【元教員が教える】教師からのおすすめ転職先7選を解説

教員から転職し、定時に退勤する普通の生活を手に入れたい…。

このページは、そのような方へ向けて書かせていただきました。

私は教員として11年間勤務しました。

「毎日9時退勤」

「残業代は無し」

「土日は部活」

という労働環境の中「子どものため」という一心で働きました。

その結果「動悸」「睡眠障害」などの症状が発生し、ついには体を壊し退職を余儀なくされました。

(これは私の能力の無さもあったと思います…。)

その後、私は通院しながら転職活動を開始。

教員のベストな転職先を徹底的に研究しました。

その結果

IT企業へ転職成功。毎日定時(5時)に仕事を終えることができるようになりました。

「教員が悪い仕事」とは思っていません。むしろ素晴らしい仕事です。

私は現場の先生方を心から尊敬しています。

しかし、過酷な労働条件の中、心身ともに疲弊している先生方も多いのも事実です。

私のように体を壊す先生方は、これ以上に出てほしくありません。

心身ともに疲弊し、転職を考える先生方がいるのも当然だと思います。

この記事では、教員からの転職を徹底的に学んだ私が

  • 教師におすすめの転職先
  • 転職先の見つけ方
  • 教員の転職に必要な基礎知識

について解説をしていきます。教員からの転職について悩んでいる方は、この記事を読めばバッチリです。

 
情報は2024年最新のものを集めました!

この記事は私の経験だけでなく、教員からの転職者100人以上からのアンケート結果も多数紹介しています。

この記事が参考になり、先生方の1年後が光り輝くものになればこれほど嬉しいことはありません。

教員(教師)におすすめの転職先7選

では早速、教員(教師)におすすめの転職先を紹介していきます。

私が元教員100人にとったアンケートの結果では、転職先の傾向は以下のようになりました。

(このデータはランサーズを利用し独自に調査・集計をしたものです。)

転職後の業種と職種
 
転職先はさまざまだね…。

そうですね。職種に関しては周りに流されず、自分に合った仕事を選ぶことが大切ですね。

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では、おすすめ転職先7選を紹介していきます!

塾・予備校

塾と予備校

塾・予備校のメリット・デメリット

教員の転職先として、真っ先に思いつくものが「塾講師」「予備校講師」でしょう。

教員から塾講師への転職には、次のようなメリットがあります。

  • 教員の経験をフルに活かせる
  • 給与が安定している
  • 経営など責任あるポジションも狙える

やはり教師の経験を活かせることが最大のメリットでしょう。

授業面・経営面のどちらのおいても、塾一筋の人とは違った角度からアプローチをすることができるはずです。

塾や予備校側としても、学校の経験を持った人材を欲しています。

授業や子どもは好きだけど、「学校という働き方がムリ」という人には非常におすすめができます。

また、小さな塾から大手の塾まで幅広く、興味に合わせて転職先が豊富なところも魅力でしょう。

最終的には、塾長という立場や、個人での独立を考えるのも良いですね。

 
教員とは違った魅力に溢れているね!

デメリットは以下の2点が挙げられます。

  • 給与が平均より低め
  • 働く時間が夜型になる

の2点です。給与面は実力次第のところもあるのですが、一般的に教育関係の職種は給与が低いことが多いです。

塾講師もその例に漏れず、平均年収は380万円ほどと言われています。

人気講師になったり、独立をすれば別ですが、給与は職種に大きく影響を受けます。

教員よりは給与が低くなることを知っておきましょう。

以下、教員からの転職者100名にアンケートをとった結果です。

大学教員からの転職での年収の変化

重要

教育業界に限らず、教員からの転職は一旦は給与が下がることを覚悟しましょう。

給与面を妥協できないと転職のハードルは大きく上がります。

経験を積めば、どの業界でも教員の給与を超えることは可能です。転職エージェントと相談しながら、計画性をもって行動しましょう。

 
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塾・予備校を転職先に選んだ元教員の感想

元教員が塾・予備校を転職先に選んだ感想を紹介します。この感想は「ランサーズ」を利用して独自に調査・集計をしたものです。

(以下・実際にアンケートを行った画像)

教員から塾や予備校に転職
教員から塾・予備校に転職した感想 ①
教員から塾に転職した感想としては仕事内容がかなり楽になったような気がします。
私立の中学校から塾への転職でしたが、勤務時間が短くなり残業もなく部活の顧問などもやる必要はありません。

生徒も成績を上げたくて通っている子がほとんどですので授業の話もかなり真剣に聞いてくれます。言い方が悪いですが、学校だとやる気のない生徒がそれなりにいてこっちの話もほとんど聞いていませんでした。

もちろん塾なので生徒との触れ合いが短時間になりますが生徒のやる気は塾の方が断然上だと思います。

悪い部分として学校と違い、生徒を強く叱ったり通っている生徒の成績が上がらないと塾の評判が落ちるので意外とプレッシャーが大きいです。塾の場合は学校と違ってビジネスで生徒に物を教えている雰囲気が強いかもしれません。

(34歳 元私立中学校 男性)
教員から塾・予備校に転職した感想 ②
教員時代は同僚との打ち合わせや教材研究など比較的オープンで、教材開発や授業研究などで頻繁に打ち合わせを行っていましたが、その反面クラスの事務、学校の事務などで時間を取られ、本当に寝る時間を削って仕事している感じでした。

またクラブの顧問もさせられ、日曜出勤は当たり前だったので、家族サービスができず、家庭は妻に任せっきりになっていました。

思い切って予備校的専門学校に転職してからは、授業や教材の準備に専念でき、比較的余裕のある生活ができていると感じています。

ただ、周囲との関係は全く違い、周囲はすべてライバルにいなるので、特に同じ科目の同僚との関係は親しそうでいて、実は敵。足の引っ張り合いもあり、人気取りのサービスなど、言うに言えない苦労が伴います。

(40歳 元私立中学校 男性)

教員と比べ仕事量はかなり減るものの、民間ならではの苦労がありそうですね。

家庭教師

家庭教師

家庭教師のメリット・デメリット

続いては家庭教師です。これも教員の経験を十分に活かせる仕事です。

家庭教師のメリットは以下のものが挙げられます。

  • 教員の経験が活かせる
  • 時間や働き方の融通がきく
  • 給与を上げやすい

となります。「教員の経験が活かせる」は講師業と同様です。また、家庭教師の場合は教員の経験が給与に直結することも多いです。

とてもおすすめができる仕事の1つです。

さらに

現在は「オンライン家庭教師」が非常にブームとなっています。

「ほどよい距離感」「コロナ対策」「先生の移動がない」

などが人気の理由だそうです。

実績を積むことで人気の教師になったり、教える時間を多めにすることで給与を調節することなども可能です。

オンライン家庭教師サービスは、おそらく100近くあると思います。興味がある方は、ぜひ調べてみてください。

家庭教師のデメリット

  • 夜や休日の仕事が多くなりがち

ということでしょうか。「相性が悪い子どももいる」という意見もありましたが、これを言い出すとどの仕事も無理な気もします。笑

むしろ家庭教師は担当の変更などが、他の職種よりも容易だと思います。

教員からの転職先に家庭教師を選んだ感想

元教員が家庭教師を転職先に選んだ感想を紹介します。この感想は「ランサーズ」を利用して独自に調査・集計をしたものです。
(以下・実際にアンケートを行った画像)

家庭教師の感想
教員から家庭教師に転職した感想 ①
私は教員を務めている男性と結婚して、それを機に教員を辞めました。 勤めていた小学校が自宅から遠かったので、それよりはゆっくり子作りをして子供がある程度落ち着いた頃になったら復帰をしようと思っていました。 ですが、2020年のコロナの影響で学校にまた復帰しようという気持ちにはなれず、自分のペースで働ける家庭教師という仕事を選びました。

