿球とは
- 乾湿計の表の見方
を学習したい人は
このページを読めばバッチリだよ!
自己紹介
「さわにい」といいます。元中学理科の教員。
現在は毎月30万人が利用する理科サイトの運営者です。
登録者8.5万の教育YouTuberでもあります。
現在、期間限定で無料学習相談やってます!
このサイトは理科の学習の参考に使ってね☆
それでは乾湿計の学習スタート
(目次から好きなところに飛べるよ)
乾湿計とは
乾湿計
乾湿計とは、下のようなものだね。
これは、何をする道具なの?
これを使うと、「湿度」を計ることができるんだ。
まずは、「乾球」「湿球」がどのようなものか見ていこう!
乾球と湿球
乾湿計には、「乾球」「湿球」
という2つの温度計がついているんだ!
おー。かっこいい!
「乾球」はどんな温度計なの?
乾球
実は、「乾球」は普通の温度計をつけただけなんだよ。
「乾球」という名前がついているだけで、ただの温度計なんだ。
え・・・そうなの?
うん。「乾球」って名前がついているから、特別な温度計と勘違いしないでね。
ポイント
乾球とは、普通の温度計である
だから、乾球を見れば、その時の気温がわかるんだよ。
温度計だから、当たり前だよね!
湿球
次は「湿球」についてだよ。
湿球は特別な温度計なの?
湿球は「普通の温度計に、湿ったガーゼを巻いたもの」なんだ。
湿球の中身も、普通の温度計なの!?
うん。
ポイント
湿球は普通の温度計に濡れたガーゼを巻いたもの
なんだね。
つまり、乾湿計は小学生でも作れるくらい簡単なしくみなんだね。
地味と言えば地味だけど、人間の工夫が集まった道具なんだね!
乾湿計の使い方
では、乾湿計の使い方を説明するね。
乾湿計は湿度を求めるために使う道具だったね。
乾湿計は、下のような表とセットで使うんだよ。
なんか難しそう・・・
大丈夫。難しくないよ!
例題にチャレンジしてみよう
「乾球25℃」「湿球20℃」のときの湿度
を求めてみよう!
乾球が25℃。だから、表の縦(たて)軸から、「25」のところを探そう。
(「乾球の示度」とは「乾球は何℃か」という意味だね)
次に表の横軸を見てみるよ。
「乾球と湿球の示度の差」と書いてあるね。
乾球と湿球の温度の差は何度ですか?
ということだね。
乾球が25℃。
湿球が20℃。
だから差は5℃だね!
その通り!では、横が「5」のところを探そう
あとは、たてと横がぶつかるところの数字を見るんだ!
「61」と書いてあるね。
そう。この「61」が湿度なんだ。
よって、このときの湿度は61%なんだよ!
では最後に、もう一問出すから解いてみてね!
問題
「乾球22℃」「湿球19℃」のときの湿度を求めよ。
解けたかな?では答えを確認しよう。
乾球が22℃。だから、表の縦軸から、「22」のところを探そう。
次に表の横軸を見てみるよ。
「乾球と湿球の示度の差」を確認しよう。
乾球が22℃。
湿球が19℃。
だから差は3℃だね!
その通り!では、横が「3」のところを探そう
あとは、縦と横がぶつかるところの数字を見るんだ!
「74」と書いてあるね。
うん。つまり湿度は74%だね!
乾湿計はこのように使うんだね。
縦と横を調べるだけだから、
練習してしっかりとできるようになろう!
ではみなさん。お疲れ様ー。
またねー
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