このページでは、中学2年生で学習する「排出のしくみ」「腎臓のはたらき」について解説をしていきます。
- 排出のしくみを確認したい
- 腎臓のはたらきは何?
という人は、この記事を読めばバッチリです!
よろしくお願いします。
うん。よろしくね!
それでは排出と腎臓の解説スタート!
排出とは
排出とはヒトの体のはたらきのひとつで、体にとって不要なものを体外に出すはたらきのことなんだ。
体にとって不要なもの?
うん。代表的なものはアンモニアだね。
アミノ酸には窒素が含まれているので、分解されるとアンモニアが発生するんだ。
アンモニアは体にとって有害なものであり、体の外に出す必要があるんだね。
これが代表的な排出だね。
排出のしくみ
ではアンモニアがどのように排出されるのか、詳しくみていこう。
具体的な順は
- 肝臓で害の少ない尿素に変えられる
- 腎臓で尿素などの不要な物質をこしとる
- こし出された尿がぼうこうに送られる
- ぼうこうにためられた尿が排出される
このような順になるよ。
それぞれ見ていこう。
①肝臓でアンモニアをの尿素に変える
体内で発生したアンモニアは、血液によって肝臓に運ばれるんだ。
肝臓?
うん。肝臓はヒトの体で最も大きい臓器で、さまざまなはたらきをするんだ。
肝臓のはたらきの1つに「有害なアンモニアを害の少ない尿素に変える」というものがあるんだよ。
ポイント
肝臓でアンモニアを害の少ない尿素に変える
肝臓でアンモニアから尿素に変える。これが一つ目のステップだね!
腎臓で尿素をこしとる
肝臓で変えられた尿素はどうなるの?
尿素は血液によって、腎臓へと運ばれるよ。
腎臓はヒトの体の背中側に、左右一つずつある器官だよ。
この腎臓によって尿素は不要な塩分や水分といっしょにこしとられ、尿となるよ。
そして尿は輸尿管を通ってぼうこうへと送られるんだ。
ぼうこうで一時ためられた尿が、体外へと排出されるんだね。
これが排出のはたらきだよ。
排出には、肝臓と腎臓が主にかかわるんだね。
そうだね。これ以外にも便や汗によって不要な物質を出すなど、排出にはさまざまな方法があるけど、中学生は基本として今学習した排出を覚えておけば大丈夫だよ。
まとめ
これで中学2年理科「排出」の解説を終わるよ。
肝臓と腎臓のはたらきをしっかりと確認しておこうね!
それではまたねー!
ばいばいー
コメント