- 教員免許を持っている
- 教育職からの転職を検討中
- 教育に関わる仕事がしたい
このページはこのような方へ向けて作成しています。
教員免許を活かせる求人を探している人には、必ず役に立つ内容となっています。
教員免許を活かせる求人・仕事の一覧(教師以外も)
それでは早速、教員免許を活かせる求人・仕事を紹介していきましょう。
おすすめは以下の通りです。
- 学校教員
- 塾講師・予備校教師
- 家庭教師
- 教材制作者
- 学童指導員
- 教育関連企業
- ライター・編集者
- 公務員(教育関連)
- 教育系NPO・NGO
それぞれ解説をしていきます。
学校教員
まずは学校教員です。教員免許を活かす仕事としては、最もオーソドックスなものですね。
「教員免許をとったのは教師になるため!」という方も多いでしょう。
一方
教師になったものの、労働環境が悪く、転職を考えこのページを見ている方も多いと思います。
「教師が嫌なわけでなく、労働環境が嫌」という方もいるかもしれません。
そのような方は、私立学校の教員も検討することで、抱えている悩みを解決できるかもしれません。
ここでは、公立学校と私立学校の違いをまとめておきますね。
公立 | 私立 | |
雇用形態 | 公務員 福利厚生も手厚い | 民間会社員 福利厚生は学校による |
給料 | 自治体により一定 残業代は無い(調整額4%) | 概ね公立と同額 残業代あり |
休日 | 基本はカレンダー通り 休日出勤もありえる | 日曜+平日1日が多い |
業務内容 | 教科指導だけでなく 福祉も担うことが増えている | 公立と最も異なるのは、生徒募集の業務 |
異動 | 自治体内で数年ごとに異動 | 原則異動はなし |
公立の教員を辞めた方でも、学校が肌に合えば私立学校で充実して働けることは十分にありえます。
教員免許を持っている方には、ある意味最適だといえますね。
公立学校の正規教員であれば、教員採用試験に合格をする必要があります。
公立の非常勤講師であれば、Googleで「都道府県 公立学校 非常勤講師 募集」などと検索すると良いでしょう。
以下のような情報が出てくるはずです。
私立学校は日本私学教育研究所で探すと良いでしょう。
公開されているPDFを見てみてください。現在の求人情報を見ることができますよ!
もしくは、東京都(または、神奈川・千葉・埼玉もギリギリ可能)にお住まいでしたら、教員人材センターというサービスもおすすめです。
こちらのサービスを利用すれば、あなたの仕事に求めるものにマッチする学校を紹介していただけますよ!
そうですね。
また、教員に興味があるけど、他の教育職にも興味がある⋯。
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転職エージェントとは
無料で仕事の相談・紹介をしてもらえるサービスです。
dodaは全年代・全地域の職種に対応しており、公務員専門のカテゴリーをもつなど、教育職に強い転職エージェントです。
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塾講師・予備校講師
教員免許を活かす仕事をするのであれば、塾講師・予備校講師もおすすめです。
特に前職が教員だった場合は、かなり採用されやすくなるでしょう。
- 教員の経験をフルに活かせる
- 給与が安定している
- 経営など責任あるポジションも狙える
など、やりがいや収入面にも恵まれた職種です。
授業や子どもは好きだけど、「学校という働き方がムリ」という人には非常におすすめ。
私が個人的に気になる点としては、夜型中心の仕事なので、夜に弱い人は向かないかな?ということです。
実際、私は朝方人間なので、塾が朝から昼にかけての仕事であれば、確実に塾講師をしていましたね。
「塾講師として働く!」と決めているのであれば塾講師ナビというサイトが最も良いでしょう。
塾講師も探したいし、塾講師以外の仕事にも興味がある⋯。という場合には、
教育関連の仕事に強い、doda にも登録をしておくと良いでしょう。
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家庭教師
