このページでは、中学1年生で学習する蒸留についt、中学生向けに解説をしていくよ。

ねこ吉よろしくお願いします!
それでは解説をはじめるね。
(動画で学習をしたい人は↓)
蒸留の学習に必要な用語
融点と沸点
まずは蒸留の学習に必要な用語を確認しておこう。
まずは融点と沸点だね!



融点と沸点?
うん。ぞれぞれの意味は下のようになるよ。
- 融点 ⋯ 固体が液体になるときの温度
- 沸点 → 液体が気体になるときの温度
例えば水の融点は0℃。これは固体の氷から液体の水になる温度だからだね。
また、水の沸点は100℃。これは液体の水から気体の水蒸気になる温度だからだね。
融点・沸点についての詳しい解説はこちらの記事を見てね!
純粋な物質と混合物
次に純粋な物質と混合物についても確認をしよう.
- 純粋な物質 … 1種類の物質からできているもの
- 混合物 … 2種類以上の物質からできているもの
例えば、純粋な物質の例は
- 水
- エタノール
- 食塩
- 砂糖
などがあるよ。
一方、混合物の例は
- 食塩水
- 砂糖水
- 水 + エタノール
などがあるね。



物質が混ざったものが混合物なんだね。
その通り。純粋な物質と混合物について、さらに詳しく知りたい人はこちらのページを見てね!
では、蒸留の解説を始めよう。
蒸留とは
蒸留とは、沸点の差を利用して、液体の混合物を分離する方法のことなんだ。
蒸留 ⋯ 沸点の差を利用して、液体の混合物を分離する方法のこと



⋯どういうこと?
例えば、1つのビーカーに、水とエタノール(お酒の成分だよ)を混ぜてしまったとしよう。


水とエタノールを混ぜてしまった!
この場合、混ざってしまった水とエタノールの混合物から、もう一度(できるかぎり)水とエタノールを分けるにはどうしたらいいんだろう?



そんなの、不可能じゃない⋯?
蒸留をつかえば、沸点の差を利用して、この水とエタノールの混合物を、できるかぎり水とエタノールに分けることができるんだ。
下のグラフを見てみよう。


エタノールの沸点は78℃、水は100℃だね。
つまりエタノールは78℃で液体から気体になり、水は100℃で液体から気体になるよね。
つまり、水とエタノールの混合物を、78℃〜100℃の間にしたら、どうなると思う?



エタノールだけが気体になるね!
その通り、だから、エタノールだけを気体にし、その気体をもう一度冷やしてエタノールの液体にすれば、水とエタノールの混合物から、エタノールだけを取り出すことができるね!



なるほど、すごいね!
この蒸留は、下の図のような装置をつくって行うよ。


78℃〜になると、エタノールが気体になり、ガラス管を通って、試験管に入るよ。
試験管は冷えているから、気体のエタノールが液体に戻り、液体のエタノールを集めることができるんだ。
集める様子を動画で見てみよう。
実験では、試験管3本分集めることが多いよ!



何で3本分集めるの?
下のグラフの赤の線「水とエタノールの混合物」を見てみよう。


78℃くらいから、温度の上昇が不安定になるね。
これは、78℃になると、混ざった水とエタノールのうち、エタノールだけが蒸発しはじめるから、このようなグラフになるんだね。
混合物のグラフは、沸点がはっきりしない!
そして、3本集める試験管のうち、1本目の試験管にはエタノールの割合が多くなり、2本目、3本目となるにつれて、水の割合が多くなるはずなんだ。



はじめはエタノールが蒸発し、次第に水が蒸発し始めるからだね!
うん。このことを確かめるために、1本目、2本目、3本目の試験管内の液体に火をつけてみよう。
エタノールが多く含まれていれば、火がつくはずだね!
(エタノールはアルコールだから、よく燃える)



1本目、2本目の試験管には火がついたけど、3本目には火がつかなかったね!
うん。3本目はエタノールよりも水が多くなったということだね!
エタノールと水の混合物の蒸留では、はじめはエタノールが多く集まる。
(エタノールのほうが沸点が低いため)
そして、次第に水のほうが多く集まるようになる。
蒸留の実験の注意
最後に蒸留の実験をする際の注意事項を伝えておくね。
注意事項は次の2つ。
① 加熱する混合物には沸騰石を入れておく
② 火を止める際は、ガラス管の先を液体から抜いておく
①は、急な沸騰(突沸)を防ぐために行うよ。
②は、ガラス管から液体がフラスコ内へ逆流するのを防ぐために行うよ。
この2つの操作をしっかりとしないと、ヤケドなどの危険があるよ。必ず守ろうね!
まとめ
これで蒸留に関する解説を終わりにするよ。
仕組みやポイントを押さえ、くり返し復習してね!
このサイトでは、中学理科に関する解説をしているよ。
またいつでも遊びにきてね!



またねー!












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