【教員辞めたい】辞める前に必須の知識と対策を元教員が解説

教員を辞めて、定時に帰宅できる普通の日常を手に入れたい…。

SNSでは毎日先生方の悲痛な叫びが聞こえてきます。

私も教員時代は、9時過ぎに帰るのが当たり前、休日も仕事や部活動という日々でした。

(自分が能力が無い教員だったということもあるのですが…。)

11年間勤務をしたのち、ついには体を壊してしまい、教員を辞め転職をすることになりました。

その結果

現在は定時に仕事が終わる、普通の生活を送れるようになりました。

教員は素晴らしい職業ですし、私は今でも現役の先生方を尊敬しています。

(私も体が元気になれば、もう一度教員にチャレンジしたいです…。)

ですが、教員の労働環境は悪化の一途をたどっています。

この記事を読んでいる先生方の中にも

  • 定時に帰宅したい
  • 休日は休みたい
  • 残業代がほしい
  • 理不尽なクレームから解放されたい

のように、普通の生活を手に入れたいと考えている人は多いかもしれません。

 
そう考えるのも当然でしょ。

そうですね。

しかしその一方で、

  • 教員辞めていいのかな?
  • 教員の辞め方は?
  • 転職の仕方は?

という不安も同時に抱えていることでしょう。

教員を辞める際には恐怖心を感じる人が多いからです。私もそうでした。

(以下は教員からの転職者100名に私がとったアンケート)

転職に対する恐怖心

この記事では元教員の私が、教員を辞める際に必要な知識や、辞める際のポイントをまとめています。

私自身の経験や、教員からの転職者アンケートをまとめ、丁寧に作成しています。

 
ぜひ参考にしてくださいね!

1点注意

私は先生方に「転職しなさい」とも「教員を続けなさい」とも言う気はありません。

教員を辞めて後悔しても、教員を続けて後悔しても、誰もあなたの人生の責任はとってくれません。

ぜひこの記事を参考に、ゆっくりと考えていただければと思います。

結論!教員を辞めたいなら転職活動をしてみよう

教員を辞める

この記事は長いので、まず初めに結論をお伝えします。

結論

教員を辞めたいなら転職活動をしてみよう!

というものです。

 
転職?まだ辞めようか迷ってるんだけど…。

そのような考え方は、よくある失敗例です。転職活動とは辞めようか迷っている時に行うべきなのです。

重要

× 退職を決意 → 転職活動を開始

転職活動を開始 → 退職を決意

ということを頭に入れておきましょう。

転職活動をしてみてこそ「教員よりも良い仕事がたくさんあるな」ということに気づけるのです。

もしも転職活動をして「教員が一番いいな」と考え方が変われば、教員を続ければいいのです。

(教員よりブラックな仕事は少ないのですが…)

ですので「教員を辞めたい」と考えている人は転職活動をしてみましょう。

そこには新たな世界が広がっているはずです。

転職活動をするにはdoda がおすすめです。求人数が日本最大級で全年代・地域・業種に対応しています。

教員からの転職に力を入れていることも高評価です。

一人で転職活動を行うと、転職失敗のリスクが跳ね上がってしまいます。転職エージェントは必ず利用しましょう。

担当者が親切に相談に乗ってくれますよ。

ただし、担当者には当たり外れがあります。最悪、無理やり転職をさせようとする人もいます。

そのような対策として、複数の転職エージェントに登録しておくと、リスクを激減させることができます。

その際は「リクルートエージェント」を利用するとよいでしょう。こちらも日本最大級の転職エージェントです。とても使い勝手が良いサービスです。

 
dodaとリクルートエージェントで、日本のほとんどの求人がカバーできると言われているよ。

転職サービスについて細かく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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転職サイトと転職エージェント

教員を辞めたいと思ったなら、転職活動をしてみよう。

これがこの記事の結論になります。

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【重要】心身の不調を感じている方へ

辞めたい

もしも教員に疲れ、心身に悪影響が出ている方は、勇気をもって休んでいただきたいと強くお伝えします。

私自身が倒れた経験があり、4年近く経った今も後遺症が残っているからです。

  • 食事
  • 睡眠
  • 動悸
  • 呼吸

などに違和感を感じている人はすでに赤信号です。一刻も早く休んでほしいです。

勝手なお願い、失礼いたしました。それでは解説を続けていきます。

 
無理はしないでね!

