子どもが高校受験を控えている。まわりは塾に行っている生徒も多いけど、受験に学習塾は本当に必要なの?
今回はそんな疑問に元中学教員が回答します。この記事を読めば
- 受験に合格するために塾は必要?
- 塾なしで受験に合格するためのポイントは?
- 塾のメリット・デメリットは何?
これらの疑問がバッチリ解決しますよ!
中学教育のプロだね!
さっそくですが、この記事の結論です。
結論
高校受験は塾に行かなくても合格できる!
高校受験は塾に行かなくても合格することが十分に可能です。
参考として、文部科学省のデータを見てみましょう。
文部科学省の調査では、中学生の通塾率は約61%※という結果がでています。地域や年代によって若干の差はありますが、中学生の約40%は塾に通っていないということになります。
※『子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告』|文部科学省より
また、私がYouTube上で中高生2,000以上に聞いたアンケート結果では、通塾率は48%でした。
このように、塾に通わずに高校に合格する生徒はかなり多いです。
さらに塾に通って合格した生徒の多くは、塾に通っていなくても合格できた可能性が高いです。
「塾は無意味」とは言いませんが、塾に通えばそれだけで成績が爆伸びするということは決してありません。
つまり、塾に行かないからと言って、必要以上に不安になる必要は無いんだね!
その通りです。これがこの記事の結論です。
ですので、塾に通わないからといって、悲観的にならずに勉強を進めてほしいと強く思います。
それでは、高校受験と塾について、一つ一つ詳しく解説をしていきます。
塾なしで高校受験に合格するための3つのポイント
まずは塾なしで高校受験に合格するための3つのポイントを紹介していきます。
受験に合格した学生の約4割が塾に行っていないことを紹介しましたが、塾に行かずに志望校に合格するためにはポイントがあります。
そのポイントは次の3つです。
- 志望校と現在の偏差値が離れていない
- 毎日の学習習慣がある
- 内申点が足りている
それぞれ解説をしていきます。
志望校と現在の偏差値が離れていない
まず1つ目のポイントは、志望校と現在の偏差値が離れていないということです。
具体的にはどれくらいの数値?
目安としては
- 受験まで残り半年 → 偏差値5以内
- 受験まで残り1年 → 偏差値10以内
といったところでしょうか。(もちろん目安です。)
この数値以上に偏差値が離れていると、塾なしで(塾に行っても)合格は難しくなります。
もちろんレベルが高い高校を目標にすることは悪いことではありません。
しかし
ボーダーぎりぎりでの受験は不合格になる可能性だけでなく、仮に合格できても入学後勉強で苦労する可能性が高いです。
このことを理解し、3年生の秋に向けて志望校を絞り込んでいきましょう。
ちなみに、学校の先生は安全な学校を進める傾向があり(リスクを避ける)、塾の先生はレベルが高い学校に挑戦させる傾向がある(塾の実績になる)ことも知っておいてください。
毎日の学習習慣がある(する意欲がある)
次に大切なことが、毎日の学習習慣がある。もしくは毎日の学習を行う意欲がある。ということです。
これが最重要ポイントです。
後ほど解説をしますが、塾に通う最大のメリットは「強制的に学習ができる」ことです。
中学生の半数以上は家庭で継続して学習することが困難。しかし塾に行けばその時間確実に勉強ができます。
これが塾に通う最大のメリットです。塾の料金の半分はコレだと思ってください。
つまり
塾に通わず自分で学習する習慣があれば、塾に通うメリットはかなり少なくなります。
自分で学習する習慣がある。もしくはこれから行うつもりである場合は、塾に行かずに合格できる可能性はかなり高いと考えて良いでしょう。
反対に言えば、家では学習が困難な生徒が多いからこそ、塾に行く生徒が多いのですね。
内申点が足りている
受験合格のため、大切になるのは
- 入試当日の点数
- 内申点
の2つです。そのため、合格に必要な内申点が足りているかどうかは非常に大切な要素になります。
内申点の大部分は学校の評定(5・4・3・2・1)で決まります。
良い成績を出せるよう、定期テストや提出物の提出にはしっかりと力を入れましょう。
どの学年からの内申点が高校側に送られるかは、都道府県によって異なります。
詳しくは私が企業向けに作成した以下の記事をご覧ください。
まとめ
塾なしで高校受験の合格に必要なポイントをまとめてきました。
- 志望校と現在の偏差値が離れていない
- 毎日の学習習慣がある
- 内申点が足りている
これらの要素をぜひチェックしてみてください。
これらの要素が足りない場合は、学習塾の利用を検討してみてもよいでしょう。
塾を利用すれば必ず合格できるわけでは無いから注意してね!
