このサイトは、地方在住から、国公立大学合格レベルの学力を身につけることをサポートするサイトです。
この記事では、地方から国公立大学に合格するために、未就学児が何をすべきかを紹介します。

お願いします!
はじめに
このサイトでは子どもの学力を伸ばすためのアドバイスをしています。
しかし、サイトの本当の目的は、「学力向上」ではなく、「子どもの幸せ」です。ここを間違えないようにしましょう。
よろしければ、以下の記事もご覧ください。


それでは解説を始めます。
まずは家庭を子どもが安心できる場所に


子どもを国公立大学に合格させる!そのために未就学児段階で意識しておきたいこと。
それは、「家庭を子どもが安心できる場にする」ということです。



え!?ひらがなとか、計算ではないの?
まずは、家庭の環境を整えることが第一です。
家庭の安定が、子どもの成長の土台となります。
反対に言えば、家庭環境が悪い中で子どもを勉強させても、10年以上という長期間、子どもの安定した成長は望めないということです。
幼稚園、保育園などから帰った後に、子どもが
- 安心できる
- 甘えられる
- くつろげる
- のんびりできる
- 好きなことに没頭できる
- 話を聞いてもらえる
環境をつくるようにましょう。
特に未就学児〜小学校低学年は、存分に甘えさせてあげましょう。
加えて、配偶者との関係も良好に保つ必要があります。
もちろん
子どもとの関係も、配偶者との関係も、良好な状態を保つの簡単なことではありません。
子どもも同様に、親も疲労困憊なのですから⋯。
このことは私が言うまでもなく、日々奮闘されている、みなさんがよくご存知かと思います。
ただ、学力も、人間関係も、日々少しずつ貯金を積み重ねることが大切なのです。
まずは家庭環境を第一に考えてください。



がんばります⋯!
規則正しい生活リズム
規則正しい生活リズムをつけるようにしましょう。
生活リズムは、「寝る時間」を一定にすることが大切です。
これは、できる限り高校生までは守らせたいポイントです。(最低でも中学生までは守りたい。)



5、6才の子どもは、どのくらいの睡眠時間が必要なの?
目安としては、10〜11時間くらいでしょうか。
つまり、寝る時間の目安は9時前後となります。
ただ、個人差や、お昼寝があるか、ないかなどにもよります。
そのため子どもが日中眠くならずに、元気に通えているかを観察する必要があるでしょう。
幼稚園・保育園の先生との関係も良好に


地方から子どもを国公立大学に合格させる!
家庭環境の次に大切なことは、幼稚園や保育園の先生との関係を良好に保つ。
ということです。



また人間関係の話?
そうです。人間関係はそれほど大切なことなのです。
とはいえ、家庭内に比べれば、大変なことはほとんどありません。
基本的には、たった一つのポイントを押さえればOKです。
それは、子どもに、先生の悪口やグチを言わない。ということです。
これは、小学校入学後も、必ず継続をしてほしいです。



なぜ、子どもに先生の悪口を言ってはいけないの?
簡単です。子どもが先生のことを信頼・信用しなくなるからです。
基本的に家庭学習よりも、学校での学習時間のほうがはるかに長くなります。
勉強などを教えてくれる、先生のことを信頼できなくなることは、子どもの成長を大きく妨げます。
小学校に入ってからも、子どもが先生のことを信頼できるように、幼稚園・保育園時代から先生の悪口を言うのは控えましょう。



でも、担当の先生で、気になることがある場合は?
もちろん、そのようなことがある場合は、先生に直接、失礼がないように確認をすればよいでしょう。
それは全く問題がない行動です。



もしも、子どもが先生のことを悪く言っていたら?
子どもの気持ちはしっかりと受け止めてあげましょう。
一通り受け止めた上で、タイミングをみて、「先生はこんな考えがあったんじゃない?」と、フォローをするとよいでしょう。
もちろん、気になることがあれば、幼稚園・保育園に問い合わせましょう。
ちなみに
中学校の教員をやっていると、生徒が「先生!聞いてください!うちの親、マジで最悪なんですよ!」
と言ってくることがよくあります。
この場合も先生方は、子どもの気持ちを聞いた上で、「なるほど。でも、お母さんの気持ちは〜だったのかもよ?」のようにフォローしているものです。