教員を辞めるメリットとデメリット

続いては教員を辞めるメリットデメリットを紹介します。

私は教員からの転職者に、たくさんのインタビューやアンケートをとっております。その情報を漏れなくお伝えします。

教員を辞めるメリット

教員を辞めるメリットは、大きく次の3つになります。

  1. 自由時間が増える(夜・休日)
  2. 人間関係のストレスが減る
  3. 新たなチャレンジができる

それぞれ詳しく説明していきます。

メリット① 自由時間が増える

教員を辞める最大のメリットは「自由時間が増える」ということでしょう。

以下、私が教員からの転職者100名に行ったアンケートの結果です。

残業時間の変化
転職後の休日の変化

この結果から、教員から転職をすると自由時間が増える可能性が高い。と言えるでしょう。

後述しますが、給与面のみを考えると、教員のままでいた方がいい場合もあります。

ですが、自由時間に重点を置きたい人は教員を辞めるメリットが大きいと言えるでしょう。

ちなみに

「教員の給与は悪くない」これは事実ですが、自給換算をすると、教員の給与はかなり低くなります。

これは無償の残業が多すぎるからです。この点は押さえておきましょう。

 
教員に疲れた人は辞めるのもアリだね…。

メリット②人間関係のストレスが減る

教員を辞めるメリットの2つ目は、人間関係のストレスの激減が期待できることです。

教員は多忙なだけでなく、人間関係のストレスが大きいことが辛さに拍車をかけます。

教員を辞めるとストレスはかなり減ります。

例えば事務職は、仕事上のイレギュラーがかなり少なく、安定して仕事をすることができます。

私の妻は事務職ですが、3年間で残業は1度だけです。(インボイス制度の説明会のみ)

もちろん

実際にストレスが減るかどうかは、転職してみないとわかりません。

とは言うものの、私が転職者に行ったアンケートでは転職に後悔している人が非常に少ないです。

ストレスが減る可能性は高いと言って良いでしょう。

後悔はあるか
 
教師は本当に大変なんだね…。

メリット③ 新たなチャレンジができる

教員を辞める最後のメリットは「新たなチャレンジができる」ということです。

実は30代以上の教員は、昇進に希望を持っている人が非常に少ないのです。

このような現状から「教員を辞めて新たにチャレンジをしよう」という人はとても多いのです。

一度教員の正解から転職をすると、非常に身軽な立場になります。

教員からの転職一発目で100点満点の職場に転職できる可能性は高くありませんが、将来を見据えキャリアを積んでいく選択肢が現れるのです。

私がインタビューをしたshowさんは、ものすごい勢いで年収を伸ばしていました。

教員時代民間1年目民間2年目
残業時間100時間/月60時間/月60時間/月
休日半日/週2日/週2日/週
年収480万580万740万

ここまで伸ばせる人は稀だと思いますが、自分のキャリアを主体的に選びたい人も、教員を辞めるメリットは大きいと言えるでしょう。

このご時世、一度教員を辞めても、また教員に戻ることは容易です。

私自身、教員を辞めざるをえなかったのですが、教員をやめて学習参考書も出版し、チャレンジをできたことを嬉しく思っています。

先生方の1年後が、明るく輝くものになることを私も楽しみにしています。

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教員を辞めるデメリット

教員を辞める際は、メリットだけでなくデメリットにも必ず目を向けましょう。

教員を辞める主なデメリットは以下の通りです。

  1. 安定した収入を捨てる
  2. 教員という地位を失う
  3. 長期休暇が無い
  4. 運動不足になる

それぞれ詳しく見ていきます。

デメリット①安定した収入が無くなる

教員の最大のメリットは「収入の安定感」でしょう。毎年必ず給与が上がり、ボーナスもあります。

残業代が無いため、自給換算をすると給与が高いとは言えませんが、職を失わない安心感は大きいでしょう。

そのため、体を壊す心配が無い方は、教員を続け、働き方を見直すことも一つの方法と言えます。

ただし

身体を壊しそうな方は、教員の安定はまぼろしだと言えます。

経験談ですが身体を壊すことは、リストラなんて屁でもないくらい大変なことです。

教員は安定していますが、教員を辞めると不安定ということではありません。

教員の偏差値は平均以上です。もちろん偏差値50以下の人も立派に働いているので、教員は民間でも十二分に通用します。

転職先に欲をかかなければ、不安定にはならないでしょう。

下のグラフは私が行ったアンケートの結果です。

教員からの転職は難しい?

個人的には「教員よりも収入を上げようとすると難しい」「収入は教員よりも一時的に下がって良ければ難しく無い」

という感じです。また、民間企業と教員の年収の平均も調べました。データによって差がありますが、参考にしてくだされば幸いです。

教員の平均年収データ①

年代平均年収
20代298.4万円
30代370.0万円
40代479.0万円
50代653.0万円
学校の先生の年収を解説より

教員の平均年収データ②

年代平均年収
20代377〜514万円
30代514〜683万円
40代676〜782万円
50代782〜898万円
平均年収.jpより

民間の平均年収データ

年代平均年収
20代348万円
30代444万円
40代510万円
50代613万円
doda

データにより差がありますが、「教員の年収は平均よりやや高い」というのは言えるでしょう。

 
心身が安定しているなら、教員はよい仕事!