塾に行かずに成績を上げる勉強法
続いては、塾に行かずに成績を上げる勉強法を詳しく解説していきます。
塾に行かずに成績を上げるためのポイントは次の3つです。
- 毎日の勉強時間とスケジュールを決める
- 利用する教材を決める
- 具体的な学習の仕方を知る
それぞれ解説をしていきます。
毎日の勉強時間とスケジュールを決める
成績を上げるために大切なこと。まずは「毎日の勉強時間とスケジュールを決める」
ということです。
毎日の勉強時間とスケジュール?
そうです。受験までの残り日数と、上げなければいけない成績を考えスケジュールを決めていきます。
目安としては
- 受験まで残り半年で偏差値が5足りない→毎日3時間
- 受験まで残り半年で偏差値が3足りない→毎日2時間
- 受験まで残り半年で偏差値は足りている→毎日1時間
くらいでしょうか。(もちろん人によります。)
なので、このように大まかな計画を立て、勉強を始めていきます。
基本的には苦手教科から学習をしていくのが効率がいいです。80点→90点より40点→60点のほうが簡単だからです。
また、成績が上がりやすい教科の順番は以下の通り。
- 社会
- 理科
- 数学
- 英語
- 国語
となります。
社会や理科は成績を伸ばしやすい教科です。そのため社会や理科が苦手な人は成績を上げやすいです。
一方、数学・英語・国語は成績を伸ばしにくい教科であるため、なるべく早めに学習にとりかかったほうが良いでしょう。
なお、私が中学3年生に行ったアンケートでは、平均勉強時間は以下のようになっています。
(塾などの時間を含んでいます。)
このように中学3年生であっても、平均勉強時間が1時間に満たない生徒はたくさんいます。
毎日3時間程度学習すれば、十分に追いつき、追い越すことは可能です。
受験まで時間がない場合はどうすれば…。
その場合はとにかく毎日の学習時間を増やすしかないですね。
また、社会や理科などを中心に学習することも効果的です。
しかし
受験勉強は早くとりかかったもの勝ちなので、なるべく早く開始しましょう!
受験にフライングは無い!
利用する教材を決める
塾なしで高校受験合格する勉強法。勉強時間の次は利用する教材を決めていきましょう。
利用する教材は、以下のものを中心にすることがおすすめです。
- 学校で配られた教材
- 市販の問題集
- 通信教材
学校で配られた教材を利用するメリットは、勉強と宿題を同時にこなせることです。
例えば
市販の問題集や通信教材に取り組んでいても、学校の課題を提出できずに内申点が下がるようなら本末転倒です。
そのような事態を避けるため、学校で配られた教材を中心に学習することはかなりおすすめができます。
わからない問題があった時にも、質問しやすいね!
学校の教材のデメリットは
- 解説が詳しく無い可能性がある
- 難易度が平均的な学力の生徒に合わせたものが多い
の2点です。
学校で配布される教材も、年々質が上がっていますが、市販の問題集のほうがさまざまな工夫があり、解説や種類も豊富です。
さらに配布される問題集は、平均的な学力の生徒に合わせた問題集が配られるので、成績が悪い生徒にとっては難しい可能性が高いです。
適切な問題集のレベルは
7~8割の問題は解くことができ、ところどころわからないところがある問題集です。
これが挫折しにくく、成績が上がる問題集です。
わからない問題がたくさんある問題集は、やる気が無くなりますし、意味不明すぎて身につきません。
勉強の初心者のよくある失敗は、難し目の問題集を選び挫折することです。
ですので、学校の問題集が合わない場合は市販のものを購入することをおすすめします。
通信教材はおすすめ?
