【教員からの転職】職務経歴書の書き方をサンプル付きで解説

教員からの転職。「職務経歴書に何を書いていいか分からない。」「企業にアピールできる職務経歴書を知りたい。」

そのような疑問不安を持つ方は多いでしょう。この記事では、教員からの転職経験をもつ元教員が

  • 職務経歴書の書き方のポイント
  • 職務経歴書のサンプル

を紹介していきます。転職に失敗しないための職務経歴書のコツをバッチリお伝えしていきますね。

職務経歴書サンプル1
職務経歴書サンプル2
 
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はじめに

職務経歴書は、転職のプロからアドバイスをもらうのがベストです。

doda 」などの転職エージェントを利用すると無料で職務経歴書の添削をしてもらえます。

その他起業の調査年収交渉までしてくれます。転職失敗のリスクを下げるために、必ず利用するようにしましょう。

転職エージェントの詳細はこちらの記事をご覧ください。

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それでは解説を始めます。

自己紹介

さわにい」と申します。

元中学校理科の教員です。公立中学校で11年勤務しました。

過労で倒れ教員を退職。その後はIT企業に転職。

現在はフリーランスとして活動をしています。

職務経歴書とは

職務経歴書とは、これまでの業務経験スキルを確認するための書類です。

これまでにどのような仕事に携わり、どのような経験や技能を持ち、それをどう活かすことができるかを採用担当者に伝えるものです。

サイズはA4の用紙1~2枚にまとめるのが一般的です。

職務経歴書は履歴書と違い、自身の経歴に合わせてフォーマットを選択することができます。

職務経歴書は表現の仕方にも自由度があります。

履歴書に記載しない詳しい職歴をアピールするためのツールが職務経歴書。今までの自身の経験を応募企業でどのように生かせるかを採用担当者に伝え、応募から面接まで使用される書類です。

(履歴書の書き方のポイントは↓の記事)

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教員の履歴書の書き方

職務経歴書の書き方5つのポイント

職務経歴書の書き方のポイントは以下の通りです。

  1. 読みやすい書類にする
  2. 業種に合わせた強みを分析・PR
  3. 経歴とともに「工夫や取り組み」を書く
  4. 「できること」と「やりたいこと」を明確に
  5. 最終チェックを怠らない