家庭教師なら家の近くで働けますし、自分のシフトは融通が利くので働きやすいのかなと思ったからです。 幸いにも小学校で働いていたことが生かされ、お得意様も出来、今ではオンラインでも授業をしていますので、今までみたいに真面目に小学校に通い続けて働くよりもこのような家庭教師やオンライン授業をすることも一つの選択肢だと思います。

(38歳 私立小学校 女性)
教員から家庭教師に転職した感想 ②
関西の公立高校で数学の教師をしていました。東大、京大等著名な大学に毎年150人近い合格者を輩出していた進学校でした。

ただ、この10年間で優秀な学生が私立高校に流れるようになり、学力自体が落ちてきたのと、学生に覇気が感じられなくなってきました。地元に医学部専門の予備校が開設されたときにオファーがあり、それまでの受験ノウハウを有効に使いたいと思い、高校教師から家庭教師に転職しました。

予備校経由で受験生の紹介を受けて、個別に数学を教えています。契約としては、個人事業者の形になっています。医学部受験生を多く教えています。特に私立医大の合格を目指している医師の子弟が多くいます。高校教師の時に進学指導をしていた時のノウハウが大変役に立っています。教えている数学に関しては、予想問題も作成したりして高校教師時代のノウハウを利用しています。

(48歳 公立高校 男性)

教材制作・教材企画

教材制作

教材制作のメリット・デメリット

続いては教材制作教材制作の仕事です。

これは、子供と関わるより、授業や問題、教材を考えることが好きな人におすすめの仕事です。

 
さわにいも、今のメインはこの仕事だよね!

そうですね。身体を壊してしまった自分には、ありがたい仕事です。

再就職先として教材制作職を選ぶメリットは次の通り

  • 教員の経験を活かせる
  • ITやデザインなど、新たなスキルが身に付く

教員からの転職先で代表的なものは、子ども向け学習教材の開発でしょう。

本・デジタル両面で、さまざまな求人があるでしょう。

しかし、教材制作職は、子ども向けの学習教材だけではありません。

社会人向けの研修の教材や、パソコンデザインなど「教える」ということに関するあらゆる教材が求められています。

その中に、自分が興味があるものがあれば、最高でしょう。教員とはまた一味違う、「教える楽しさ」を体感できると思います。

デメリットは

  • 給与が平均よりも低め

ということが挙げられるでしょう。

ただし「一般的には」というだけなので、さまざまな業界を検索してみたり、転職エージェントに相談してみるとよいでしょう。

思いもよらぬ素敵な求人が見つかるかもしれません。

転職エージェントとは

無料で求人を紹介してもらえたり、企業との日程調整をしてくれるサービスです。

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2024年はコロナ終息の期待感から、転職が非常にしやすい時期になっています。良い求人はすぐに無くなってしまうので、一度登録をして、求人を探してみるとよいでしょう。

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転職サイトと転職エージェント

教員から教材制作会社を転職先に選んだ感想

教員から教材制作会社に転職した感想を紹介します。

この感想は「ランサーズ」を利用して独自に調査・集計をしたものです。(以下は実際のアンケート結果)

教員から教材制作会社に転職
教材制作会社に転職した感想①
良かったことは、実際に教育の現場で経験があったので、より教材に適切かどうか上司や同僚に意見を言うことができました。

しかし、プログラムの作成やPC作業については、全くというほど経験がなかったので、講習を受けたり、休日は図書館で本を借りて独学で勉強したり苦労することも多かったです。けれども、30歳を機に、転職をしたので、体力もありましたし、日々、学ぶ姿勢で仕事に慣れていくことができました。

悪かったことは、特にありませんが、学校教員と違って対大人なので、言葉遣いや、メールの定型文など、上司に指摘されることはありました。自分自身が、教員時代にもそのような一般的なスキルを身に付けていなかったことが悪かったなと思いました。

(30歳 公立小学校 女性)
教材制作会社に転職した感想②
高校の教員を8年間勤めたのち、辞書や教科書の執筆、校正の仕事を行う編集社に転職しました。国語の教員だったので、それなりに知識もありましたし、国語辞書の執筆なら簡単にできるだろうと思っていたのですが、考えが甘かった部分もあったと思います。


教員の仕事は、学年全体や学校全体で動く部分ももちろんありますが、基本的には各自の裁量に任されているところが多いように思います。

変わって編集社での仕事は、版元様との調整はもちろん、一人ですべて執筆するわけではないので、他の執筆者などとの密な連携が求められます。

予定通りに仕事が進まないこともほとんどですが、納期が決まっているため、かなり焦ってしまいます。
教師の仕事とは全く違うところに難しさがあると常々感じています。

(31歳 公立高校 女性)

事務・学校事務

事務

事務職のメリット・デメリット

続いてのおすすめは事務職です。

教員には事務が得意な人と苦手な人がいますよね。

私の教員経験からしても、学校に何人かは事務の仕事がとても得意な先生がいます。

そのような方には、事務職は非常におすすめができます。

また、教員は基本的に人と関わることが好きだと思います。

しかし、教員を経験し「人間関係が濃い仕事は疲れるな…。」と感じた人もいるでしょう。

そのような方にも事務職はうってつけです。

意外と知られていませんが、事務職には次のようにメリットが多い仕事です。

  • 仕事上のイレギュラーが少ない
  • 社内の人との関わりがメイン
  • 幅広い知識とスキルが身に付く

事務職は仕事上のイレギュラーが少ない仕事です。

急なトラブルの対応や、クレーム対応なども少ないでしょう。

これにより、安定した仕事をするこができます。

ちなみに

私の妻も正社員の事務職ですが、今まで残業は一度もありません。

有休なども自由に取れます。(これは職場にもよりますが…。)

休憩

事務職の安定度は意外なメリットなのではないでしょうか。

また、事務の仕事では基本的なパソコンスキルが必要になることが多いです。

しかし教員は基礎的なパソコンスキルを身につけているため、このハードルを越えることが容易です。

仕事をすることで、汎用性のあるスキルを身につけることもできるので、「教育×事務職」など、自分が興味がある仕事を探してみると楽しいかもしれません。

 
確かにアリかも…!

デメリットは目立ったものはありませんが、生活の安定や自由時間よりも、結果やキャリアにこだわって仕事をしたい方には向かないかもしれません。

事務職は仕事もプライベートも大切にしたい方向けの職種です。

裏技

人によっては学校事務への転職を検討するのもアリでしょう。転職理由やタイミングによってはすぐに仕事がみつかり、教員としての経験を活かしながら安定した仕事をすることができます。

事務職を転職先に選んだ感想

教員からの転職に、事務職を選んだ方の感想を見ていきましょう。

Twitterと、私がランサーズで独自に調査・集計をしたデータで見ていきましょう。

まずはTwitterからです。

続いてランサーズでの調査結果。(以下は実際のアンケートの画像)

事務職を転職先に選んだアンケート
転職先に事務職を選んだ感想 ①
私が転職したのは大学、兼研究機関で、教授とその研究室の研究者達のアシスタント業務としての事務職でした。ですから元教員として教授の気持ちを少しでも理解する事が出来ましたので、様々なサポートを積極的にすることが出来た点が良かったと思います。

また教員として働いていた時には休みを取りにくく、体調が悪い時やプライベートの大切な用事がある時にも仕事(授業など)を優先させなければならなかったので精神的に辛かったのですが、事務員に転職した後には特にその職場が有給休暇を取りやすい環境でしたので、体調が悪い時やプライベートな用事や好きな事を出来る余裕が出来たので気持ちにも余裕が出て、仕事にも集中できる様になりました。

転職して本当に良かったと思っています。

(34歳 私立その他 女性)
転職先に事務職を選んだ感想 ②
教員時代の激務により心身に不調があったため、しばらく仕事をせず休んでいました。そのため職歴にブランクがあり、面接のときに理由を聞かれて焦ることもありました。正直に話し、理解してもらえた職場に事務職として就職しました。