はい。通信教材もおすすめです。
各社しのぎを削る市場であり、教材のレベルアップのスピードはすさまじいです。
例えば進研ゼミは、タブレット中心の学習、テキスト中心の学習かを選択することができます。
難易度も子どもの成績に合わせて選択可能ですし、通信教材で勉強に関する悩みが解消するケースはよくあります。
通信教材は以下のようにさまざまな種類があります。
教材名 | スマイルゼミ | サブスタ | POPY | デキタス | 東進オンライン | すらら | 天神 | キッズゼミ | |||
学習方式 | 教材型 | 動画視聴型 | 教材型 | 教材型 | 動画視聴型 | 教材型 | 教材型 | 動画視聴型 | 教材型 | 教材型 | 教材型 |
使用教材 | タブレット中心 テキスト中心 を選択可能 | 自分のタブレット・スマホ | タブレット中心 テキスト中心 を選択可能 | 専用タブレットを購入 (普通のタブレットとしても使用可) | 自分のタブレット・スマホ | テキストのみ | 自分のタブレット・スマホ | 紙教材 タブレット | 自分のタブレット・スマホ | PC | 紙教材 |
教科数 | 9教科 | 5教科 | 9教科 | 9教科 | 5教科 | 5教科 | 5教科 | 5教科 | 3教科 5教科 | 5教科 | 3教科 5教科 |
難易度 | 標準 | 標準 | 難しい | 標準 | やさしい | やさしい | やさしい | 標準 | やさしい | 標準 | 標準 |
入会金 | 0円 | 0円 | 0円 | 10,978円 (タブレット代) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 10,000円(3) 7,000円(5) | 0円 | なし |
料金 | 約7,500円 | 約2,000円 | 約8,000円〜 | 約8,000円〜 | 7,900円 | 約5,000円 | 4,400円 | 2,980円 | 8,000円(3) 9,980円(5) | 900,000円 (買い切り) | 約5,500円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
詳しい比較は以下の記事をごらんください。
また、どの通信教材にしようか悩むようでしたら進研ゼミを選択すれば問題ありません。
進研ゼミについての詳細は以下の記事をご覧ください。
今ならキャンペーン中
進研ゼミは月額7,000円程度で利用できますので、塾の前に一度チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね!
具体的な学習の仕方を知る
続いては、具体的な学習の仕方について解説をしていきます。
まず、問題集は何度もくり返すことが大切。ということを抑えてください。
問題集は3冊を1回ずつ取り組むより、1冊を3回取り組む方がはるかに学習効率が高いです。
この基本は必ず忘れないようにしてください。
そして、問題集の1回に取り組む際は、次のように印をつけながら取り組むことが大切です。
◎ カンペキで、もう解かないでよい問題
○ 解けたがもう一度解きたい問題
△ 解けなかったが、答えを見れば理解できた問題
× 解けずに、答えを見ても理解できない問題
そして、2周目、3周目に取り組む際は○や△の問題を重点的に取り組みます。(◎や×の問題は飛ばしてもいいです。)
これを全ての問題が◎になるまでくり返します。
すべての問題が◎になったとき、成績は劇的に上昇していることでしょう。
これが勉強法の基本です。より詳しく勉強法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
勉強法を知ることも非常に大切だよ!
塾に通うメリットとデメリット
続いては塾に通うメリットとデメリットを紹介します。
塾に通うリット
塾に通うメリットとしては以下のようなものがあります。
- 強制的に学習ができる
- わかりやすく教えてもらうことができる
- 志望校の情報が手に入る
- モチベーションが上がる
それぞれ解説をしていきます。
強制的に学習ができる
塾に通う最大のメリットは「強制的に学習ができる」ということです。
この記事の途中でも解説していたね!