保護者と学校が協力して、子どもを伸ばす姿勢が大切なんだね⋯!
ちなみに、園内での子どもの友達関係も気になると思います。
子どもが友達と良い関係をつくるためには、「家庭内を良好にたもつ」ことが1番のクスリになります。
子どもは家で十分にのんびりしたり、甘えたりすることで、友達のことも受け入れる心が育ちます。
友達関係を細かく気にするより、家庭環境を整えましょう。
もちろん、不測の事態で、さまざまなトラブルが発生することはあるでしょう。
それは、「人生はそういうもの」と理解し、適宜対応するようにしてください。



がんばれ⋯!保護者のみなさん⋯!
小学校入学前までに、学習面ですべきこと


ではいよいよ学習面についてです。



やっと学習面か⋯。
主にやって欲しいことは以下の通りです。
- 読み聞かせ(圧倒的重要)
- ひらがなを書く。数字を書く。(できれば)
- 進研ゼミ(余裕があれば)
それぞれ解説をしていきます。
読み聞かせ
まずは本の読み聞かせです。
これは圧倒的に大切で、おすすめしたいです。



いいとは聞くけど⋯。おすすめの理由は?
読み聞かせがおすすめな理由。それは、小学校生活のストレスを激減させるため!です。



どういうこと?
年中さん、年長さんになると、一丁前な口をききますよね?
まるで、大人並みに日本語を理解しているのではないかと錯覚してしまうほどです。
ですがもちろん
子どもは話す力も、聞いて理解する力も、まだまだ十分ではありません。
この2つの力が弱いと、小学校入学後、(授業以前に)学校生活のストレスが高まってしまいます。
例えば、保護者のみなさんが、1年後、アメリカの大学に留学するとしましょう。
そのとき、心配することはなんでしょうか?
算数や理科などの前に、先生や友達が喋っている内容をどれだけ理解できるのか?が心配になるでしょう。
英語を話せるか話せないかで、学校生活のストレスは天と地の差があるはずです。
では、小学校に入学する子どもで考えてみましょう。
少しでも多く日本語に触れ、(スムーズに)話せたり、(スムーズに)聞き取れて理解できるほど、よい小学校生活のスタートが切れるはずです。
この力を育てるために、未就学児の段階から、本の読み聞かせをたっぷりとしてあげて欲しいのです。



なるほど。でも、そんな時間はとれないよ⋯。
毎日3~10分程度で構いません。
特に寝る前がおすすめです。
決まった時間に寝室にいき、デジタル機器は持ち込まず、読み聞かせ→寝るのリズムを作れると良いでしょう。
本は正直高いですが、図書館にいけば無料でかりることができます。
週1、もしくは週2で図書館にいくクセをつけ、子どもが読みたがる本を読んであげましょう。
本の好みは子どもに合わせることが大切です。
子どもが興味がないのに、親が読ませたい本を読ませることは極力控えましょう。



子どもが好きな本を読んで、本好きにさせることが大切なんだね。
その通りです。、ぜひたくさん読んであげてください。
さらに読み聞かせは
国語力や、人の気持ちを考える力、その他幅広い知識をつけることにも有効です。
とにかくおすすめです。
また、小学校で読書週間を継続するためにも、「本は楽しい!」と理解させることが大切です。
親が楽しんで本を読むようにしましょう。



眠い時はマジできっついけどね⋯。
ひらがなと数字が書ける
さて、読み聞かせが圧倒的に大切で、これだけでも十分なのですが、まあ、できればひらがなと数字を書くことにはチャレンジしてみてもよいでしょう。



ひらがなだけで大丈夫?
十分です。名前がかけるだけでも十分です。
ちなみに、以下は5月生まれの私の子どもが、年長のバレンタインデーに書いてくれた手紙です。


お手本を見ながら書いたと思うのですが、怪しいひらがなも多く、鏡文字もあります。
5月生まれでこの状態でした。
少し不安になり
ネットで調べたのですが、「放置でOK」ということが書いてありました。
当時私は、中学理科教育くらいしか知見がなく、「子どもを国公立へ」などとも全く意識していなかったので、放置しました。
入学後、気づけばバッチリ書けるようになっていました。
だから、ひらがなや数字がそれなりに書ければ十分です。焦らないようにしましょう。