デメリット②教員の地位を失う

教員を辞めるデメリット。2つ目は「教員という地位を失う」です。

一般的に教員という仕事は、周りに「しっかりとした仕事についている人だ」という印象を与えます。

事実、教員という職種が結婚などの障壁となることはほぼないでしょう。

教員を辞めるということは、その地位を失うことでもあります。これが人によってはデメリットとなるでしょう。

一方で

この点がメリットになることもあるでしょう。

私は田舎で勤務をしていたので、車の運転や出先で生徒に声をかけられることも多かったです。

町で警戒心をもって行動しないといけないのは、教員という地位の弊害かもしれません。

ちなみに、ローンを組むときなどは公務員の信用があると簡単に審査が通ります。

教員を辞めてしまうと、ローンを組みにくくなることを覚えておきましょう。

ポイント

教員を辞める前に大きな金額のローンを組むことは特に進めません。

ですが、クレジットカードが無い人は退職前に作っておくと便利ですよ!

 
辞めてから後悔しないようにしてね!

デメリット③長期休暇が無い

教員を辞めるデメリットとして「長期休暇が無くなる」ということも挙げられます。

特に大きなものが夏休みです。夏休みに1ヶ月近く休みがとれることは、教員ならではのメリットと言えるでしょう。

私は中学校教諭だったので、夏休み中も部活動で大忙しでしたが、Twitter(X)などを見ると小学校の先生はガッツリ休まれている方も多く驚きました。

もちろん校種を問わず、夏休み中も仕事はたくさんあります。

先生方、いつもありがとうございます。

とは言え私も夏休み中は定時に帰宅できていたので、転職すると夏休みは無くなるということは覚えておきましょう。

冬休みは概ね民家にもありますし、春休みはむしろ忙しいのでここでは紹介しません。

デメリット④運動不足になる

休憩

極めて個人的ですが、私が一番大きなデメリットと感じているところです。

教員は立っている時間や歩く時間が長く、その意味では健康的です。現在の私は一日中座り仕事のため、意識して散歩やスイミングに通っています。

私は運動が好きなので苦になりませんが、教員は仕事と運動が一体化されていて、よかったなと感じています。

 
めっちゃ個人的!

以上教員を辞めるメリット・デメリットの紹介でした。

辞めるメリット

  1. 自由時間が増える(夜・休日)
  2. 人間関係のストレスが減る
  3. 新たなチャレンジができる

辞めるデメリット

  1. 安定した収入を捨てる
  2. 教員という地位を失う
  3. 長期休暇が無い
  4. 運動不足になる

となります。

多くの人にとって、教員を辞めるという事はかなり恐怖心を感じます。暗闇の中に飛び込むような心境です。

ですが、辞めてみれば案外普通なものです。それもそのはず、日本人のほとんどは教員ではなく、普通に生活しているのですから。

ですのでメリット、デメリットを知ることも大切ですが、教員を辞めることに慎重になりすぎる必要はないかな。とも感じます。

(以下、私が行ったアンケート結果)

転職に対する恐怖心
後悔はあるか

まずはどのような仕事があるか、転職活動をしてみるのがいいでしょう。その後で、教員を辞めるか決定すればいいのです。

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教員を辞めたい!と思ったらすべきこと

転職前に関する質問

続いては、「教師を辞めたい!」と思ったときにすべきことを紹介していきます。

  • 今すぐ辞めたい方
  • 年度末で辞めたい方

と分けて解説していきます。

教員を今すぐ辞めたいとき

まずは教員を今すぐ辞めたい方向けです。

先生方、本当にお疲れ様でした。誰よりも子どもを思い、誰よりも真面目に働き、その結果疲弊されてしまった先生方も多いでしょう。

私はあなたのことを存じ上げませんが、それでもなお「お疲れ様でした。」とお伝えしたいです。

では、今すぐ辞めたいときに必要な手順を紹介します。

一旦は休むのもアリです

全員に強制したいわけではありませんが、まずは病休をもらって休むことはおすすめです。

教員は病気休暇をとることができます。病気休暇は労働者の権利です。

病気休暇の基本知識は以下の通り

  • ケガや病気で勤務できない時に取ることができる。
  • 教育委員会に申請する書類1枚と病院の診断書1枚必要になる。
  • 基本は最大90日取れる。
  • 給料は満額(100%)支給される。

