【1年で辞めた】教員からIT業界への転職体験談

「教員からの転職体験談」シリーズ。今回は

  • 教員1年目での転職
  • 未経験からIT業界に転職
  • ブログ・英語などを学習しマーケターを目指す

という経験を持つ「まっきー」さんの転職体験談を紹介します!

makky

教員1年目の業務をこなしながら、資格習得までしてしまう「まっきー」さん。

1年目にしてサクッと教員に見切りをつけ、マーケターとしてのキャリアを歩み始めたまっきーさんの転職体験談をぜひご覧ください!(↓はインタビューの様子)

まっきーさんとのインタビュー

まっきーさんの転職前後の変化の様子は以下の通り。

教員時代転職後
残業時間80時間/月30時間/月
休日1日/週
(土曜は授業準備)
2日/週
年収約450万約450万

転職をすることで、自由な時間がかなり増加していますね!

個人的に教員は最も誇り高い仕事だと思っているのですが、やはり業務量が多いですよね。

まっきーさんはどうして1年で教員を辞めてしまったのか。IT業界への転職はどのように行ったのか。

転職体験談の始まりです!

 
気になるぜっ!

転職前

教員を目指したきっかけ

まっきーさんが教員を志したのは高校生の時。

もともと教えることが好きだったまっきーさんは、友達に様々な教科を教えていたそうです。

そのような中で

  • 教えることの楽しさ
  • 教えることが得意な自分
  • 友達から感謝される喜び

を実感するようになり、教員を志すようになったそうです。

ちなみに

私が教員を志したのも全く同じ動機です。私は中学生の時でした。

「学校が楽しかった」というのもありますが、やはり教えることが好きで教員を目指しましたね…。

このような動機で教員になった方は多いかも知れませんね。

そこからのまっきーさんは、教員という夢へ向かって一直線。地元愛知県の大学の教育学部で、算数(数学)を中心に知識を蓄えていきます。

大学在学中も教員への情熱は衰えることなく、進路は教員採用試験一本。残念ながら正規での採用とはなりませんでしたが、愛知県にて小学校の常勤講師として教員のキャリアをスタートさせました。

晴れて教員としてデビューをしたまっきーさん。初年度からいきなり「4年生の担任」を任されたそうです!

 
いきなり!講師なのに?

本当ですよね。私もビックリしました。

まあ、「正規」と「講師」は(実力的には)ぶっちゃけあまり変わらないとは思うのですが、1年目から担任というのがめちゃくちゃ大変ですよね…。

この「1年目から担任」というのは、「愛知では普通」とまっきーさんは言っていましたね。

まあ私の経験上も「珍しくはない」という感じですね。私は中学校だったので、「小学校」ではもっと多いのかもしれません。

ただ、「多い少ない」「みんなやってる」など関係なく、かなり厳しい風習だと、現場を離れた今は思いますね…。

 
教員は能力高いから、できちゃう人がいるんだよね…。

教員時代

担任としてのデビューを飾ったまっきーさん。慣れない教員としての仕事にてんてこ舞い!

と思いきや、仕事にそれほど追い込まれることもなく、1学期の段階から家に帰ってから独自にさまざまな方面の勉強をこなすという生活をしていたそうです!

 
え…。すごくない?

凄いですよね!もちろん業務量は多く、それに対して不満はあったそうなのです。

それでも毎日7時半ころには家に帰り、英語資格の勉強をしていたそうです。キャリアアップの意識が高すぎですね!

そして1学期も後半に差し掛かったある日、当時流行っていた『メモの魔力』という本を読んでいたそうです。

この本、確かにこの時期に流行っていました。

YouTubeなどでも話題になっていたことを覚えています。

0秒思考』と共に、勉強熱心な人には是非読んでほしい本ですね。

『メモの魔力』の中に「自己分析1000問」というものがあります。

それを行っている途中で、気づいてしまったそうです。

「自分が本当に目指すところは教員ではない。」

ということに…。教員のメリットを感じられた部分は、「安定」それだけだったようです。

反対にで教員を続けることの不安要素としては

  • 業務量の多さ
  • キャリアの閉塞性
  • 世界や価値観の狭さ
  • 土日の業務
  • 自力では変えられない業務やストレス

などがあったそうです。これらの不安要素に疑問を抱かない同僚にも不安を覚えたそうです。

 
そんな1年目がいるのか…。

この夏に改めて教員採用試験を受け、見事合格するまっきーさん。

しかし「教員を続けていくことは辞めよう」と決意し、転職活動を開始するのです。

転職活動

20代の転職

転職エージェントの利用

8月から本格的な転職活動を始めたまっきーさん。さっそく転職エージェントに登録をしたそうです。

転職エージェントとは

転職エージェントとは、無料転職を支援してくれるサービスです。

要望を伝えることにより企業の選定から企業の調査まで、全てプロが行ってくれます。

特に忙しい教員が転職を成功させるには、エージェントを利用することはほぼ必須です。

まっきーさんが利用したエージェントは

  • リクルートエージェント
  • マイナビエージェント
  • doda

だったそうです。

複数のエージェントを使う理由

エージェントごとに持っている求人(非公開含め)が異なります。

また、担当者との相性もあります。(最悪無理やり転職を勧める担当者もいるらしいです、)

そのため、複数のエージェントや担当からアドバイスをもらうことが転職を成功させるポイントなのです。

教員が転職を成功させるために必要な転職エージェントを知りたい場合は、下の記事も見てみて下さいね!