教員をしていても事務仕事はありましたが、事務職をメインにしたことはなく、そういった意味で未経験の私を雇ってくれたのは幸運だったと思っています。給料はやや下がりましたが、残業もあまりなく、集中して仕事をすれば定時内に仕事を終えることができています。

体力的、精神的に余裕ができたことでプライベートを充実させています。教員時代は土日祝も部活の練習に駆り出されていたので、その差は雲泥だと思います。

(35歳 公立中学校 男性)

営業

営業

営業職のメリット・デメリット

教員におすすめの転職先。5つ目は「営業職」です。

教員は話すことがとても上手です。しかしそのことを自覚できる機会は意外と少ないです。

周りがみんな教員なので、自分でしゃべりの上手さに気づきにくいのです。

私が教員時代、何人もの講演家が学校に話に来てくれました。

しかし正直、「同僚の先生の方が話が上手いな」と思うことがほとんどでした。

それくらい教員というのは話が上手いのです。

そして、この話の上手さ、コミュニケーション能力の高さが、営業職ではフルに発揮されます。

営業職には

  • 多くの人との出会いがある
  • 成果が目に見えてわかる
  • どの業界でも必要とされる

などのメリットがあります。また、成果を出すほどに報酬が上がる仕事も多いため、教員とはまた違ったやりがいを感じることができるでしょう。

また、営業のスキルはどの業界でも必要とされるため、さらにスキルアップして転職を行うことも可能になります。

営業職のデメリットとしては

  • ノルマがある場合がある

ことがデメリットになります。

このあたりは、バリバリ働いて結果を出したい人と、無理はしたくない人に分かれると思うので、転職エージェントの方などと、よく相談して方針を決めるとよいでしょう。転職エージェントを利用するならdoda がおすすめです。

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営業職を転職先に選んだ方の感想

まずはTwitterの感想を紹介します。

続いて教員からの転職先に営業職を選んだ方の感想・口コミを紹介します。

この感想は、ランサーズを利用して独自に調査・集計をしたものです。

営業職を転職先に選んだアンケート
転職先に営業職を選んだ感想 ①
友人に良い椅子を用意してもらったことで、転職すること自体に苦労はありませんでした。むしろ辞めるまでの手順が面倒でした。教頭からの引き止めもありました。自分の代で辞められると査定として悪い結果が出ることを気にしているような素振りが見えました。辞める前には次年度への引き継ぎも少し面倒でした。

転職は結果として挑戦して良い物になったといえます。人前に出て話すことは教師の頃から得意です。喋りの内容として物事の良い点を説明することが営業には求められます。そのノウハウは大学の模擬授業や教師の現場からも特訓して得ています。なので、自分はスムーズに次の現場に慣れることが叶いました。

閉鎖的な学校だけの現場でなく、他の会社を巡って行う営業職は気分が一新出来てよいものでした。一箇所での業務よりもあちこち行くことが好みな自分には良い仕事先になったと思います。

(35歳 公立中学校 男性)
転職先に営業職を選んだ感想 ①
セールスの仕事ですので給与は基本給+営業成績になりました。
仕事内容は教員の時より簡単ですが、やはり営業の仕事も難しいです。
成績によっては教員時代より給与が上がりますが私の場合は思うように成績が上がらないのでトータルで見たら教員時代より給与が下がりました。

ただ、やり手の社員(転職した私の会社の場合ですが)になると月収100万円以上になるので、結局こういうのは向き不向きが強いかもしれません。
それと言うまでもないですが公務員ではないので会社が倒産したりした場合は失業する可能性もあります。

さらに外回りが多いので車で移動する事もかなり多くなったので教員と営業職だと、全然仕事でやることが違うというのが正直な感想です。

(35歳 公立中学校 男性)

IT業界全般

IT業界

IT業界のメリット・デメリット

教員からのおすすめの転職先、6つ目は「IT業界全般」です。

私が転職したのもIT業界です。

IT業界と言っても本当に幅が広いです。職種も

  • エンジニア
  • デザイナー
  • マーケター

などさまざまな仕事があります。

IT業界に転職するメリットは

  • 今後も伸びる業界である
  • スキルアップができる

などがあります。ITのスキルを身につけると、転職や独立が容易になります。

IT業界は一生役に立つスキルを身につけることが可能なのです。

例えば、わたしがインタビューをした「あっしー」さんは、30代半ばでエンジニア転職をし、現在はフリーランスとして働いています。

↓あっしーさんの仕事と年収の変化

教員時代エンジニア
転職時代
フリーランス
時代
残業時間80時間/月40時間/月0時間/月
休日2日/週
(休日出勤有り)
2日/週
(休日出勤無し)
2日/週
(休日出勤無し)
年収約500万約300万600万
年齢23〜343536〜
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「教員からの転職体験談」シリーズ。今回は30代半ば未経験でエンジニアに転職フリーランスエンジニアへ独立という現代のサクセスストーリーを作り上げることに成功させた「あっしー」さんの体験談を紹介します![…]

教員からエンジニア転職

また、「IT×教育」や「IT×英語」など、自分の強みとかけ合わせることで、転職活動を有利に進めることができます。

興味がある人は、ぜひチャレンジをしてみて下さい!

一方で、IT業界に転職することのデメリットは、経験を求められることです。

基本的に教員はITの経験が不足しているので、「ITに強い興味がある」ということをアピールする必要があります。

できればITパスポートなどの資格をとったり、ITを勉強している証拠を残せるとよいでしょう。

 
口だけで無いところを見せたいね!

転職先にIT業界を選んだ方の感想

教員からの転職先に、IT業界を選んだ方の感想を紹介します。

この感想は、ランサーズを利用して独自に調査・集計をしたものです。(以下は実際の調査の画像)

IT業界を転職先に選んだ感想
IT業界を転職先に選んだ感想 ①
結婚をきっかけに教員を退職して、子育ても落ち着いてきたので再就職としてIT業界に転職をしました。

教員時代に比べてしっかりと決まった曜日で休みを取れるところが良かったと思います。特に、土日や祝日を必ず休みが取れるところが子供達ともゆっくり過ごせるし、家族との時間を大切に出来るので本当に転職していて良かったと思える点です。

そして自分の体力面から考えても教員は立ちっぱなしや動きっぱなしで本当に体力がいる仕事なので30代後半の自分の体力で続ける事は出来なかったと思うので、座り仕事のIT業界に転職出来て良かったと思う点です。

悪かった点は、やはり知識が乏しく作業に時間が掛かってしまうこと、仕事の時間外に勉強で時間を取らなければいけない所が非効率だと思う点です。

(25歳 公立小学校 女性)
IT業界を転職先に選んだ感想 ②
私は、教員という仕事にやりがいはあったのですが、将来的なことを考え、IT業界に転職を決意しました。

まず良かったことは、教員の仕事は子供たちに勉強を教えることだけでなく、部活の顧問や担任業務等幅広くあるので、なかなか専門分野について深くまで学ぶ時間がありませんでした。ただ、IT業界に転職をするとIT業界の知識や資格など業務に関わることに集中して学ぶことが出来るので、比較的余裕をもって仕事に取り組むことができたので良かったと感じました。苦労した点は、IT業界は学ぶことが多く、日々新しい情報が入ってくるので、その流れについていくことが業界初心者の私にとっては苦労しました。

また、これまでは子供たち相手に仕事をしていたのですが、転職後は相手がほとんど大人なので、その場所での対応も少し学ばなければならないという点でも苦労したと感じました。

(30歳 公立中学校 女性)

人材業界

未来

転職先に人材業界を選ぶメリット・デメリット

おすすめの転職先、最後は「人材業界」になります。

教員からの転職先は「人材業界」も人気があります。

教員は人の話を聞くことが上手なので、お客さんの転職相談に親身になってのれることができるのでしょう。

 
確かに元教員の人に話を聞いてもらえたら安心するかも!