詳しく解説していきます。

読みやすい書類にする

まずは、職務経歴書が「見やすい」かを意識しましょう。

空欄・空白が多すぎていても味気ないですし、反対に文字文字していても読む気がなくなってしまいます。

文字の大きさは10.5ポイント

文章は左揃え

フォントが統一されている

1行当たりの文字数は40文字程度

句読点がまったくない行が無い

見出しや改行があり、文が続いていない

まずはこれらの点だけでも押さえておきましょう。

キャリコネ転職さんに、参考になる画像がありましたので引用させていただきます。

10.5ポイント以下
文字サイズが小さい
センター揃え
センター揃え
フォントがばらばら
フォントがバラバラ
 
句読点が無く、文字が多い
句読点がない
改行がない
改行がない
良い例
良い例

見やすいレイアウトは基本中の基本になります。1つでも当てはまると、大きな減点につながると心得ましょう。

業種に合わせた強みを分析・PRする

職務経歴書を記入する際に大切になるのが、「強みの分析・PR」です。

あなた独自の強みを分析しつつ、応募する企業にとって魅力的に移る強みをPRする必要があります。

教員がアピールすべき強みの一覧は下の記事にまとめているので、一度は目を通しておきましょう。

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教員の強み

特に

  • コミュニケーション能力
  • プレゼンテーション能力
  • 教員で得た専門知識

などはアピールしやすい強みになるでしょう。

強みの記事」で詳しく解説していますが、これらを「エピソードを交え」具体的にPRするとよいでしょう。

また、PCスキルもしっかりとアピールすることをお勧めします。

秀でたスキルがなくとも、「問題なく使える」ということを企業に伝えておく必要があるからです。

企業の人は意外なほど教員のスキルを把握していません。「これくらいはわかるだろう」と考えず、PRすることが大切です。

職務経歴書はプロにチェックしてもらおう

良い職務経歴書を書くのはとても難しいです。ベストはプロにチェックしてもらうこと。

doda などの転職エージェントでは、プロの担当者が職務経歴書を添削してくれます。

その他、「転職すべきか」という相談からすべて乗ってくれます。良い求人はすぐに無くなってしまうので、転職希望者は必ず登録しましょう。

転職エージェントを100%使いこなしたい方は以下の記事も参考にして下さいね!

もちろん無料です。

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転職サイトと転職エージェント

経歴とともに「工夫や取り組み」を書く

職務経歴書のコツ

職務経歴の詳細を書く時、「どんな業務を担当してきたか」を書くことが大切です。

しかし、それだけではアピールにつながりません。大事なのは、「日々の業務の中で、どのような工夫取り組みをしたのか」という仕事への姿勢を書くことです。

例えば、「生徒会主任として、学校運営の中心となりました。だけでなく

「生徒会主任として、学校運営を円滑に進めるため、会議での提案前には管理職、学年主任の先生にあらかじめ相談をし、会議はスムーズに進むよう配慮を欠かしませんでした。」

などの工夫や取り組みが書いてあれば、書類選考の通過率がアップするでしょう。

「できること」と「やりたいこと」を明確に

自己PRには、まず「自分ができること」を書き、続いて「自分がやりたいこと」を書きましょう。

「できること」は、これまでの実績や数字を挙げながら、前職までの経験で何ができるのかを書きましょう。

やりたいこと」は、転職したら何をやりたいのかを書きます。

自己PRというと、「できること」だけを強調する人が多いのですが、採用担当者は「今後何をやりたいのか」も知りたがっています。

応募者の「やりたいこと」採用者の「してほしいこと」が噛み合わないと、長くは働いてくれないからです。

最終チェックを怠らない

職務経歴書を書き終えたら、最終チェックを必ず行いましょう。

職務経歴書はパソコンで作ることが多いです。パソコンは手書きに比べ、ミスが非常に多くなります。

何気ない誤字脱字なども、職務経歴書でのミスは致命的なものになります。必ず最終チェックを行いましょう。

主なチェックリストは以下の通りです。

  • 誤字はないか
  • 経歴に不足はないか
  • 見やすい書類になっているか
  • アピールしたい経歴・実績・スキルが記載出来ているか
  • 具体的な取組・エピソードが記載されているか(一般論になっていないか)
  • 語尾は統一されているか

これらは必ずチェックするようにしましょう。

また、履歴書・職務経歴書は、データをしっかりと保存するか、コピーをとるようにしましょう。

面接官はこれらの資料を元に質問をしてきます。面接前には見直しを行いましょう。

職務経歴書のサンプルを公開

最後に、職務経歴書のサンプルを公開させていただきます。

今回は元中学校英語教師、現在はフリーランスで活動されてる方の職務経歴書を紹介させていただきます。

職務経歴書サンプル1
職務経歴書サンプル2

この後はスポーツ業界の大手会社に転職し、営業に従事、同期でトップを誇る売り上げを上げたそうですよ!

 
凄い…。

とても素晴らしい職務経歴書ですので、ぜひ多くの方に参考にしていただきたいです。

職務経歴書は、必ず複数の転職エージェントでチェックをしてもらいましょう。

転職エージェントは非公開求人も多数保有しているため、上手く使いこなして下さいね。

転職エージェントについての詳しい記事は以下の通りです。

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これで、職務経歴書の書き方の解説を終わります。

この記事を参考に、先生方の1年後が明るさ、楽しさに満ち溢れたものになればこれに変わる喜びはありません。

先生方の新たな門出を、心より応援しています。

 
またねー!