そうですね。中学生にとって「1時間勉強する」ということは簡単ではありません。
ですが、塾に1時間通えば、とりあえず1時間は強制的に学習することができます。
これが塾に通う最大のメリットなのです。
ただし、塾に通わないで自宅学習ができる生徒もいます。
そのような生徒にとっては、このメリットはありませんので、塾に通う意味は半減してしまいますね。
わかりやすく教えてもらうことができる
塾に通うことで得られるメリット。2つ目は「わかりやすく教えてもらうことができる」ということです。
これが塾の1番のメリットに感じますが、個人的には2番目です。
できる限りパンフレットなどを参考に、実績がある講師が教えているかどうかをチェックしましょう。
相性も必要になるので、無料体験に参加したり、教室が合わない場合はクラスや先生の変更が可能かなども抑えておくとよいでしょう。
志望校の情報が手に入る
塾によっては志望校への進学の相談に乗ってくれるところがあります。
志望校の決定は学校の先生と共に行うことが基本ですが、学校以外にも相談先があるのは頼もしいです。
これも塾の大きなメリットと言えるしょう。
しかし
塾の先生は実績のために合格できるかギリギリのレベルに挑戦させる可能性があることは頭の片隅に入れておいてください。
私は元公立中学校の教員です。学校の先生は安全圏を勧めやすいというのはあると思います。
ですが学校の先生も、先輩たちの成績や合格率を参考に、しっかりと会議を行なった上で志望校を進めることがほとんどです。
そのデータ数は塾よりもかなり膨大なため、あてにしていい数字たと思います。
教員をしていると「塾の先生に合格できると言われました」と、かなり危険な志望校に挑戦する生徒がたまにいます。
もちろん志望校は家庭で決定するものなので、教員がとやかく言うものでもありませんが、リスクはしっかりと把握した上で志望校を決定してくださいね。
でも、塾に相談できるのはありがたくはあるね!
モチベーションが上がる
学習塾に通うことで、勉強に対するモチベーションが上がる可能性があります。
これは勉強を頑張る仲間と出会えたり、宿題を出してもらえたり、塾の先生から応援してもらうことで高まる可能性があります。
モチベーションが上がるのは、非常にありがたいね!
そうですね。勉強のモチベーションが上がるような塾を意識的に選ぶといいと思います。
ですが反対に
塾に通うことによって、「塾で勉強しているから」と家で勉強しなくなるパターンもあります。
これには十分に注意し、塾に通う前にお子さんとよく話し合いをしておくようにしましょう。
塾に通うデメリット
塾に通うデメリットには、次のようなものがあります。
- 準備や移動に時間がかかる
- 自主的に勉強する力が育たない
- お金がかかる
それぞれ解説をしていきます。
準備や移動に時間がかかる
塾のデメリット1つ目は、準備は移動に時間がかかるということです。
塾に行く際のムダな時間を洗い出してみると
- 準備時間
- 塾へ行く移動時間
- 塾の始まりを待つ時間
- 帰る時間
- 片付け
このように、意外と時間がかかることがわかるでしょう。平均的には30分ほど時間がかかると思います。
1回30分は大きいね…。
また、夜であれば安全面にも不安がありますし、送迎をする場合は保護者の負担もかかります。
しかし、家庭学習であればこれらのムダな時間が0になります。
実は家庭学習は非常に効率的な学習なのです。
自主的に勉強する力が育たない
塾のデメリット2つ目は自主的に学習をする力が育たない。ということです。
基本的に
最も効率がいい勉強法は自主勉強です。
自分が勉強したいところをピンポイントで学習できる自主学習が最も効率がいいのです。
しかし、自主勉強が上手になっていくためには、自主勉強を続けていく必要があります。
中学→高校→大学→社会人と自主勉強を継続することで、自主勉強が上手になっていくのです。
しかし塾の勉強だけに頼っていると、自主勉強がなかなか上手になりません。
私が大学生になったとき、友人はみな、自分の勉強法を確立していました。
「そんな覚え方で覚えられる?」と疑問に思う方法もありましたが、「俺はこれが一番覚えやすいねん」と自信をもって答えていました。
私の大学の偏差値は60程度ですが、みんなそこそこは勉強をしてきたので、独自の勉強法を確立してきたのでしょう。
これは、大学・社会人になっても勉強法を確立しいない人とは非常に大きな差になるはずです。
失敗しながらも、自分で勉強を続け、効率のいい勉強法を身につけていくことが大切なんだね!