★自治体によって異なり、休暇の日数や診断書の枚数が異なる可能性があります。

さらに休みが必要な場合は、病気休職をとることができます。

病気休職の基礎知識は以下の通り

  • 2箇所の病院から診断書をもらう
  • 給料は100%→80%になる
  • 休職は最大3年間とることができる
  • もらえる給与は次第に下がる

このように教員は、体を壊したときに支えてもらえる制度が充実しています。私も3ヶ月の病気休暇をとりました。

人によっては3ヶ月では足りない人もいるでしょう。正直、3ヶ月では復帰後のことばかり考えてしまい上手く休めません。

使える制度は使うべきで、もらえるものはもらうべきです。

病休が必要な先生も、病休をとらずにすぐ辞めたい先生も、この知識は知っておくと選択肢が広がると思います。

 
一旦休んでみるのはおすすめだよ!

今すぐ辞めたいのなら退職代行を利用する

先輩

基本的には教員である公務員は即日退職はできません。任命権者(教育委員会)の同意が必要になるためです。

ですので通常は有給や休職を活用しつつ退職の準備を進めます。

しかし先生方の中には「一切学校と関わらずに辞めたい」という方もいるでしょう。

そのような方は退職代行の利用をおすすめします。退職代行を利用すれば学校とは一切関わらずに退職することが可能です。

退職代行サービスはたくさんありますが「退職代行SARABA(サラバ)」がおすすめです。

LINEのみで対応可能。しかも24時間対応です。お困りの方はぜひ利用してみてください。

料金も24,000円と安く、非常におすすめができます。

どんなに辞めたくても無断欠勤はしない

注意点としては、どんなに今すぐ教員を辞めたくても、無断欠勤はしないことです。

地方公務員が欠勤した時の規定は、基本的には人事院の規定に準じます。(自治体により微妙に異なります)

地方公務員は独自に規定を定められるわけですが、(自治体によって微妙に異なることはあれど、)基本的には人事院の規定に準じます。

人事院の規定では「欠勤」は

  • ア正当な理由なく10日以内の間勤務を欠いた職員は、減給又は戒告とする。
  • イ正当な理由なく11日以上20日以内の間勤務を欠いた職員は、停職又は減給とする。
  • ウ正当な理由なく21日以上の間勤務を欠いた職員は、免職又は停職とする。

と定められています。正当な理由とは

  • 自然災害で公共交通機関が停止し出勤できない
  • 交通事故にあい意識不明で入院していた
  • 急な体調不良で救急車で運ばれた

などのものであり、無断欠勤は当然正当な理由には当たりません。

公務員が欠勤で「戒告」「停職」「懲戒免職」となる例は実はかなり多いです。

2019年9月17日 欠勤を繰り返し服務に専念する義務を怠ったとして、神奈川県は、環境農政局の男性職員(54)を戒告の懲戒処分とした。

県によると、同職員は昨年12月の5日間、4時間の欠勤を3回、1時間の欠勤を2回繰り返した。

いずれも体調不良などと電話連絡し、遅刻して出勤。

すでに年間24日余りあった有給休暇を使い切っており、欠勤とした。 所属長らが医療機関受診を促しても応じず、県は「正当な理由なく欠勤を続けた」と結論付けた。

欠勤する際は必ず連絡を入れるようにしましょう。(もしくは退職代行を利用)

年度末で辞めたいとき

続いては年度末に辞めたいときの方法を解説します。俗に言う「円満退職」を目指すパターンです。

体調面に不安が無ければ、年度末の退職が理想でしょう。

円満退職を目指す場合のポイントは以下の通りです。

  1. 辞めたい理由や転職で手に入れたいものを明確にする
  2. 11月頃から転職活動を開始する
  3. 秋頃に管理職に退職の意向を伝える
  4. 資金面に余裕があると安心

それぞれ詳しく解説していきます。

辞めたい理由を明確にする

まずは辞めたい理由を明確にすることが大切です。

なぜならこの点が曖昧だと転職に失敗してしまう恐れがあるためです。

  • 自由な時間を増やしたい
  • 給与を増やしたい
  • 興味がある仕事をしたい

など、転職の軸を決めておきましょう。なぜなら1回目の転職で100点満点の転職をすることはほぼ不可能だからです。

60点→80点→90点と転職を繰り返し理想の仕事に近づいていくことが基本です。

特に1回目で異業種に転職する場合は、年齢などにもよりますが多くの希望は叶えられません。

ポイント

何をどこまでなら妥協できるのか。譲れないものは何か。

しっかりと決めておきましょう。

11月頃から転職活動を行う

11月頃になったら転職活動を行うとよいでしょう。通常転職には2〜3ヶ月は時間がかかります。慌てて失敗しないためにも11月の転職活動開始をおすすめします。

転職活動は転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントとは、無料で転職のサポートをしてくれるサービスです。