人材業界には次のようなメリットがあります。

  • 話を聞くスキルを生かせる
  • 転職市場は拡大を続ける
  • 結果が目に見えてわかりやすい

また、働く時間も安定している傾向が強く、安心感があります。

そして個人的な考えですが、転職相談は、転職の経験がある人に乗ってもらいです。同じように思う人は多いのではないでしょうか。

みなさんの転職経験が、直接仕事に活かせるというのも、人材業界の魅力です。

私がインタビューした「show」さんは、教員から一部上場企業の人材業界へと進んでいます。

showさんは仕事ができるので、転職2年目、20代で年収700万円台に達しています。

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英語教諭からの転職体験談

人材業界は非常に魅力的の1つ仕事だといえるでしょう。

人材業界のデメリットは、景気などに左右されることが挙げられます。特にコロナ禍では人材業界は大きなダメージを受けました。

2024年現在は急速に回復しているので問題ありませんが、このデメリットは知っておくべきでしょう。

求人情報2024年8月最新

重要!

2024年は転職をする最大のチャンスとなっています。

コロナの収束が期待され、求人数が爆増しているためです。

人材業界を転職先に選んだ感想

まずはTwitterの感想を紹介します。

人材業界を転職先に選んだ感想を紹介します。この感想はランサーズを利用して独自に調査・集計をしたものです。

人材業界を転職先に選んだ感想
人材業界を転職先に選んだ感想 ①
未経験から異業種にチャレンジした理由は、より学びたいと願っていたから転職を決意しました。その願いは、大学生時代の教職へのあこがれと同じものでした。大学では教育学を専攻していて、知識としての社会科ではなく、生きるための社会を教える教師になりたいと夢見ていました。

しかし、大学卒業後、すぐに教職に就くと学校という狭い視野でしか社会を見ることができないことに気づきました。転職時に人材業界に興味を抱いたのも、より幅広い社会やキャリアを知ることができると思ったからです。

というのも、20代の私は20代までのキャリアについてしか語れません。
でも、しかし人材業界でミドルクラスの候補者のキャリアに関わることができれば、40~50代、あるいはそれ以降のキャリアまで疑似的に体験することができますし、誰かに何かを教えるならば、自分自身がそれについて知る必要があるなと思いました。

教えることへのあこがれが強かったくて、自分自身が成長できる環境に身を置けるのがとてもうれしいです。

(25歳 公立小学校 男性)
人材業界を転職先に選んだ感想 ②
良かったことは、教員の仕事は自分の分野の勉強や資料の作成だけでなく、子供たちの管理や保護者への対応等の幅広く関わる必要があるので、とても労働時間が長く感じました。

ただ、人材業界に転職した後に、まず労働の拘束時間が短くなり、仕事も事務や営業など分業されていたので、自分の仕事に集中できたので良かったと感じました。また仕事探しという一人一人の人生に直接かかわることができたことも良かったと感じました。

苦労した点は、私が人材業界に転職した際に職種が営業だったので、求人を出してくれる会社にアポを取ったり、いきなり直接出向くなどこれまで行ったことがないことが多かったので、緊張もしましたし、怒られることや失敗することも多かったので、とても苦労しました。

さらに、1つの業界だけの人材会社ではないので、様々な業界の勉強も必要になってくるため、一から学ぶことにも苦労しました。

(28歳 公立高校 男性)

年代ごとのおすすめ転職先・業界

年代ごとの転職先

20代におすすめの転職先

20代におすすめの転職先ランキングは以下の通りです。(独断と偏見)

  1. IT業界
  2. 教育業界
  3. 営業or人材業界

となります。

 
その根拠は?

20代の転職は「ポテンシャル採用」という方法で採用される可能性があることがポイントです。

ポテンシャル採用とは

ポテンシャル採用とは、潜在能力を意味する「ポテンシャル」を重視した選考方法です。

応募者の潜在的な資質や可能性など、将来性に重きを置いています。

そのため未経験の業種などにも積極的に挑戦することが可能になります。

この理由から、教育業界以外にも積極的に挑戦するのもアリ!と考え、IT業界を一位にさせていただきました。

当前ですが、業種・職種はみなさん次第なので、あくまでも参考程度にして下さいね!

以下、20代で教員からの転職をした方々の感想です。(ランサーズによる独自アンケートで集計したもの)

20代での転職体験アンケート結果
20代で教員から転職をした感想①
22歳から就職して働きました。はっきり言ってその中で感じた事は疲ればかりでした。ただ授業を行うだけと思いきや、現実は甘くなく雑用なら何でもさせられます。

清掃員を雇っていないので、ワックスがけの掃除は自分たちに役目が回ってきます。文化祭、体育祭などの準備も肉体労働が待っています。ただでさえ疲れるのに事務も体力の労働もさせられ心身共に疲れました。

厄介なのは部活の顧問です。これは場合によってはお金が入りますが、またもう一方の場合によってはボランティアとなります。休日の出勤はたまったものではないのできつかったです。30代になって経験も積むと、そろそろ学年主任を行う、その内には教頭にもなるかもしれません。

表向きには出世ですが、それは疲れる業務が増えることですし、立場があればなかなか辞めることが出来ません。どこでも平社員の内の方がやめやすいので、20代最後をきっかけに辞めました。それで結果的には良かったです。

次には、友人の伝を頼って小売業の営業職につきました。そちらの方がやることが絞られて心身共に疲れがすくなく、それでいて給与も良いので満足しています。

(29歳 公立高校 男性)
20代で教員から転職をした感想②
元々子どもが好きで教員になりたいと目指しました。実現し働き始めると、子どもたちの成長過程が見れたりすることにやりがいを感じる日々を過ごしていました。

仕事にもなれ、成長と共に自分の元を巣立っていく姿を見る度に達成感と同時に寂しさもありました。子どもたちは素直でたまにその素直さが辛く自分に刺さる事もありましたが、それを乗り越えられるくらい仕事が楽しかったです。

しかし、元々絵を描くことが好きだった自分はいつかそれを仕事にしてみたいと思うようになりました。教員になってからも絵は描き続けていて、周りからの評価も得られ自信もつき始めたころ転職を決めました。教員になったことは後悔していないし、むしろ辞めたことを勿体ないと言う人もいますが、私は今好きなことを仕事として繋げられていて良かったと思っています。

(26歳 公立小学校 女性)

20代の転職についてもっと詳しく知りたい方は下の記事を見て下さい。

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20代の転職

30代におすすめの転職先

30代におすすめの転職先ランキングは以下の通りです。

  1. 教育業界
  2. IT業界
  3. その他

20代と違い、30代となるとポテンシャル採用は少なくなります。

ただし

私や「あっしー」さんは30代半ばでポテンシャル採用でIT業界に転職していますので、無理ではありません。

しかし他業種に強い希望が無ければ、教育業界が最も安定であり、おすすめできる再就職先になります。

元教員なら転職をできる可能性はかなり高いと思います。

もちろん「IT×教育」「営業×教育」「スポーツ×教える」など、教員の経験はさまざまたところで生かすことができます。

安易に教育業界だけに視野を狭めず、転職エージェントで適切なアドバイスをもらうとよいでしょう。

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以下は30代で教員からの転職を行なった方々の感想です。

この感想はランサーズを利用し、独自に調査・集計をしたものです。(以下は実際の調査の画像)

30代での転職体験アンケート結果
30代で教員からの転職をした感想①
良かったこと:ストレスが減った。中堅として上からの要望に的確に応え、若い教員を育てなければならず、生徒対応以外の業務が非常に多かった。そして、年々変わる生徒の質。今は何かあるとSNSで拡散されるので、下手なことはできない。常に完璧な人間でなければいけないプレッシャーからの解放は大きい。そして転職して給料も上がった。