お金がかかる
塾に通う最後のデメリットは、お金がかかるということです。
個人的にはこれが最大のデメリットと考えています。
以下は塾の費用の平均を独自に調査したものです。
中1の月額 | 中2の月額 | 中3の月額 | 年間の平均予算 | |
臨海セミナー | 14,500円 | 14,500円 | 14,500円 | 174,000円 |
湘南ゼミナール | 10,065円 | 14,960円 | 14,960円 | 159,940円 |
栄光ゼミナール | 7,957円 | 10,157円 | 13,640円 | 127,013円 |
第一ゼミナール | 5,500円 | 5,500円 | 6,050円 | 68,200円 |
早稲田アカデミー | 9,240円 | 11,000円 | 11,990円 | 128,920円 |
週1回の授業でも、かなりの料金がかかります。
つまり自学が上手になると、百万円レベルでお金の節約になるのです。
通信教材などを利用してもいいので、ぜひ一度は自学を身につけるチャレンジをしていただきたいです。
先生!でも、塾に通わないとわからないところがあったとき困るよね?
基本的には学校の先生や友人に相談して、解決をしていってほしいですね。
それか「ラクモン」という勉強サポートアプリを利用することもおすすめです。
ラクモンはわからない問題をスマホで撮影して送信するだけで、解説や答えが返ってくるサービスです。
課金が必要なアプリなのですが、初回3回は無料ですので、登録をしておくといざという時役立ちますよ!
ラクモンの詳細は、以下の記事をご覧ください。
以上、塾に通うメリットとデメリットでした。
塾にはメリットもありますが、意外とデメリットもあるものです。
つまり、塾を利用しないでも高校受験の合格は十分に可能だということです。
自信をもって勉強を進めていきます!
塾なしで合格を狙う場合のおすすめ通信教材
続いては塾なしで合格を狙う場合のおすすめ通信教材を紹介します。
私のおすすめは「進研ゼミ」です。進研ゼミは非常に長い間根強い人気をほこる通信教材の王道です。
- タブレット中心の学習
- テキスト中心の学習
を選ぶことができますし、難易度も選択可能です。
通信教材にはさまざまなものがありますが、進研ゼミを選べば失敗はないでしょう。
さまざまな通信教材を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
教材名 | スマイルゼミ | サブスタ | POPY | デキタス | 東進オンライン | すらら | 天神 | キッズゼミ | |||
学習方式 | 教材型 | 動画視聴型 | 教材型 | 教材型 | 動画視聴型 | 教材型 | 教材型 | 動画視聴型 | 教材型 | 教材型 | 教材型 |
使用教材 | タブレット中心 テキスト中心 を選択可能 | 自分のタブレット・スマホ | タブレット中心 テキスト中心 を選択可能 | 専用タブレットを購入 (普通のタブレットとしても使用可) | 自分のタブレット・スマホ | テキストのみ | 自分のタブレット・スマホ | 紙教材 タブレット | 自分のタブレット・スマホ | PC | 紙教材 |
教科数 | 9教科 | 5教科 | 9教科 | 9教科 | 5教科 | 5教科 | 5教科 | 5教科 | 3教科 5教科 | 5教科 | 3教科 5教科 |
難易度 | 標準 | 標準 | 難しい | 標準 | やさしい | やさしい | やさしい | 標準 | やさしい | 標準 | 標準 |
入会金 | 0円 | 0円 | 0円 | 10,978円 (タブレット代) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 10,000円(3) 7,000円(5) | 0円 | なし |
料金 | 約7,500円 | 約2,000円 | 約8,000円〜 | 約8,000円〜 | 7,900円 | 約5,000円 | 4,400円 | 2,980円 | 8,000円(3) 9,980円(5) | 900,000円 (買い切り) | 約5,500円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
今ならキャンペーン中
塾なしで合格するためのおすすめ問題集・参考書
続いては、高校受験で合格するためのおすすめ問題集を紹介します。
よろしくお願いします!