「転職すべきかどうか」の相談からのってくれるので、まずは一度面談をしてみるとよいでしょう。

転職エージェントはdoda がおすすめです。

業界最大規模で、どの年代・業種・地域にも対応しています。

特に2024年はコロナの不安が解消され始め、転職市場が活性化しています。

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転職を行うまたとないチャンスになっていることは覚えておきましょう。

秋頃に管理職に退職の意向を伝える

秋頃には管理職に退職の意向を伝えるとよいでしょう。

私が調べた限りでは、秋頃に管理職から「退職希望者は管理職まで」という連絡があることがほとんどです。

このタイミングで伝えるのがベストでしょう。

退職を決心していて、早めに管理職に伝えても構わない方は、早めに伝える分には問題ありません。

もしくは、2学期の管理職との面談のタイミングがよいでしょう。これらのタイミングでしたら円満退職が可能になります。

遅くとも12月には退職の意向を伝えましょう。

1月になってしまうと、一気に円満退職が難しくなります。代わりの人を見つける手間が発生してしまうからです。

緊急の場合は仕方ありませんが、可能な限り2学期中に退職の意向は伝えるようにしましょう。

詳しくはこちらの記事を見てください。

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教員を辞めるタイミング

金銭的に余裕があると安心

退職に関してですが、もしもの際に備え、資金面に余裕があると転職活動にゆとりができます。

3ヶ月ほどの生活資金があると安心でしょう。

教員は公務員のため、失業保険がもらえません。しかし退職金がでますので、その資金を転職が決定するまでの軍資金にするのもありでしょう。

以下は教員の退職金の目安です。参考にしてください。

勤続年数退職手当の目安
1年108,857円
3年336,633円
5年674,475円
10年2,315,803円
15年4,535,733円
20年8,562,565円
25年11,900,795円
30年15,002,511円
35年16,020,528円

以上が年度末で円満退職を目指すポイントです。しっかりと押さえておいてください。

【全年代共通】転職先を探す際の必須知識

続いて、どの年代の方にも知っておいてほしい、転職先を探す際の必須知識を紹介します。

  1. 固定残業代
  2. 離職率
  3. 直近3年間の離職率
  4. 有給取得率
  5. 年間休日
  6. 基本給
  7. 休みの形態

の7つについて詳しく解説します。

 
必ず覚えておこう!

固定残業代

固定残業代とは、働かなくても決まった残業代がもらえる制度のことです。

 
そんなに素晴らしい制度があるの?

