【中学理科】電解質と非電解質の違いを解説！

電解質と非電解質の中学生向け解説ページです。

「電解質と非電解質」

は中学３年生の化学で学習します。

を学習したいという人は

では電解質と非電解質の学習スタート！
(目次から好きなところに飛べるよ)

電解質と非電解質の違い

電解質とは

まず「電解質とはどんなものか」という説明から始めるよ。

おしい！

正しく理解しないといけないから、くわしく説明するね。

ねこ吉も、もう一度しっかりと覚えなおそう！

「電解質」とは

「水に溶かすとその水溶液が電流を流す物質」

のことなんだ！

少し難しいね。

「電解質」で一番有名な「塩化ナトリウム」で説明するね！
(塩化ナトリウムは「食塩」のことだね)

まず、塩化ナトリウム(食塩)は電気を通さない。

これをしっかりと覚えよう！

うん。そうなんだ。しっかりと確認しておこうね。

電球が光っていないね。

次に、食塩を水に溶かして、「食塩水」をつくってみよう。

さて、食塩水は電気を通すかな？

その通り。食塩水は電気を通すんだ。

さて、ここでもう一度確認をしよう。

「食塩」は電気を通さないけれど、

その水溶液（食塩水）は電気を通すよね？

このように、溶かすとその水溶液（溶かした水）が電気を通すようになる物質を「電解質」というんだ。

簡単に言うと、そういうこと。

ちなみに、純粋な水(完全に何も混じっていない水)は電気を通さないから、

そこもしっかりと確認しておいてね！

「電解質」　とは

水に溶かすとその水溶液が電流を流すようになる物質

非電解質とは

次に「非電解質」についてだね。

非電解質は次のようなものなんだ。

「水に溶かしてもその水溶液が電流を流さない物質」

うん。そういうことだね。

「非電解質」で最も代表的なのは「砂糖」なんだよ。

まず、砂糖は電気を通さないんだ。

次に、砂糖を水に溶かして、「砂糖水」をつくってみよう。

さて、砂糖水は電気を通すかな？

その通り。砂糖水は電気を通さないんだ。

さて、確認をしよう。

「砂糖」は電気を通さない。

そして、その水溶液（砂糖水）も電気を通さないよね？

このように、溶かしてもその水溶液（溶かした水）は電気を通さない物質を「非電解質」というんだ。

簡単に言うと、そういうことだね。

「非電解質」　とは

水に溶かしても水溶液が電流を流さない物質

つまり電解質の反対だね。

電解質と非電解質の一覧(まとめ)

①電解質の一覧

電解質の一覧をまとめておくね。

電解質名	化学式	水溶液名
塩化ナトリウム (食塩)	NaCl	食塩水
塩化銅	CuCl2	塩化銅水溶液
塩化水素	HCl	塩酸
水酸化ナトリウム	NaOH	水酸化ナトリウム水溶液

うん。そういうこと！

非電解質の一覧

次に非電解質の一覧をまとめておくね。

非電解質名	化学式	水溶液名
砂糖	C12H22O11	砂糖水
エタノール	C2H6O	エタノール水溶液

以上で「電解質と非電解質」の解説を終わるよ。

またいつでも見に来てね！

ではみんな、またねー。