- 教員はもう限界⋯。
- やりがいだけでは続けられない⋯。
- でも、辞めて良いのかわからない…。
この記事は、こんな悩みを抱える方へ向けて書かせていただきました。
この記事を読んでいるあなたは、教員を辞めようか、続けようか悩んでいる人が多いかもしれません。
まず前提としてお伝えしたいこと。それは
あなたが教員を辞めて後悔しても、誰も責任を取りません。
同様に、教員を続け人生に後悔しても、誰も責任を取りません。
ということです。
みなさんの周りの人は
- 続けろ
- 辞めろ
- もったいない
- 今どき教員?(笑)
など、さまざまな意見を言う人がいるでしょう。
この記事は私の「経験」「失敗」「調査」からできています。
ぜひ参考にしていただきたいですが、最後は「自分で決める」という気持ちを持っていただきたいです。
あなたが不幸になろうと、幸せになるチャンスを逃そうと、誰も責任をとらないのですから…。
少し脅かすようなスタートになりましたが、気を楽にして読んでいただければ幸いです。
教員の転職は難しくない
教員は優秀
まず知っていただきたいことは「教員の転職は難しくない」ということです。
これは、意外に感じる人も多いかもしれません。
ですが、私が人に聞いたり、アンケート取る限りでは、教員からの転職は難しくありません。
なぜ難しく無いのか?
1つ目の根拠は「教員は優秀だから」です。
みなさんは学生時代、比較的成績が良かった人が多いのではないでしょうか?
教員の偏差値は、だいたい55〜60くらいです。これはかなり優秀ですよね。
日本人の半数は偏差値50以下です。もちろんそのような方々も立派に働いています。
つまり、優秀な教員が民間で働けないわけがないのです。
成績で決めつけるなんて、乱暴だとは私も思います。
しかしこれは、1つの事実なのです。
私がアンケートをとったぽにょんさんも、「教員は能力が高いので、転職に自信をもってほしい。」と言っていました。
アンケート結果
次の図は、私がランサーズで教員からの転職者100人にアンケートをとった結果の一部です。
この図をみるとわかるように、教員からの転職は恐怖心は強いものの、実際にはそれほど難しくないことがわかります。
また、教員は転職をすると後悔が少ないことにも注目です。
もっと詳しく見たい方は、以下の記事を見てください。
教員辞めたい!転職したい!でも、転職したらどうなるの…?このページでは、そんな疑問にバッチリ答えていきます! 自信満々だね!実はこの記事を作成するにあたり、ランサーズにて「教[…]
このように、教員からの転職は難しくないのです。
ただし
転職をする際「給与面」のみは妥協した方が良いと思います。
ここを妥協できないと、転職の難易度は上がると思います。
転職後、しっかりとキャリアを積むことで、教員の給与を超えることは難しくないので、一度は妥協し、キャリアを積むことがおすすめです。
結論
教員からの転職は難しくなく、後悔する人も少ない。
教員にはいつでも戻れる
教員を辞める決心をする2つ目のポイントは「教員にはいつでも戻れる」ということを知ることです。
仮にみなさんが教員を辞め、強く後悔をしたとします。
そのとき未来のあなたはどうするでしょう。
そう。教員に戻ればいいのです。
幸か不幸か、これから数年間は、教員は不人気職として低倍率が続くでしょう。
つまり、教員に戻ることはとても簡単なのです。
それはもう、受け入れるしかないと思います。それが嫌なら、転職をしないほうがいいでしょう。
でも、個人的には、一度民間に出た経験は、教員としても必ず役に立つと思います。
教員→民間→教員。素晴らしい選択ではないでしょうか。
(ただ、民間から教員に戻る人は極めて稀ですが…。)
他の仕事を探してみる
教員を辞める決心をつける3つ目のポイントは、「他の仕事を探してみる」ということです。
仕事を探すには「転職エージェント」「転職サイト」の2つを使うことが基本です。
転職エージェントは、登録すると担当者が自分に合った仕事を提案してくれるサービスです。
- 仕事内容
- 給与
- 働き方
などの要望を伝えるだけで、求人を提案してもらえます。さらに、面接対策や履歴書の書き方なども指導してくれます。
無料なので、必ず利用したいサービスです。(転職者の95%以上は利用していると思います。)
いろいろなエージェントがありますが、「doda 」に登録をしておけば心配ありません。
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さらに教員・公務員の転職にも強く、教員からの転職には最適です。個人で転職活動をするのはリスクが高すぎるため必ずエージェントを利用しましょう。
転職エージェントを詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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注意
転職エージェント側は、転職が成功すると、企業から報酬がもらえる仕組みです。
無理やり転職をさせる担当者もいるそうなので、複数のエージェントと丁寧に相談し、エージェントに利用されないようにしましょう。
最後に転職エージェントと転職サイトの違いをまとめておきます。
転職エージェント | 転職サイト | |
サポート | 転職業界のプロが個別にサポート | サイト内の情報を自分で検索 |
確実性 | 書類や面接の対処法、企業ごとの対策をレクチャー | 調査から対策まで自分次第。 |
気軽さ | 登録後にこちらの要望を伝える必要あり。 | 自分で検索して探すことができる。 |
求人数 | 多い。非公開求人もあり。 | 多種多様な求人がある。 |
手間 | 要望を伝える必要はあるが、自分での企業選定が必要ない。 | 要望は伝えないで良いが、すべて自分で調査。 |
他の仕事を探してみると、興味がある仕事が見つかり、教員を辞める決心もつくと思います。
良い求人はすぐに無くなってしまうので、早めに探すことをおすすめします。
絶対に健康なうちに辞める
教員を辞める決心をする4つ目のポイントは「健康なうちに辞める」ということです。
これは、私自信の経験から強くおすすめさせていただきたいポイントです。
一度体調を崩してしまうと、最悪生涯にわたって影響がでてしまうことになります。
私も体調を崩し教員を辞めています。
2年経った今も、昔の半分程度の力でしか働くことができません。
こうなってしまうと、復職・転職は極めて難しくなります。
心身に違和感を感じている人は、ぜひ早めに休んだり、転職を考えてほしいです。
身体を壊しても、数ヶ月は同情してくれますが、次第に邪魔者扱いになっていきます。
誰も責任をとってくれません。ぜひ、勇気をもって休みをとってほしいです。
まとめ
以上で「転職を決心する際の4つのポイント」の話を終わります。
チェックポイント
教員の転職は難しくない
教員にはいつでも戻れる
他の仕事を探してみる
健康なうちに辞める
もちろん「教員を続ける」という選択肢もあります。
教員という仕事は、人生を捧げるにふさわしい素晴らしい仕事だと、辞めた今でも思います。
どのような結論になるにせよ、この記事を読んでくださったみなさんの1年後は光輝いたものになることを心よりお祈り申し上げます。
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