素晴らしいと感じた方は危険です!ぱっと見は「残業がなくても残業代がもらえる」ということになりますが、そんなに甘くありません。

実質「うちの会社は残業がありますよ」と言っているようなものです。しかも残業時間は多く、基本給が少ないことが多いです。

固定残業代により、手取りを高く見せているのです。

教員を悩ます給特法「定額働かせ放題」と同じ理屈です。

離職率

離職率を求人情報に載せている会社は非常に少ないです。載せている会社はホワイトな会社と言ってもいいでしょう。

また、辞めた方の退職理由は必ず確認しましょう。聞いた時にごまかす会社や、曖昧な返答する会社は怪しいです。離職率20%以上の会社はブラック企業の可能性が有ります。

直近3年間の離職率

とても重要な項目です。ここ最近でやめた人がいるかどうか、必ず確認しましょう。

直近3年間の離職率が30%以上であればブラック企業の可能性が高いです。

サイトに載っていなくても、転職エージェントの方や、転職先の方に直接質問して確かめてみてください。

有給取得率

休み

有給には有給取得率と消化率があります。特に有給取得率は必ず見るようにしましょう。

日本の法律で1年間に5日間有給を消化しなければいけないという決まりがあります。

ですので、どの会社も有給は取れます。そのため5日間以外の平均取得率を見ることがおすすめです。

年間休日

年間休日とは、社員を募集しているその会社が定めている年間の休日日数の合計です。

例えば週休2日と言われても、全体の休日を正確に表しているとは言えないからです。

年間休日は、昨年の実績の数字をもらうようにしましょう。

  • 116日以下の会社
  • 昨年の実績をすぐ答えられない会社

危険です。

求人に記載ある年間休日と口頭で言われた年間休日の日数に5日以上誤差がある場合は要注意です。夏季休暇や年末年始についても必ず聞くようにしましょう。

基本給

入社後、基本給に後悔する人は多いです。

企業の中には、社員の給料を少なくするために、いろんな手当をつけて手取りの金額を大きく見せようとすることがあります。

基本給を気にして転職する人は少ないので、手取りの金額だけを見てしまうと不景気の時に給料下げられてしまいます。

休みの形態

週休2日制」と「完全週休2日制」の違いは必ず理解しておく必要があります。

完全週休二日制
毎週必ず2日の休みがあること。
週休二日制
1年を通して、月に1回以上2日の休みがある週があり、他の週は1日以上の休みがあることです。

つまり週休二日制は「月に一度しか二日の休みが無い」ばあいもあるのです。

これは年間にすると休みで30日以上変わる可能性があります。 30日とはまるまる1ヵ月ですから非常に大きいです。

年間休日116日以下の会社は、平均より休みの日数が少ないです。覚えておきましょう。

【年代別】教員を辞めたいときに知っておくべきこと

休息

年代別に教員を辞めたいときの注意点を紹介します。

  1. 初任・新卒・1年目
  2. 20代
  3. 30代
  4. 40代以降

の順に紹介します。

初任・新卒・1年目

初任新卒1年目の方に伝えたいことは2点です。

  • 教師が嫌か職場が嫌かを見極めよう
  • 第二新卒はチャンスがいっぱい

この2点です。まずは「教師という仕事が嫌なのか、職場が嫌なのかを見極めよう」ということです。

私自身は11年間職場に恵まれて勤務していたのですが、学年の先生や管理職に悩まされる初任者は非常に多いです。

ただでさえ過酷な1年目に先輩も厳しいのであれば辞めたくなる気持ちは当然でしょう。

ですが

せっかく教員になられたのですから、辞める前に今一度教師の何が嫌なのか振り返りましょう。

20代は大変だったが、教員を続けるうちに充実し、そのまま続けている方もいます。もしも教員でなく職場が嫌なのであれば、転勤などを考えてみてもよいでしょう。

もちろん「教師という仕事が無理」という場合は転職活動を行いましょう。

また「第二新卒はチャンスが多い」ということも覚えておきましょう。

第二新卒とは
学校を卒業後1~3年で、転職または就職を志す若年の方々のこと

第二新卒であれば転職のチャンスは多く、異業種転職も十分に可能です。

特に異業種への転職を希望する場合は、できるだけ早く教員を辞める決断をするといいでしょう。

一方、教育業界への転職を希望するなら、すぐに転職しても構いませんし、数年は教員を続けてみるのも良いでしょう。

20代が辞める際に抑えるポイント

20代の方は、教育業界にも異業種にも転職することが可能です。

特に異業種への転職を希望している場合は1年でも早い方が有利になります。

教員を数年経験した方は、コミュニケーション能力やプレゼン能力が自分で思う以上に成長しています。

教育業界にせよ異業種にせよ、あなたが教員として学んだことを存分に発揮してほしいと思います。

(教員の強みを詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ)

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30代が辞める際に抑えるポイント

30代の方が転職をする場合には次の2点に注意しましょう。

  1. 転職では給与が下がると考える
  2. 異業種の転職は難しい

まず1点目ですが、転職では給与が下がると考えましょう。異業種であればなおさらです。

言い換えると、給与面には妥協をしないと転職は難しいということです。基本的に教員は平均よりも給与が高いので、それよりも給与が上がる転職となると難易度はかなり高くなるのです。

給与面に妥協できるのであれば、転職は容易になります。私がインタビューをしたあっしーさんは、30代半ばでIT業界に転職し、給与を大きく下げています。

教員時代エンジニア
転職時代
フリーランス
時代
残業時間80時間/月40時間/月0時間/月
休日2日/週
(休日出勤有り)
2日/週
(休日出勤無し)
2日/週
(休日出勤無し)
年収約500万約300万600万
年齢23〜343536〜

しかしその後1年で、教員時代の年収を超えています。

あっしーさんほど急激に給与を伸ばすことは難しくとも、しっかりとしたキャリアプランをもって転職できるとベストでしょう。

2点目は、異業種への転職は難しくなるということです、そのため異業種に転職したい場合は「IT✖️教育」「営業✖️学校」など、うまく自分の経験と掛け合わせるとよいでしょう。

しかし、先ほどのあっしーさんや私のように、未経験で異業種へ転職することは十分に可能です。エージェントでたくさんの仕事を紹介してもらい、積極的にチャレンジしてみてください。

もちろん

教育業界への転職であれば難易度はかなり下がります。

30代であれば私は教育業界を一番におすすめしたいです。

30代の教員からの転職について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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40代以降が辞める際に抑えるポイント

40代以降になると、転職の難易度は上がります。私が行ったアンケートでも、40代以上で転職をした人は少なかったです。

教員からの転職をした年齢

dodaでの調査でも40代以上は多くありません。

年代別の転職者数

しかし数が少ないだけで、転職成功者は実際にいるのです。私がインタビューをしたkowさんも転職は40歳です。

異業種や年収を上げる転職は難しいと思いますが、教育関連職や、教科の特性がいかせる職種であれば転職はさほど難しくないでしょう。

ぜひ一度転職エージェントに相談してみてください。

40代、50代の転職について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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50代の教員転職