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転職サイトと転職エージェント

まっきーさんはいくつかのエージェント担当者と相談を重ね、相性のよかったリクルートエージェントを利用し転職活動を開始します。

しかし8月での転職活動は時期尚早ということで、担当者と相談の上、10月末から本格的な転職活動を開始したそうです。

8,9月は興味がある業種の勉強や、自己分析などに時間を当てたそうです。

転職活動の開始

11月になると本格的に転職活動を開始。まっきーさんは

  • 自分の長所や興味
  • 収入や残業時間
  • 将来性

などを考慮し、「Webマーケター」としてのキャリアを歩んでいく決断をします。

Webマーケターとは?

インターネットを利用して商品販売のサポートをする仕事です。

その市場規模は右肩上がりで、「HP」「YouTube」「Twitter」「Instagram」「広告運用」など様々な媒体を駆使しながら売上を高めていきます。

Webマーケターには幅広い知識が求められるので、まずはIT系の「営業」または「技術職」どちらかに転職をし、キャリアを積んでいくという結論に至りました。

 
教員からIT系の転職なんて、簡単にできるの?

20代の転職であればそれほど難しくはないでしょう。私がとったアンケートでも、教員の転職難易度には以下のような結果が出ています。

教員からの転職は難しい?

20代という有利な条件に加え、勉強熱心なまっきーさんは教員としての仕事をこなしながら勉強を重ね

  • ITパスポート
  • TOEIC730点台

等の実績を持つようになっていたそうです。ここまで実績があれば、「転職に困る」ということはほぼ無かったでしょうね。

このような実績に加え、エージェント担当者と共に、「履歴書」「職務経歴書」の中身を煮詰めていきます。

学生の時にエントリーシートなどを書いた経験が無かったまっきーさん。このようなサポートは本当にありがかったそうです。

クリスマスも近づくころ、まっきーさんは冬休みに狙いを定めた企業3つの面接を受けることを決意します。

同時に、12月には管理職に、来年度の正規採用を辞退する旨を伝えたようです。

この時期に転職を伝えると、学校側も準備がしやすいでしょうね。

(体調不良などの場合は学校側の都合よりも体を優先させましょう)

冬休みに面接を行ったまっきーさん。見事2つの企業から内定をもらうことに成功しました。1月頭のことです。

その中から、IT系のエンジニア業務を担う企業への転職を決め、現在に至るそうです。

 
完璧な流れだな…。

転職後

転職後の業務

転職後は機械系のエンジニアとして働くまっきーさん。「Python」や「C++」などの言語を用いながら業務にあたっているそうです。

 
それって大変じゃないの?

機械系の知識が少ないことで、入社直後は苦労することが多かったそうです。

しかし経験を積むにつれ、スキルアップできる毎日に充実感を持てるようになったそうです。現在の会社で実務系の知識をさらに身につけ、マネジメント職やコンサルティング職へのキャリアアップをしていく予定だそうです。

さらに

  • 英語
  • ブログ
  • 簿記

などの勉強も継続しているようなので、どこまでキャリアアップをするかとても楽しみですね!

 
凄すぎる…。

休日も増え、残業時間も減り、キャリアアップにもつながる。まさに転職大成功と言えますね!

転職を考えてる方へアドバイス

健康

最後に「転職を考えている方」に向けてアドバイスをいただきました。

転職を実際に行って、年齢の重要さを痛感しました。転職を先延ばしにすることのメリットはほぼ無いと思います。

まずは一度エージェントに登録をして、活動を始めることが大切です。転職活動自体には、コストは全くかかりませんから。

自身をもって、強気に行動していくことが成功のカギだと思います。

とのことでした。「教員からの転職を行って、後悔はありますか?」という質問に対しても、「ありません。」とキッパリ!

私が行ったアンケートを見ても、教員からの転職で後悔をする人は本当に少ないですね。

後悔はあるか

まっきーさんが勧める転職エージェントでは「転職をしようか悩んでいる」という相談にものってもらえます。

どうせ無料なので、一度相談に乗ってもらうのがいいかもしれませんね。

転職エージェントは「doda 」に登録すれば間違いありません。

業界最大級の求人数をもち、「全年代・全業種・全地域」に対応しています。さらに教員公務員の転職にも強く、教員からの転職には最適です。個人で転職活動をするのはリスクが高すぎるため必ずエージェントを利用しましょう。

(エージェントをもっと詳しく知りたいならこちらから。)

もしも「エージェントに相談するほどでもないが転職には興味がある」という場合は「転職サイト」の利用もオススメです。

「転職サイト」はエージェントのように担当者がつかないため、企業選定・企業調査・企業とのスケジュール管理を全て自分で行う必要がありますが、「スキマ時間にサクッと求人を調査」するには最適です。

手始めにこちらで求人を探すのもありかもしれません。

転職サイト」は「リクナビNEXT」と「ミイダス」がオススメです。

リクナビNEXTは転職者の8割が利用する転職サイトで、ミイダスは自分の適正年収を調べながら求人を検索することができます。

この2つを上手く利用することで、さらに転職の成功率は高まるでしょう。

現在は教員の人気が激減し、一度辞めた後に再度復帰することも容易な時代です。

自身の描く未来像に向かって、一度転職を考えてみるのもよいかもしれませんね。

転職、特にフリーランスに興味がある方は相談も受け付けております。

先生方の未来が明るいものとなるよう、陰ながら応援しております!

まっきーさんに興味がある方。

Twitterはこちら

ブログはこちらです。

まっきーさん。この度は本当にありがとうございました!

 
ではまたねー!
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