ここでは偏差値ごとに紹介をしていきますので、参考にしてください。
大切なことは、お子さんが問題集を見て、ぱっと見6〜7割は解けそうだな。と感じた問題集を選ぶことです。
難しい問題集を選ぶと挫折率が跳ね上がりますので注意してください。
偏差値40~50
偏差値が50に満たない場合は「ひとつひとつわかりやすく」シリーズから始めるとよいでしょう。
国語
数学
理科
社会
英語
偏差値50~60
国語
数学
理科
社会
英語
偏差値60~
国語
数学
理科
社会
英語
塾に行かずに高校受験に合格した口コミ
塾に行かずに高校受験に合格した口コミ・エピソードを集めました。
この口コミ・エピソードはランサーズを利用して独自に調査・集計をしたものです。
(以下は実際の調査の画像)
塾なしで高校受験を突破したエピソード
中学校1年生から、中学校3年生まで、毎日の予習、復習はもちろん、授業の合間に行われる小テストや中間テスト、期末テスト、実力テストの間違えたところを、徹底的に、復習して、2度と間違えないようにし、特に、中間テスト、期末テストは、出題範囲を完全に網羅できるように、日々勉強する習慣を身につけさせました。
50代 女性
当時は自分の家があまり裕福ではなかったため、塾に通うお金はありませんでした。
そのため様々な雑誌などから効果的な学習方法を学び、積極的に復習することができるような方法を試行錯誤した結果、独自のノートの取り方を使って自分の時間が空いた時に授業を再現することができるような方法を用いていたのが良い効果を生んだと考えています。
50代 男性
高校受験の為の勉強をし出したのは中学二年生の二学期期末試験のテスト結果が出た時です。
それまで長男の成績は大体全教科70点ぐらい前後だったのですが、この時は平均点が60点前後。
しかも英語は赤点でした。
このままだと高校受験が本格的に不味いと感じ、長男に勉強するように伝えました。
この時に塾なしで高校受験を推し進めた理由は私自身塾無しで高校受験を突破していたから。
その時の勉強方法を伝授し、高校受験に成功してもらえました。
50代 男性
普段から通信教材を受講していたので、定期試験前にはテキストを繰り返し解いて苦手部分を解消したことで、内申点もアップしました。
受験勉強は通信教材の試験対策を3回ほど解き、苦手部分はノートにまとめて繰り返し解きました。記載問題は、文章の書き方など要点を時間内にまとめることができるよう、何度か練習して入試対策を乗り越えました。
40代 女性
中学3年の夏まで部活動でバスケットボールをしていました。それまで並行して受験勉強をしていましたが、本格的に受験勉強を始めたのは高校3年の夏休みからです。
毎朝、朝練で学校に通っていた時間に教室に向かい、誰もいない環境で一人で黙々と問題集を解いていたようです。受験間近のころには志望校に合格できるラインまで成績は上がっていた(2~3割UP)と思います。
授業が終わった後も学校の教室や図書館で勉強をして、分からないところは同じように勉強している仲間と教えあいながら勉強し、無事合格することができました。
50代 女性
私の場合は教科書や配られた受験対策問題集を、多くの本を右往左往したり、塾に通ったりすることなく、とにかく1冊を完璧にしようとし、何回も繰り返して、計画等を自分で立てて解くように伝えました。
市販されている「効率的な学習法」についての本も参考にしつつ、自己管理を自力で行わせるようにし、結果、志望校にも合格することが出来ました。
30代 男性
塾なしで高校受験を突破するコツ
自室に閉じこもって勉強するより、リビングで、家族の目がある中で、勉強する方が、わからないところを聞けたり、疲れて居眠りをしても、起こしてもらえるので、つい寝過ぎてしまうこともないなど、メリットがあると思います。