【校種別】教員を辞めたいと考える理由

最後に教員を辞めたいと考える理由を紹介します。

まずは私が行ったアンケートにある意見から見ていきましょう。

30代 高校 男性生徒の質が悪くなった
職員同士が仲違いしていた
業務が過労死レベルまで達していた
20代 小学校 女性時間外の仕事が多い。休日出勤が多い。保護者のクレームがひどい。
20代 中学校 男性・将来を考えられる恋人ができ、私生活に時間を割きたいと思ったのと、今後の結婚と仕事の両立に不安を感じることが増えたから。
・理不尽なクレームからストレスが酷く、精神的にも肉体的にも限界を感じたから。
・これからの仕事と私生活を考えた時に不安となる要素しか感じなかったから。
30代 小学校 女性自分の子どもと向き合う時間がとれない。
雑務が多すぎる。
休日がない。
30代 小学校 女性休日がまともにとれない。残業が多い。子どもたちの対応が大変。
20代 高校 男性家に帰れない、休みが取れない、体力がもたない
20代 中学校 男性部活の時間で休みが取れない
合わない生徒がいた
給料に不満があった
40代 小学校 男性残業や休日出勤が多い。モチベーションが保てなくなってきた。保護者対応が難しい。
30代 高校 女性家族と時間をとれなかったから、趣味に時間をかけられない、ストレスが非常にかかる
20代 中学校 男性月の残業時間が200時間を超えていて精神的に疲れていた。
このまま教員を続けることに疑問を持った。
そのタイミングで定期人事異動があり、教育事務所のミスで有り得ない人事異動があった。
20代 中学校 女性人材不足による現場の状況がひどかったため給料に見合わない勤務状況を当たり前に強いられ相談したら教員やるならボランティアやるつもりじゃなきゃと言われ愕然としたのと、カオスな生徒たちに叫びすぎて声が出なくなって半年で授業の続行が不能になったからと、精神的ストレスが尋常じゃなかったので一生続けられる仕事じゃないと思ったからです。
20代 中学校 女性想像していた以上にプライベートと仕事の区別がつかない。
生徒にとっては一生、自分は先生でありその自信がなかった。
私がいた学校の教員が人間的に受け付けなかった
30代 高校 男性保護者にクレーマーの保護者が居たこと。
そのクレーマーにより鬱状態になったこと
教え子の進路に責任を持ちたくなかった。
20代 中学校 男性やりがいがない。
授業は毎年同じことの繰り返しで発展がない。
部活の指導はきつく、休みも減って嫌だった。
20代 小学校 男性さらなるキャリアアップ、収入増加、夢の実現
20代 小学校 女性実際に学校での生活が嫌になったわけではないので、ちょうど良い機会だからと思ったから、人に勧められたと言うこともあったから、家庭環境に少し変化があって別の仕事を選びたいと思ったから
20代 中学校 女性残業が多すぎた。嫌な同僚がいた。嫌な上司がいた。
30第 中学校 男性業務内容が多い
残業が多い
部活動の手当が少ない
20代 小学校 男性狭い世界でしか働けない。
長時間拘束。
休日出勤。
20代 中学校 女性とにかくやることが多すぎる。持ち帰りの仕事、休日も仕事。職場の雰囲気が悪すぎる。上下関係が厳しい。精神的にきつい。
 
教員えぐい…。

続いては校種ごとによくある転職理由を紹介ます。

小学校教諭が辞めたい理由

  1. 1日中働きっぱなし
  2. 保護者の要望やクレームが多い
  3. 職場の人間関係が悪い
  4. 児童と上手くいかない

これらが小学校教諭が辞めたい主な理由です。それぞれ詳しく解説をしていきます。

1日中働きっぱなし

小学校の先生の大変なところは、なんと言っても1日中働き通し(空き時間がない)ことです。

私は中学校教諭ですが、毎日1時間は空きがありました。(1時間でも少ないですが)

