このページでは中学理科で学習する
- 胚
- 発生
について解説していくよ!この内容は中学3年での学習内容だね。
始めに胚と発生の違いをわかりやすく表した図を紹介しておくね。
これが胚と発生の違いをわかりやすく表した図だよ。
このページでは
- 動物
- 植物
それぞれの胚と発生の違いを解説していくね!
中学理科に必要な知識はこのページを見ればバッチリだよ!
先生お願いします!
うん!よろしくね。
自己紹介
「さわにい」といいます。元中学理科の教員。
現在は毎月30万人が利用する理科サイトの運営者です。
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それでは、「胚」と「発生」の違いの解説スタート!
動物の胚と発生
カエルの胚
まずは動物の「胚」と「発生」の違いを見ていこう。
中学理科で最もよく出題される「カエルの発生」で見ていこう!
これは「カエルの発生」を表した図だよ。(発生についてはあとで解説)
まず、カエルの精子と卵が受精して、「受精卵」ができるよ!
その後受精卵は、細胞分裂をくり返し、おたまじゃくし(子)の姿に近づいていくんだね。
「胚」ってどの部分のことなの?
「胚」とはこの部分のことだね。
言葉で説明すると胚とは、「受精卵が細胞分裂を始めてから、自分でエサを食べられるようになるまで」なんだよ!
「胚」という言葉の説明は教科書によって多少異なるんだ。
以下に主な教科書の「胚」の解説を入れておくね!啓林館『未来へ広がるサイエンス3』
「動物の場合、受精卵が細胞の数をふやしはじめてから、自分で食べ物をとりはじめる前までを、胚ということが多い」東京書籍『新しい科学3』
「動物では、受精卵が細胞分裂をはじめてから、自分で食物をとることができる固体となるまでを胚という」大日本図書『理科の世界3』
「動物では、自分で食物をとり始めるまでの間の子のことを胚という」
子どもが自分でエサを食べられるようになるまでが胚なんだね!
うん。ちなみにヒトで言うと、「お母さんのお腹の中にいる間」が胚と言えるね!
※理科では「胚」というけれど、普通の会話では胎児というね!
胚についてよくわかったよ!
カエルの発生
次はカエルの発生についてだね!
発生とは次の部分の過程のことなんだ。
この赤色の線のところが発生?
そうだよ。「発生」とは「受精卵から胚を経て、成体になるまでの過程」のことを言うんだ。
わかりやすく言うと、「発生」とは成長の過程のことなんだね!
大人になるまでの期間が発生なんだね!
植物の胚と発生
植物の胚
では次に植物の胚について見ていこう!
植物にも胚があるの?
うん。あるよ。
植物の有性生殖の学習で、「植物の胚珠の中に卵細胞がある」ことを学習したよね!
この卵細胞が、精細胞と受精して受精卵になるね。
その後、受精卵が細胞分裂を開始し、胚になるんだよ!
受精卵が細胞分裂をして胚になるのは動物と同じだね!
うん。植物の胚は「種子から発芽したときに新しい芽や子葉になる部分」なんだよ!
植物の発生
植物の場合も、受精卵が細胞分裂をして、成長していく過程のことを「発生」というんだよ。
「発生」も動物と植物どちらにも使う言葉なんだね!
そういうことだね。
この図を見てごらん。
卵細胞→胚ができる過程が細かく書かれているね。
この全体の流れが発生と考えておけば十分だよ!
これで「胚と発生の違い」の解説を終わるね。
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またねー
コメント
コメント一覧 (2件)
これからもお願いします!!
ありがとうございます!
がんばります