悪かったこと:恵まれた福利厚生が外れたこと。休みの融通が利かなくなったこと。一般社会での信用度はやはり学校の教員というのは非常に大きいと思う。それを手放すというのは正直痛い。そして仕事のやりがいは減った。生徒の成長を間近で見れる楽しみがなくなったのはやりがいという意味で大きな割合を占めていたのだろう。

苦労したこと:今の職場に昔の教え子がいて、最初はかなり厳しかった。今は平気。

(38歳 私立 男性)
30代で教員からの転職をした感想②
もともと人の前で話すのはあまり得意ではなく、自己評価の低い人間なので、教員の仕事はストレスでした。

転職後は一般企業の事務の仕事をして、与えられた事を地道にこなすだけになったので、かなり楽になりました。

一番大きな違いは教員は家に帰ってからも予習やテストの採点等やることがあり、わからないところがあるとわかるまで調べないといけないので休日でもそれが気がかりでゆっくり休めない時がありましたが、事務の仕事は会社の中のみで行うものなので、休みの日は仕事の事を一切考えずにすみ、ゆっくり休むことが出来ました。

ただ、学校ではいろいろな生徒に出会うので、変化や様々な出会いがありましたが、事務の仕事は日々同じような環境で同じ人たちのと一緒に仕事をしているのであまり変化や出会いがなく、すこしさみしい気もしました。

(32歳 私立 女性)

30代転職の詳しい記事はこちら↓

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30代の転職

40代におすすめの転職先

条件にこだわりすぎない

40代におすすめの転職先ランキングは以下の通りです。

  1. 教育業界
  2. 事務職
  3. 人材業界or営業職

やはり40代も、転職のしやすさで言えば教育業界が圧倒的と言えるでしょう。

2位に事務職を入れた理由は、時間的な融通なども考えて入れてみました。

その他、40代は人生経験が豊富なので、20代、30代とはまた違った転職先へのアプローチが必要になるでしょう。

また、教員からの転職では、ほぼ給与が下がることは間違いないと思います。

その点さえ覚悟をしておけば、さまざまな求人を探すことは十分に可能でしょう。

以下に40代で実際に教員からの転職を行なった方々の感想を載せておきます。

この感想はランサーズを利用して私が独自に調査・集計をしたものです。(以下は実際の調査の画像)

40代で教員からの転職を行なった感想
40代で教員からの転職をした感想①
私は、以前から教員以外の仕事がしたいと思い、転職を決意しました。結果的に転職した先は、食品メーカーの営業だったのですが、よかった点は、まず営業という自分の頑張りが数字に出て、それがお給料に反映されるところがよかったと感じました。

また、食品は人々の生活に直接関わっていくので、教員の仕事とはまた別のやりがいを感じることができました。

悪かった点は、やはり今まで学校の中では、営業のような数字をそこまで追いかけるようなことはなかったので、いざ営業の仕事をやると数字を追いかけるプレッシャーが大変だったと感じました。さらに、年齢的に見ても営業の仕事の経験がないと初めてのことが多く、わからない点を学びに行く積極性を持つ必要がより求められるので、その点も大変でした。

(41歳 公立中学校 男性)
40代で教員からの転職をした感想②
その年までずっと教員として勤務をしていきましたが、「教室」という現場以外で教育に携わっていきたいと思っていました。

しかし、なかなかタイミングがなかったのですが、いわゆる「学校異動」のタイミングで思い切りました。いくら学校を異動してもやることが変わらないことにマンネリ化を感じ、やりたいことをチャレンジすることにしました。

「このタイミングを逃せばなおさら挑戦しにくくなる」と思い、学校から一歩外に出た教育系の企業から学校教育を支えていきたいという気持ちのままにチャレンジすることにしました。そして教員としての経験を生かし、教育系のNPOで教育の制度を変える取り組みをしながら教育に携わっていくことにしました。

(43歳 私立中学校 男性)

40代向けの詳しい転職記事はこちら

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40代の教員からの転職

50代におすすめの転職先

50代におすすめの転職先ランキングは以下の通りです。

  1. 教育業界
  2. 事務職

50代のおすすめの転職先は「教育業界」になります。50代で教員からの転職をする方ももちろんいるのですが、基本的に転職は簡単ではありません。

やはり経験を生かせる教育業界が一番おすすめができます。一言で教育業界と言っても

  • 家庭教師
  • 学童支援員
  • 教材開発

など幅広い仕事がありますので、転職サービスを利用してさまざまな仕事を検討してみましょう。

また、収入に関しては下がることを覚悟しておきましょう。50代の転職で教員よりもさらに収入を上げることは非常に難しいです。

 
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教育業界以外では事務職もおすすめです。

教員の中には事務が得意な人も多く、基本的なパソコンスキルをもっているのであれば事務職の転職も十分に可能です。

事務職は勤務時間や人間関係にイレギュラーが少なく、安定して仕事を続けられることが魅力です。

事務作業が得意な先生方は、ぜひ検討してみてください。

続いては、50代で教員からの転職に成功した方達からの感想を紹介します。

この感想は、ランサーズを利用して独自に調査・集計をしたものです。(以下は実際のアンケートの画像)

50代での教員からの転職の感想
50代で教員からの転職をした感想①
私は、パソコン教室の運営スタッフに転職しました。よかった点は、教員の仕事は普段の指導に加えて、部活動の顧問や保護者の対応までしないといけないため、自分の授業の用意に集中できないという点がありました。

ただ、転職してからはしっかりと授業の用意に集中できますし、受講者の人たちが一生懸命学ぼうとする姿勢に応えられているので、よかったと感じました。悪かった点は、50代からの転職なので、パソコンは普段使っていましたが、より専門的な知識が必要になるため、新たに学ぶことが多いのが大変だったので、その点が悪かったと感じました。

さらに、はじめは年齢のこともあり、なかなか転職先が見つからず苦労した点も悪かったかなと感じました。

(51歳 公立中学校 男性)
50代で教員からの転職をした感想②
小売業に転職しました。転職して良かったと思います。そう思えることで、基本的に人と接することが好きなのだと、改めて感じています。

教員を辞めた時は、人と接することが怖くなっていました。モンスターペアレントが平成になって増え、教員にはどんなに要求を突きつけても当然、クレームをつけるのが教育に関心がある証という風潮に疲弊していました。

教員を辞めた直後は人と接することが怖くて、しばらくメンタルクリニックに通っていました。日常生活が普通に送れるようになって、小売業に転職しました。新しい職場では、責任を抱え込まない働き方を覚えました。

学校という職場は、教員が責任を抱え込むのが美徳といった風土でしたから、先輩や上司がきちんと責任を分担する職場は、とても魅力的で、精神の健康を取り戻すことができました。転職して本当に良かったです。

(55歳 私立その他 女性)
50代で教員からの転職をした感想③
その頃、孫が生まれて、日中に面倒を見る人が必要になりました。自分としても、ITを使った授業を行わなければならない現状や体力的にも付いていけなくなったこともあり転職しました。

半年ほど家で孫の面倒を見てから、放課後デイサービスで学童保育の仕事をしました。日中は家にいることができ、子どもたちが学校から帰るころの時間に出勤し、宿題を見たり話を聞いたり、一緒に遊んだりしました。子どもたちと一緒にいると自然に笑顔になれて、元気がもらえるので楽しかったです。学校の仕事と違い、常に何かに追われることもなく良かったです。

いただくお給料は少なかったですが、生活するには困らなかったので気になりませんでした。家に持ち帰る仕事もなく気持ちがとても楽になりました。

(55歳 公立小学校 女性)

50代からの転職を考えている先生方は、よろしければ下の記事も参考にしてみてください。

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50代の教員転職

学校種ごとのおすすめ転職先

教室

続いては学校種ごとのおすすめ転職先を紹介させていただきます。(これまでのインタビュー経験などを元に独断と偏見)