働き通しの小学校の先生は本当にすごいと思います。

それに加えて、教材研究も大変だと思います。週25時間ほどは教材研究が必要でしょう。

中学校は、同じ授業を複数クラスで使いまわせるのですが、それができないのは本当に大変だと思います。

保護者の要求やクレームが大変

続いては保護者の要求クレームが大変だということです。

基本的に中学→高校となるにつれて保護者の干渉は少なくなります。特に1年生は保護者の干渉がかなりキツいと言えるでしょう。

保護者自身も子どもに過度な期待をしていたりするので、期待通りの結果がでないと学校に責任を押し付けてくることもあるでしょう。

近年の学校は「教育」よりも「福祉」を求められている気さえします。

保護者の多様な要望に疲弊してしまう先生方がいるのは当然のことでしょう。

職場の人間関係が悪い

これもよく聞く話です。幸い私は11年間職場に恵まれましたが、Twitterなどでは「職場が大変」というのはとても耳にします。

職員室が嫌いだから教室で仕事をする

という人も多いようです。そんな環境では、教員を辞めたくなるのも当然でしょう。

児童と上手くいかない

最後は「児童と上手くいかない」というパターンです。若い先生ほど多いかもしれません。

教員において、児童生徒とうまくいかないことほど辛いことはないでしょう。

特に小学校の先生は、1日中一緒にいるのでめちゃくちゃ大変だと思います。(中学校は複数の先生で見るので、さまざまな連携ができます。)

最終的には児童が可愛いと思えなくなり、退職を決意される方もいるようです。

個人的には

「教員は向かなかった」という人は大勢いると思いますが、そんなのやってみないとわからないので、向いていないことがわかった人は前進以外の何者でもないと思います。

中学校教諭が辞めたい理由

中学校教諭が辞めたい理由の代表的なものは以下の通りです。

  1. 生徒指導が大変
  2. 部活動が忙しい

それぞれ解説していきます。

生徒指導が大変

一つ目は生徒指導が大変なことです。これは学校や地域によって天と地ほど差がありますが、「生徒指導が楽」ということはほぼないでしょう。

校内暴力系・いじめ・ネットトラブルなど対応するトラブルは多岐にわたります。また、地域によっては授業自体が困難なところもあるでしょう。

 
さわにいの初任校も、生徒を教室に入れるのに何十分もかかったよね。

また、落ち着いた学校もそれはそれで指導が大変です。私自身も「良い学校をさらに良くする」ということは非常に難しかったことを覚えています。

中学生の多感の時期の生徒指導に疲れてしまう先生方は多いことでしょう。

部活動が忙しい

中学校の先生の多忙化の大きな要因の一つが部活動です。

  • 朝7時からの朝練
  • 夕方6時までの練習
  • 土日の練習・試合

などかなりの時間を部活動に割かれてしまいます。

特に未経験の顧問となった場合はかなり大変です。自分よりも生徒の方が上手な場合は、非常に指導がしにくいです。

審判などもかなりの負担です。特にバスケやサッカーなどの審判を未経験でするのはめちゃくちゃ大変です。

私はスポーツ好きなため、とても嫌と感じることは少なかったですが、それでも苦労はありました。

苦手な分野の顧問になっている先生方にとっては、非常にやっかいな存在だと言えるでしょう。

特に部活動は、子どもにとっても教員にとっても持続可能な体制が早く作られてほしいです。

高校教諭が教員を辞めたい理由

高校の先生を辞めたい代表的な理由は以下のものが挙げられます。

  1. 教育困難校に配属
  2. 偏差値が高い学校に配属

それぞれ解説していきます。

教育困難校に配属

高校教諭独自の難しさとしては、学校ごとに生徒の様子が180°異なるということが挙げられます。

特に教育困難校に配属された場合は授業が困難です。

授業は成立せず、暴言が飛び交う毎日では心身ともに疲弊してしまいます。小学生が相手であれば、最悪力技でねじ伏せることもできなくはないですが、高校生相手ではそうもいきません。

このような教育困難校の現状に愕然とし、辞めてしまう方も多いようです。

 
めちゃくちゃ大変そう…。

エリート校での授業が大変

教育困難校の反対で、生徒の学力が高すぎて授業に苦労するということもあるようです。

私は中学理科が専門ですが、確かに教員になりたてのころは、教科書を読んで「そういうことだったのか」と感じることは多々ありました。

高校教諭、しかも進学校となると、難しい質問も飛んできそうでとても大変だと思います。

私だったら教育困難校以上に辛いかもしれません。

このように高校教諭の指導の幅は天から地までさまざまで、学習指導はとても大変です。

もちろんそれ以外にも

  • 職場の人間関係
  • 部活動
  • 保護者対応
  • 校務文章

などの業務は数えきれないほどあります。

校種ごとに特徴的な辞めたい理由を紹介してきましたが、どの校種ももれなく大変ということですね…。

まとめ

これで教員を辞める前に必須の知識と対策の解説を終わります。

  • 転職エージェントを利用する
  • まずは休む
  • 辞めたい理由を明確にする

など教員を辞めるにあたって失敗しないためのポイントを細かく伝えさせえいただきました。

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それでは失礼します。

 
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