本人のがんばりはもちろん、また、健康面や日々の食事の栄養バランス等、家族が協力してサポートし、受験する本人を支えることが大切であると思います。
50代 女性
高校受験は基本的には中学までの基礎知識を確実に習得することが重要と考えています。新たな知識を持つ前に、授業内容を確実に習得するために集中することが良い方法と考えます。
しかし、1回の授業でその全てを理解する事は非常に難しいものであるため、自分なりに改めて授業を反芻できるような方法を取り入れることがポイントです。
最近映像配信等を利用した授業を取り入れている学校も多いので、これを効果的に利用することが大切です。
50代 男性
私が教えた勉強法は学校から出されるプリント問題を完全に把握し、参考書を見ながら勉強するという方法です。
英語に関してはノートに本文を和訳し、その和訳した文章を元に英訳。
そして英訳が終わると英語の教科書をみて答え合わせをするという方法を勧めました。
この勉強法が良かったのか、二学期末のテストで赤点だった英語が学年末には70点台。
中学三年生の一学期中間では90点を取り、以降90点台から落ちる事はありませんでした。
英語の成績が良くなったことに気をよくし、他の科目も頑張るようになって成績は伸びました。
このように一教科でも得意科目を作れたのが受験成功のコツだと思います。
50代 男性
部活動と学校行事など、とても忙しいので、普段の授業は予習を重視し、教科書に沿った通信教材を活用しました。定期試験は、通信教材のまとめ問題に取り組むことで、試験対策ができ内申点アップにつながります。
日々の学習を行うことで、入試問題も無理なく解けるようになるので、苦手分野をピックアップしてノートにまとめ、定期的にチェックするようにしていました。
40代 女性
目の間のことに全力で取り組み、周りの人を巻き込んで勉強することだと思います。
友人と切磋琢磨して取り組めばモチベーションの維持にもつながりますし、朝早くから教室に通い勉強している姿を担任や学年主任も見ていてくれたので、積極的に声をかけていただき、おすすめの問題集を譲ってもらったり、放課後にマンツーマンで勉強を教えくれたりしたそうです。
塾に通っていないからといって、一人で抱え込む必要はありません。勇気をもって周りの人を頼るのがよいと思います。
50代 女性
塾に行っても、「自分で頑張ろう」とする向上心がなければ、お金と時間の無駄になってしまうかと思います。大切なのは「自分の学びに対する内発的なやる気」です。事実、塾に行っていなくても成績がトップレベルの人もいます。
結局、定期試験、受験突破の場面においても「自己管理能力」と「成長意欲・向上心」が上手く行える人は塾にいかなくても上手く突破できるものだと思います。「ほめられるから、怒られるからやる」といった賞罰に関わるものでもなく、「自分がやりたいからやる」といった「純粋な好奇心」が受験突破においても強い武器として活躍してくれるものではと思っております。
30代 男性
まとめ
これで、塾なしで高校受験に合格できるかどうかの解説を終わります。
結論としては塾なしで高校受験に合格する可能性は十分にあります。
しかし
- 志望校と成績が離れすぎていない
- 毎日の学習習慣がある
- 内申点がある
などの条件が必要になります。(もちろん塾に行ってもムリなものはムリですよ)
なので塾に行くべきか、行かないべきか、この記事を参考にしていただければ嬉しいです。
何か質問などがあればTwitter(X)までお気軽に相談くださいね!
みなさんの受験が成功すること、心よりお祈り申し上げます。
この記事で紹介した、おすすめの通信教材は以下の記事をご覧ください。
またねー!
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