小学校教諭におすすめの転職先

小学校教諭におすすめの転職先ランキングは以下の通り

  1. 学童指導員
  2. 教材制作・教材開発
  3. 塾・予備校

小学校の先生であれば、学童指導員の仕事はおすすめです。

学童とは、共働きの家庭など保護者が自宅にいない時間が長い子どもたちを預かる施設のことです。

学童で働くためには特に資格はいりませんが、学校の教員は「放課後児童指導員資格」という資格を簡単にとることができます。

小学校の先生は学童に通う子供たちの扱いにかなり慣れていると共に、資格や経験面でも優遇されます。

おすすめの業種です。くわしくはこちらの記事をご覧ください。

もちろん

小学校の先生は、教育業界や教材開発職もおすすめです。

特に中学受験は市場としてかなり大きく、大きなお金も動きます。教科指導に自信がある先生方は、チャレンジしてみても良いでしょう。

小学校教諭が転職した感想は以下の通りです。

小学校教員から転職をした感想①
現在福祉の放課後ディサービスで仕事をしています。

強みは教員時代の子どもたちへの学習や生活指導、また学校生活での困り感や子どもたちが学校でどのようなことをしているかを現場の経験もあるので、細かく職場の人へ共有できる点、また職員会議等での体系化された役割分担や進行など取り入れられる要素があるので、その点では役立っています。

また、1人でなんでもやらないといけないことに慣れてしまっているので、計画を立てたり、工作、ゲームなどの準備、進行などなんでもできる点では重宝されてます。

苦労は、教員時代は1人で学級運営等していたため、複数で組んでその日の支援をする体制では、他のスタッフに対して、もっと子ども達に適した支援があるのではないかと求めすぎてしまったり、複数で動く体制に情報共有し、動くことに戸惑い、疲れることがあります。
またお金のやり取りには慣れていないので、そのあたりの仕事は苦手意識があります。

(40代 公立小学校 女性)
小学校教員から転職をした感想②
プライベートを犠牲にする先生もいますが、自分としてはそうしたことは嫌でした。本当にこのまま教員として働いていいかと思うようになって、誰に相談するでもなく夏休み8月ごろに転職を考えたのです。

そして、正直転職しようとしたとき、この仕事がいいといったことは全くなかったです。恥ずかしいことですが、高2から教員になることしか考えておらず、ほかの職種といわれても想像できなかったです。

転職はエージェントを利用すべきといったことをネットで見つけて3社ほど登録して見ました。そしていま民間it企業で働いていますが、コロナの影響によって大きなダメージをうけています。どこかの企業に派遣され働きますが、募集してるところが全くなかったです。自宅待機を言い渡されて給与も教員時代に比べて半分となりました。 

(40代 公立小学校 男性)

リアルな意見がとても参考になりますね。

現在はコロナがおさまり、転職のチャンスなのは本当にありがたいことなのでしょう。

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中学校・高等学校教諭におすすめの転職先

中学校・高等学校の先生におすすめの転職先は以下の通りです。

  1. 塾・予備校
  2. 教科や部活動を生かした職種

最もおすすめできるのが塾や予備校業界です。教員の経験を生かすことができますし、企業の方も学校の状況を欲していますので、非常に採用されやすいです。授業に自信がある方はおすすめです。

同様に、教科や部活動を生かした職種への転職もおすすめです。特に英語は汎用性が高く、さまざまな企業への転職に応用がききます。

基本的に理系科目の方が転職に有利と言われますが、調べてみると思わぬ相性が良い求人と出会える可能性もあります。

doda など最大級の求人を保有する転職サービスを利用して求人を探してみてください!

 
運命の出会いがあるかも!

中学校・高校教諭が転職した感想は以下の通りです。

中学校教員から転職をした感想①
教員の強みとしてコミュニケーション能力があることです。
教員はさまざまな性格や背景をもつ子どもたちと日々上手に接しています。

知らず知らずのうちに高いコミュニケーション能力が身についていることが多いです。
子供以外にも、保護者、地域の方、外部業者など様々な年代とのかかわりが多いため転職の際にはかなりの強みになります。

苦労したことは、年収の変化です。
教員の年収は民間よりも若干高くて、民間の企業に転職した際に年収が100万円近くも下がってしまったのはかなり苦労しました。

しかも、ボーナスなども教員の時は安定してもらえたのに、民間企業だと出たりでなかったりした時があり生活の安定さが教員時代に比べてなくなってしまったのが苦労しました。

(20代 公立中学校 男性)
中学校教員から転職をした感想②
私の強みは、中学校での教育経験だった。生徒たちとのふれあいの中で、彼らの成長を目の当たりにすることができた。彼らの可能性を信じ、励まし、時には叱咤激励することで、彼らが自信を持って進む姿を見ることができた。私の教育理念は、一人ひとりの個性を尊重し、彼らが自己肯定感を持ちながら学ぶ環境を作り出すことだった。これは、転職先でも生かせる強みだと確信していた。

しかし、新たな職場での苦労も待っていた。中学校の教育現場とは異なる環境で、初めて直面する課題に戸惑いを覚えた。職場の文化やルールに順応するためには時間がかかることもあった。また、新たな分野での知識やスキルを身につける必要もあった。

自分の未熟さを痛感しながらも、謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けた。
ある日、新たな職場での出来事が私の人生を変えるきっかけとなった。私は、教育の力が社会にもたらす影響を改めて実感したのだ。私の経験や知識を活かして、より広範な層に対して教育の重要性を伝える仕事に就くことができた。この仕事を通じて、私は多くの人々と触れ合い、彼らの人生に希望と可能性をもたらすことができた。

(40代 公立中学校 男性)

性別によるおすすめ転職先

続いては性別ごとのおすすめ転職先を紹介させていただきます。

 
性別による優劣をつけたい訳ではないので、気軽に聞いてくださいね!

男性教員におすすめの転職先

勉強

男性におすすめの転職先は

  • IT業界
  • 営業職

になります。(あくまでも参考程度に)

まずIT業界は今後も伸び続ける業界であると共に、常に新しい技術やスキルが必要とされる職業です。

男性は女性よりも1つの職種に長く関わる可能性が高いため、IT業界はおすすめできます。

IT業界はパソコンやゲーム好きも多いため、その点も男性の方が適性がある人が多いです。

営業職も男性の方が向いている可能性が高いです。営業での訪問先で会話する相手は男性が多く、同姓である方が話が合いやすく、取引を優位に進めやすい傾向があります。

教員は会話がとても上手なため、営業職に転職して一気に収入を伸ばす方も多いです。

女性教員におすすめの転職先

女性におすすめの転職先は

  • 事務職
  • 人材業界

などが挙げられます。事務職は時間の融通が聞きやすく、急な残業や休日出勤が少ない業種です。

家事や子育てに関わる時間が多くなりがちな女性にとって、非常にありがたい職種といえるでしょう。几帳面な方が女性に多いことも事務職を勧められる大きなポイントです。

人材業界もおすすめです。人材業界は転職を希望する方の要望を上手に聞き出すことが大切になります。男性より女性の方が相談しやすいと考える人は多いため、おすすめできる職種です。

実際私が転職エージェントを利用した際も、女性の担当者が多かったです。

 
一つの参考にしてください!