教員免許を活かせる仕事。3つ目のおすすめは家庭教師です。
家庭教師には、以下のようなメリットがあります。
- 時間や働き方の融通がきく
- 給与を上げやすい
家庭教師は、曜日や時間帯に融通がききやすい仕事です。
また、実績を上げていけば、それが給与にも反映されます。
教員免許を持っていれば採用もされやすく、とてもおすすめができます。
また
近年は「オンライン家庭教師」もブーム。
「ほどよい距離感」「コロナ対策」「先生の移動がない」などが人気の理由だそうです。
講師側にとっても、オンラインによって仕事の幅が広がっています。
家庭教師の仕事の探し方には
- 企業に所属する
- クラウドソーシングサービスを利用
- 個人で家庭と契約する
などの方法があります。
一般的な方法は企業に所属することですが、自身があればクラウドソーシングサービス(「ココナラ」「ランサーズ」など)や個人契約を検討しても良いでしょう。
教材制作者
教員免許が活かせる仕事。4つ目は教材制作職です。
その通りです。問題や解説を作ったりするのが主な仕事になります。
私もフリーランスとして、教材制作の仕事は数多く請け負っています。
子どもと直接関わるよりも、教材を作成することに興味がある人におすすめです。
パソコンなどに慣れていて、画像・動画などを作成できる人は、より需要があるでしょう。
教材制作職はdoda などの転職エージェントで探すことが可能です。
学童指導員
学童とは、共働きの家庭など保護者が自宅にいない時間が長い子どもたちを預かる施設のこと。
「学童」以外に、「学童保育」、「学童クラブ」、「放課後児童クラブ」といった呼び方をされることもあります。
- 都道府県が運営
- 市区町村が運営
- 私設として運営
など、パターンはさまざまです。
学校や塾、家庭教師と異なるのは、成績などの評価と関係がない仕事であるため、子どもたちと柔軟に接することができることです。
「授業よりも子どもと関わることが好き」という方におすすめです。
学童指導員に必要な資格はありません。
しかし、教員免許があれば「放課後児童指導員資格」という資格をとることができます。
放課後児童指導員資格とは
- 保育士資格を有する者
- 幼・小・中・高の教諭になる資格をもつ者
が自治体で研修を受けることでとれる資格です。(他にも条件はあり)
2015年に設けられた資格で、学童施設に1人は必ず放課後児童指導員が必要になります。
そのため、学童指導員を志すのであれば、とってもよい資格だと言えるでしょう。
学童指導員の求人を探す際ははじめての学童指導員を利用するのがおすすめです。
dodaのように無料で利用でき、住んでいる地域の学童を紹介してもらうことが可能です。
学童の仕事を探す際は、ぜひ利用してみましょう。
学童指導員の仕事を探すなら
教育関連企業
続いては教育関連企業です。
これは非常に広い意味を持つ言葉です。
- 学校に関連する仕事
- 子どもに関連する仕事
- 教材制作に関連する仕事
などが中心となりますが、新社会人の教育や、英語・プログラミングなどの人気の習い事関連の仕事もあります。
仮にあなたが教員経験者だった場合、現場の意見が重宝される可能性もあるでしょう。
職種が非常に多岐にわたりますが、doda などの転職エージェントで相談すれば、あなたに最適な仕事を提案してもらえるでしょう。
転職エージェントを使用することは、ブラック企業をつかむリスクを減らすためにもとても大切です。
必ずエージェントを利用し、離職率なども相談した上で仕事を提案してもらいましょう。
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ライター・編集者
続いては、ライター・編集者です。これは教員や教育に関する仕事を経験した方に特におすすめです。
ライターは、自分の経験をもとに、依頼された記事を書いていきます。
特にWebライターは、求人だけでなく副業としても人気の仕事です。
書くことや文字を読むことが得意な方は、教育関連のライター・編集者の仕事にチャレンジしてみるのもよいかもしれませんね!
