このページでは、中学1年生で学習する
- P波とS波
- 初期微動と主要動
- 初期微動継続時間
について解説をします。
これらを学習したい人は、この記事を読めばバッチリですよ!
よろしくお願いします!
うん。よろしくね!
自己紹介
「さわにい」といいます。元中学理科の教員。
現在は毎月30万人が利用する理科サイトの運営者です。
登録者8.5万の教育YouTuberでもあります。
現在、期間限定で無料学習相談やってます!
P波とS波とは
まずはP波とS波という2つの言葉の意味を理解するところから始めよう。
お願いします!
地震が起きると、2種類の波が発生するんだ。
まずはこれを押さえよう!
地震が起きると2種類の波が発生する!!
その2種類の波にそれぞれP波、S波。という名前がついているんだね。
では、P波とS波がそれぞれどのような波なのかを解説していくよ。
P波とは
P波とは地震によって起こる波の1つだったね。
P波の特徴は以下の通り。
- 正式名称は「Primary wave」
- 日本語では「縦波」という
- S波より速い(秒速7kmほど)
- P波が地表に届くと「初期微動」という揺れが起こる
それぞれ解説していくね。
P波の正式名称は「Primary wave(プライマリーウェイブ)」というんだ。「Primary」とは「最初の」という意味だね。
また、 P波は日本語では縦波というよ。
P波とは、どのような波なの?
一度動画で見てみよう。
実際に地面を揺らすことはできないので、バネのおもちゃでP波の揺れを見てみよう。
P波とは、下の動画のような波だよ。
このような波がP波なんだね。
うん。
P波が地表に届くと、初期微動という揺れが起こるよ。
初期微動では、小さな揺れが起こるんだ。
「P波」は波のこと。「初期微動」は揺れのことだよ!
P波はS波より速いから、初期微動が先に起こるんだね!
そういうことだね。
では続いてS波を見ていこう。
S波とは
S波とは、地震によって起こる波の1つだったね。
S波には次のような特徴があるよ。
- 正式名称は「Secondary Wave」
- 日本語では「横波」という
- P波より遅い(秒速3.5kmほど)
- S波が地表に届くと「主要動」という揺れが起こる
それぞれ解説をしていくね。
S波の正式名称は「Secondary Wave(セカンダリーウェイブ)」というんだ。「Secondary」とは「2番目の」という意味だね。
また、 S波は日本語では横波というよ。
横波はどのような波なの?
動画で見てみよう。
これがS波(横波)なんだね!
うん。P波とは異なり、大きな波になっていることがわかるね。
S波が地表に届くと「主要動」という揺れが起きるよ。
主要動は大きな揺れを引き起こすよ。
地震が起きると、スピードが速いP波が先に地表に到着し、初期微動という小さい揺れが起こるよ。
その後、S波が地表に到着し、主要動という大きな揺れが起こるんだね!
アニメーションにすると、下のようになるね。
初期微動継続時間
では、P波とS波が伝わる速さについて、より深く考えてみよう。
まず、以下の点を確認しよう。
- P波→速い。(秒速7km)初期微動が起こる
- S波→遅い。(秒速3.5km)主要動が起こる
地震が起こると、スピードが速P波が先に地表に到着するから、主要動が起こるね。
その後遅れてS波が到着し、主要動が起こるんだ。
もう一度アニメーションを見てみよう。
そしてこの時、P波が到着してから、S波が到着するまでの間の時間を「初期微動継続時間」というんだよ。
初期微動が起こってから、主要動が始まるまでの時間が初期微動継続時間ということだね!
まとめ
これで「P波」「S波」「初期微動継続時間」の解説を終わるよ。
少し難しいところだから、またいつでも復習しにきてね!
またねー!
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