でも、ネットを見ると、カタカナや漢字が書けたり、計算ができたりする子もいるよね⋯?
もちろんいます。それは、素晴らしいことでもあります。
ですが、そのような子は、大きく2パターンに分けられます。
- 子どもが天才なパターン
- 親が教育熱心なパターン
のどちらかでしょう。
まず、天才・秀才な子どもは、一定の割合で存在するものです。
4、5歳で算数や数学まで理解できてしまう子どももいます。
特に将来、東大理Ⅲ(医学部)に行くような天才たちは、そのような傾向が強いものです。
でも、ほとんどの子どもは天才ではありません。また、(幸せな人生を送るためには)天才である必要もありません。
それなのに、そのような一部の子どもを見て、平凡な才能な子どもに、小さいうちか漢字や計算を詰め込んだらどうなるでしょうか?
小学校1年生〜3年生くらいまではよいかもしれませんが、どこかで歪みが生じ、着実な成長が見込めなくなります。
将来、国公立大学の合格を目指す程度であれば、特に焦る必要はありません。
この記事にあるように、家庭環境を整え、幼稚園・保育園を楽しみ、読み聞かせができれば十分です。



そして、余力があれば、ひらがなに挑戦するくらいでちょうどいいんだね!
そういうことです。子どもの興味によりそい、良いタイミングでひらがなに挑戦させるくらいで十分です。
また、会話の中で、何かの数を数えたり、数字に親しむ経験を積めれば十分かと思います。
こどもちゃれんじ


読み聞かせ、ひらがなでも十分ですが、さらに若干の余力があるご家庭もあるでしょう。
その場合は、「こどもちゃれんじ」が良いでしょう。



なぜチャレンジがおすすめなの?
小学校入学後も、もっとも無難にバランスよく勉強できる教材が「チャレンジ」だからです。
どうせ小学校ではじめるのであれば、保育園・幼稚園のうちから始められればそれがベストだからです。
はじめる時期はいつでも構いません。
例としては
年長さんの「1月」などもよいでしょう。入学間近で、子どもを軌道にのせやすいです。
ただ、始めるのであれば、できる限り毎日、決まった時間に取り組ませたいところです。
これは、学習習慣を身につけさせるためです。
地方からの国公立大学合格を目指すには、学習習慣の確立がほぼ必須です!
この学習習慣は、非常に短い時間で構いません。
(1~3分でもOK。)
ただし、毎日決まった時間にしっかりと勉強したいです。
勉強は、食事やお風呂、歯磨きと同じレベルで行えるようにしたいのです。
ですので、やるのであれば、しっかりと毎日続ける気概を、子も、そして親ももってはじめましょう。
はじめのうちは、ご褒美にシールやお菓子などがあっても良いと思います。



でも、毎日は大変だね。
逆です。毎日やって習慣化したほうが楽です。
下手に「週3日」みたいにしたほうがしんどいです。
ただし
習い事があったり、事情がある場合は、その曜日だけなしなどはアリでしょう。



教材はちゃれんじなの?他の教材は?
もちろんどれでも大丈夫です。
Z会やスマイルゼミなども検討していただいて構いません。
ただ「こどもちゃれんじ」、は、小学校になったときに「チャレンジイングリッシュ」という教材が無料で使えます。
私は、地方から国公立大学合格を目指すには、小学校6年生で「カラーテスト(いわゆる小学校の1枚のプリントのテスト)がバッチリ」+「英検4級習得」を目標とするのがいいかな。
と考えており、チャレンジイングリッシュがあるのが大きいと考えております。



英語学習が無料になるのか⋯。大きいね⋯。
そうなんです。また、チャレンジの実績やノウハウは誰しもが認めるところで、チャレンジを選ばない理由も特にないんですよね⋯。
そのため、私は「こどもちゃれんじ」をおすすめしています。
余裕があれば、取り組んでみてください。
ただし、家庭環境の安定が最優先であることはお忘れ無く!
終わりに
これで、地方から国公立大学を目指す未就学児におすすめ勉強法の解説を終わります。



ご多幸をお祈りします!
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