教員免許を活かした仕事を探す際のポイント
続いて、教員免許を活かした転職をする際のポイントを紹介します。
ポイントは以下の通り。
- 転職の軸を決める
- 求人情報の収集効率化
- 履歴書や職務経歴書の工夫
それぞれ解説をしていきます。
転職の軸を決める
転職の軸とは、転職活動において自分が最も重視する価値観や基準を指します。この軸が明確であれば、迷わずに求人選びができ、適切な職場を見つけやすくなります。
たとえば、キャリアアップを目指すなら「スキル向上」や「ポジションの向上」が軸となるでしょう。
一方で、ワークライフバランスを重視する場合、「勤務時間」や「柔軟な働き方」が軸となります。
転職の軸を設定する際は、自分の長期的なキャリアビジョンや生活の優先順位を考慮し、何を妥協でき、何を妥協できないかを明確にしておくことが大切です。
この軸がぶれると、入社後に「思っていた環境と違う」と感じるリスクが高まるため、しっかりと自己分析を行い、転職活動を進めることが成功のカギとなります。
求人情報の収集効率化
また、求人情報の収集を効率化させることも大切です。
「転職をしたい」という日の、3〜6ヶ月前から転職活動に取り組むのが一般的です。
転職の情報集めは、仕事ごとにこの記事で紹介した方法を使うと良いでしょう。
特にdoda に登録をしておけば、非公開のお宝求人なども紹介してもらえる可能性がありあます。
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求人情報は頻繁に更新されます。良い求人はすぐに無くなってしまうので、こまめにチェックするようにしましょう。
教員免許を活かした履歴書や職務経歴書の工夫
教員免許をもっている強みが、効果的に伝わるような資料作りの工夫も大切です。
これまでに仕事をしてきた経験・大学で学んできた経験が、希望する企業でどのように役に立つのかを具体的に伝えられることが大切です。
このサイトでは、履歴書・職務経歴書の書き方も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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教員免許を活かした転職の体験談
最後に、教員免許を活かした転職の体験談を紹介します。
この体験談はランサーズを利用し、独自に調査・集計をしたものです。
(以下は実際の調査の画像)
- 30代 女性
- 転職前は教員免許を使って教員をしていました。
その後転職し、今は個別指導塾で働くかたわら、フリーランスとしても仕事をしながら多岐に渡って活動しています。
やはり教育業界はどのような仕事であっても割と時給が高い傾向にあり、金銭面や条件面で優遇されていると思います。
また教員免許を取得しているというのは、やはりかなり強みになるようで、どこの塾に面接を受けに行ってもかなり重宝されていました。
教員免許があることによって箔が付くというか、かなり売り手市場という感じがします。
教員免許があることによって転職活動はかなり有利に進むと思いますので、学生の皆さんは取得されることをおすすめします。
特に教育業界において強みを発揮すると思いますが、その他の業界でも面接の際の武器になるとは思います。
- 20代 男性
- 大学卒後、最初は非常勤講師の仕事をしておりました。しかし、労働時間の割に収入が増えず、悩んでおりました。そんな時に、教員免許を取得していれば労働可能な仕事を見つけました。
それは、高校の舎監の仕事です。寮に泊まり込んで生徒を監視する仕事内容になります。主な勤務時間は18:00〜8:00で、日中の仕事を終えてから働くことができ、収入を大きく増やすことが出来ました。そして、非常勤講師の仕事を減らして、前からやりたかった陸上教室のコーチをしています。
保健体育の教員免許を持っており、生徒の前で体育を教えたいた為、子供達の前で陸上を教える事が武器になっており転職にとても役立ったと思います。人前で教える仕事などの転職には、教員免許は強みになると思いました。
- 30代 女性
- 食品メーカーに務めていました。大学で取得した栄養教諭へと転職しました。
食品メーカーの研究開発部門で働いていたのですが、栄養教諭として働く夢にがあったので、小学校に空きがあると知人に教えてもらい。30代にチャレンジしたいと思いました。食品開発の知識を活かした、魅力的な給食メニューの考案や食育授業での専門的な栄養知識の提供や企業での経験を活かしたプレゼンテーションを子どもバージョンに変更して頑張りました。異業種からの転職組は学校の中でも自分で言うのもなんですが、新風を吹かせた思います。児童の食への興味を高めることができたり、保護者への食育を進めたり、無理のないように勉強会をはじめたりして、毎日充実した日々をおくることが出来ています。
その通りですね。だれも気づいていないような素晴らしい仕事が、まだまだたくさんありそうです!
まとめ
これで「教員免許を活かせる求人や仕事」の解説を終わります。
免許を活かした求人は思いのほか多様なものがあります。
始めのうちから視野を狭めすぎず、転職エージェントなどを利用しながら、あなたにピッタリな仕事を見つけてくださいね!
完全無料!登録は3分!
みなさんの1年後が、さらに明るく楽しいものになることを、心よりお祈りしています。
このサイトでは、教員からの転職に関する情報をまとめています。
気になることがある際は、またいつでも遊びに来てくださいね!