より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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女性教員からの転職

続いては理想の転職先を見つけるコツについて解説します。

養護教諭におすすめの転職先

養護教諭におすすめの転職先を紹介します。この章は、元小学校・高等学校養護教諭から転職された「沙織」さんに監修を行なっていただきました。

看護師

養護教諭の転職

看護師資格をお持ちの方は、看護師がおすすめです。

養護教諭は学校での仕事ですので、看護師資格があっても医療行為はできません。実際の医療現場で、本格的に医療系の仕事がしたい方は看護師へ転職されると良いと思います。

また、養護教諭は基本的に常勤であることが多いですが、看護師であれば、パートや夜勤など自分の生活スタイルに合った勤務体制を選択可能です。

ただし、養護教諭は基本的に「健康な子ども」が対象となり、医療的な仕事は、簡単な救急処置と健康診断の準備、保健指導くらいだと思いますので、病院で勤務するとなれば、さらなるレベルアップが必須となります。

保健師

保健師資格をお持ちの方は、保健師がおすすめです。

養護教諭も体調不良者やけがの救急処置の際に保健指導を行いますので、似ている部分が多い仕事です。

養護教諭は、児童生徒が対象ですが、保健師であれば幅広い年齢層の方を対応することになり、内容も養護教諭より医療的知識が必要となるため、やりがいが増すでしょう。

保健師の中でも行政保健師であれば、県や市の採用試験に合格する必要があります。

時期を逃さずに応募する必要がありますし、勤務をしながら採用試験の勉強をするのは大変かもしれません。産業保健師となる場合も狭き門となるかもしれませんので、めげずに挑戦していく必要があります。

一般事務職

護教諭の業務では、保健だより作成や健康診断の事務処理などで、パソコンをよく使用します。

そのため自然にワード、エクセルは使用できるようになります。健康診断表や保健調査表、修学旅行前の健康調査表など、様々な書類を扱いますので、それらを整理して、保管しておく必要もあります。

見た目以上に、事務作業が多い仕事ですので、それが苦でなかった方は、一般事務職に転職されることをおすすめします。普段から、個人情報を扱う書類を含め、書類管理に気を遣っている養護教諭であれば、事務職でも活躍できるでしょう。

養護教諭からの転職を検討している方は、dodaを利用してみましょう。

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養護教諭の転職

特別支援学校教諭におすすめの転職先

特別支援学校教諭におすすめの転職先を紹介します。この章は、元特別支援学校教諭から転職された「だいすけ」さんに監修を行なっていただきました。

デイサービス

デイサービス

ディサービスは、発達に課題がある子どもに向けて、放課後や夏休みなどの長期休みの期間に、生活能力向上のための訓練を行う施設です。

特別支援学校教諭を辞めても、子どもの発達を支援したいという人におすすめです。

教員免許があれば児童指導員として働くことができます。さらに、児童発達支援管理責任者の資格を取得すれば、給料を上げることも可能です。

時短勤務やフレックスタイム制度を導入しているディサービスも多く、残業も少ないので時間に余裕を持って働ける環境が整っています。

 
残業が少ないのは大きなメリットだね!

介護職

介護士

介護職とは、介護が必要な人の食事、入浴、排泄、移乗などの身体介助や、掃除や洗濯、買い物などの生活援助を行う仕事です。

年齢や学歴などによる制限が少なく、転職しやすいのが特徴。

生活指導員やケアマネージャーなど介護に関する資格を取得すれば給料アップも期待できます。

ただし仕事では利用者の体を支える機会も多いため、ある程度の体力が必要な点は考慮しておきましょう。

困っている人を支援したいという気持ちが強い人は、介護職を検討してみるとよいでしょう。

 
今後の需要が大きくなる仕事だね!
  • デイサービス
  • 介護職

などは特別支援学校教諭からの仕事に特にお勧めできる仕事です。特別支援学校からのおすすめ転職先を詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

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特別支援学校からの転職

栄養教諭におすすめの転職先

栄養教諭におすすめの転職先を紹介します。この章は、元栄養教諭から転職された「そら」さんに監修を行なっていただきました。

市町村役場の職員

公務員
必要な資格
栄養士・管理栄養士

地域社会や地域住民に貢献することで役立てたい人は行政栄養士がよいでしょう。

住民が抱える健康問題の解決に向け、都道府県や市町村の健康政策の企画・立案が役にたち、健康教育などを行います。

健康寿命の延伸や健康格差の縮小など色々な課題がありますが、前向きに地域の役に立ちたいと考える方にはピッタリです。

※乳幼児から高齢者まで、それぞれのライフステージに合わせた健康作りをサポートすることが必要なため指導や取り組みが多岐に渡ることもあります。

また、採用時期などには十分に注意する必要があります。

食品関連会社

食品会社

食べることに興味があり、多くの人と関わりながら何かを作り上げるのが得意な場合は、食品会社の勤務をおすすめします。

コンビニや宅配サービスに健康食品など多くの食に関わる会社が増えているため、食品開発や食品安全が会社にとってとても重要視されています。

時間がかかる計算や実験などにも根気よく続け、営業などとコミュニケーションを取るなど人との関わりが好きな場合は特におすすめです。

※人気の仕事でもあり長年勤務される方が多いためタイミングや働きたい会社をしっかり調べて行動されることをおすすめします。

 
栄養教諭の転職先を詳しく知りたい方は下の記事を見てね!
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栄養教諭からの転職

教師からの転職を成功させる3つのポイント

教員を辞める

教師からの転職を成功させる3つのポイントを紹介します。

3つのポイントは以下の通り。

  • 仕事内容が嫌なのか働き方が嫌なのかを明確にする
  • 民間と公務員との違いを理解する
  • 教員の強みを理解する

の3つです。それぞれ詳しく解説をしていきます。

仕事内容と働き方のどちらが嫌なのかを明確にする

初めに大切なのは「なぜ教員を辞めたいのか」を明確にすることです。

 
なぜ辞めたいか?

そうです。例えば「教育といった仕事内容が自分に合わなかった」という場合と「教育は好きだが教員という働き方が嫌だ」という場合では、希望する転職先は大きく変わるでしょう。

この点を整理しないで転職活動を行うと、希望とはことなる職種に転職してしまうことになりかねません。

転職活動をしながらでも構わないので「なぜ教員を辞めたいのか」は必ず意識しながら転職活動を行うようにしましょう。

教員と民間企業との違いを理解する

続いては、教員と民間企業の違いを理解することです。

通常、教員よりもブラックな仕事はほとんどありませんので、必要以上に民間企業にビビる必要はありません。

 
民間では通用しないと勘違いしている先生方は多いよね。

そうですね。先生方の学生時代を思い出してほしいのですが、平均よりは優秀だった人がほとんどなはずです。

つまり教員は民間企業でも余裕で通用します。(エリート企業ではどうかわかりませんが…)

なので先生方には自信をもって民間企業で勤めていただきたいのですが、教員と民間の違いには注意です。

まず教員は、時間や費用対効果にルーズなところがあります。

例えば職員会議。だらだらと行う学校も多いですが、仮に教員の時給が3000円、人数が30人とすれば、一時間で9万円の人件費が発生しています。

このような意識が低い教員が多いため、ムダに長くなりがちなのです。

その他にも、ビジネスマナーなどにも注意が必要です。

とはいえ、教員は人との関わりは上手なので、マナーの基本を押さえれば心配いりません。

自信がない人は下記の本を読んでおけば十分ですよ。

 
メールやエレベーターなどの基本マナーを学べるよ!

教員としての強みを理解する

先輩

教員としての強みを理解しておくことも重要です。転職先を選ぶ際の起点になるだけでなく、転職の成功率も高めることができます。

教員の強みとしては以下のものがあります。

  • コミュニケーション能力
  • プレゼンテーション能力
  • 専門教科の知識
  • 教育に関する専門知識

などが代表例です。教師は、個人個人得意なことや専門知識が異なりますので、自分が得意なことを棚卸ししながら、転職活動を行うようにしましょう。

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教員からの転職を検討中教員の強みがわからない効果的なPR方法を知りたいこのような悩みを持つ先生方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。この記事では長所を伝える時の3つのポイント教員の強み[…]

教員の強み

これらのポイントを押さえることで、転職の成功率は高まります。

自己分析だけでなく、エージェントの人からもアドバイスをもらうと、自分を客観的に見つめ直すことができますよ。

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先生が自分に最適な転職先を見つけるコツ

夏休み

元教員が自分に合った転職先を見つけるコツは大きく2つの方法があります。

  1. 転職エージェントを利用する
  2. 転職サイトを利用する

の2つです。これらを上手に活用することが、教員からの転職で失敗しないためのコツです。

以下で詳しく解説していきます。

転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、無料で転職相談に乗ってもらったり、転職先を紹介してもらえるサービスのことです。

 
無料なの?

そうです。転職エージェントは転職が成功した際に、紹介した会社から報酬をもらう仕組みです。

そのため転職者は一切の費用がかからないのです。

転職エージェントで受けられるサービスは以下の通り。

  • 自分は転職をすべきか
  • 求人の紹介
  • 企業との日程調整
  • 待遇・年収

です。エージェントは企業を厳しくチェックするので、ブラック企業を掴むリスクもかなり下がります。

教師よりブラックな企業は、ほぼありませんが…。

転職エージェントは、代表的なものだけでも以下のようなものがあります。

エージェント
完全まとめ
doda
★doda
recruit_agent
リクルート
mynavi-agent
マイナビ
マイナビジョブ20s

マイナビ20
ハタラクティブのロゴ
ハタラクティブ
就職shopのロゴ
就職shop
pasona
パソナ
リクルートダイレクトスカウトのロゴ
リクルートダイレクトスカウト
ビズリーチのロゴ
ビズリーチ
マイナビITのロゴ
マイナビIT
UZUZのロゴ
UZUZ
JACリクルートメント
JACリクルート
メント
エジュケーションキャリアのロゴ
Education Career
はじめての学童指導員ロゴ
はじめての
学童指導員
教員人材センター
教員人材
センター
公開求人数186,947125,89828,1612,6182,500非公開35,97169,30417,10015,00040011,2041,199不明不明
得意年代全年代全年代20代20代
第二新卒
既卒
第二新卒
既卒
第二新卒
30代30代30代全年代20代30代全年代全年代全年代
得意業種全業種
(教育も強い)
全業種全業種未経験OK全業種未経験ハイクラスハイクラスハイクラスIT理系ハイクラス
外資系
教育教育教育
サポート期間実質無期限3ヶ月実質無期限実質無期限6ヶ月1年間原則6ヶ月不明実質無期限実質無期限不明実質無期限実質無期限不明不明
得意地域全国全国全国東京・大阪・名古屋関東・近畿東京・神奈川・千葉・埼玉・京都・兵庫全国全国全国全国首都圏・名古屋・大阪・福岡全国関東・関西全国関東
総合評価
(5.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
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おすすめはdoda です。求人数が最大級・全世代・地域・業界に対応しており、「教員公務員」の特化カテゴリーもあります。

転職においては求人との出会いの数が正義なので、このエージェントを選んでおけば間違いありません。

「転職すべきかどうか?」の相談から乗ってもらえるので、登録し、相談に乗ってもらうのもよいでしょう。

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ポイント

転職活動は「意志を固めてからするもの」という考え方の人がいますが、これが落とし穴です。

転職活動は「とりあえず始めてみる」ものです。そして教員を続けたいなら、転職活動を辞めるだけなのです。

転職サイトの利用もあり

転職エージェントよりも気軽に転職活動をしたい人は「転職サイト」の利用がおすすめです。

転職サイトは自分で気軽に求人を検索できるサイトのことです。

活動の手始めに、気になる求人を探すのにおすすめです。

転職サイトは「ミイダス」がおすすめ。ミイダスは10万件の求人を検索できるだけでなく、自分の適正年収も診断ができます。

ミイダスの例

とりあえず転職サイトを利用してみたいときは、ミイダスを使ってみてください。もちろん無料です。

注意

転職サイトのみで転職を完結するのは、プロのアドバイスが無くリスクが高めです。

本気で活動を開始するなら、転職エージェントも併用するのが安心です。

 
転職失敗のリスクは極限まで下げよう!

転職エージェント・転職サイトを詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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転職サイトと転職エージェント

転職先を探す際の必須知識

最後にどの年代の方にも知っておいてほしい、転職先を探す際の必須知識を紹介します。

  1. 固定残業代
  2. 離職率
  3. 直近3年間の離職率
  4. 有給取得率
  5. 年間休日
  6. 基本給
  7. 休みの形態

の7つについて詳しく解説します。

 
必ず覚えておこう!

固定残業代

固定残業代とは、働かなくても決まった残業代がもらえる制度のことです。

 
そんなに素晴らしい制度があるの?

素晴らしいと感じた方は危険です!ぱっと見は「残業がなくても残業代がもらえる」ということになりますが、そんなに甘くありません。

実質「うちの会社は残業がありますよ」と言っているようなものです。しかも残業時間は多く、基本給が少ないことが多いです。

固定残業代により、手取りを高く見せているのです。

教員を悩ます給特法「定額働かせ放題」と同じ理屈です。

離職率

離職率を求人情報に載せている会社は非常に少ないです。載せている会社はホワイトな会社と言ってもいいでしょう。

また、辞めた方の退職理由は必ず確認しましょう。聞いた時にごまかす会社や、曖昧な返答する会社は怪しいです。離職率20%以上の会社はブラック企業の可能性が有ります。

直近3年間の離職率

とても重要な項目です。ここ最近でやめた人がいるかどうか、必ず確認しましょう。

直近3年間の離職率が30%以上であればブラック企業の可能性が高いです。

サイトに載っていなくても、転職エージェントの方や、転職先の方に直接質問して確かめてみてください。

有給取得率

休み

有給には有給取得率と消化率があります。特に有給取得率は必ず見るようにしましょう。

日本の法律で1年間に5日間有給を消化しなければいけないという決まりがあります。

ですので、どの会社も有給は取れます。そのため5日間以外の平均取得率を見ることがおすすめです。

年間休日

年間休日とは、社員を募集しているその会社が定めている年間の休日日数の合計です。

例えば週休2日と言われても、全体の休日を正確に表しているとは言えないからです。

年間休日は、昨年の実績の数字をもらうようにしましょう。

  • 116日以下の会社
  • 昨年の実績をすぐ答えられない会社

危険です。

求人に記載ある年間休日と口頭で言われた年間休日の日数に5日以上誤差がある場合は要注意です。夏季休暇や年末年始についても必ず聞くようにしましょう。

基本給

入社後、基本給に後悔する人は多いです。

企業の中には、社員の給料を少なくするために、いろんな手当をつけて手取りの金額を大きく見せようとすることがあります。

基本給を気にして転職する人は少ないので、手取りの金額だけを見てしまうと不景気の時に給料下げられてしまいます。

休みの形態

週休2日制」と「完全週休2日制」の違いは必ず理解しておく必要があります。

完全週休二日制
毎週必ず2日の休みがあること。
週休二日制
1年を通して、月に1回以上2日の休みがある週があり、他の週は1日以上の休みがあることです。

つまり週休二日制は「月に一度しか二日の休みが無い」ばあいもあるのです。

これは年間にすると休みで30日以上変わる可能性があります。 30日とはまるまる1ヵ月ですから非常に大きいです。

年間休日116日以下の会社は、平均より休みの日数が少ないです。覚えておきましょう。

まとめ

これで、教員からのおすすめ転職先・再就職先の紹介を終わります。

  1. 塾・予備校
  2. 家庭教師
  3. 教材制作・教材企画
  4. 事務
  5. 営業
  6. IT企業
  7. 人材業界

これら7つを紹介させていただきました。

転職先は星の数ほどあります。

この記事を参考に、みなさんの1年後が光輝くものになれば、これほど嬉しいことはありません。

みなさんの転職成功を、心よりお祈り申し上げます。

転職エージェント「doda などに登録すると、多くの求人と出会うことができます。

dodaは求人数が日本最大規模で、全年代・全業種・全地域に対応しています。さらに教育関連にも強く、教員からの転職に非常におすすめできるエージェントです。

良い求人はすぐに無くなってしまうので、ぜひ登録をして求人を探してみてください。

doda以外の転職エージェントについては、以下の記事を参考にしてください。

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