このサイトは、地方在住の公立小学校に通う小学生が、将来国公立大学合格レベルの学力を身につけることをサポートするサイトです。
この記事では、地方から国公立大学に合格するために、小学4年生(10歳)が何をすべきを紹介します。

首都圏の中学受験組は、他のサイトをご覧ください!
はじめに
このサイトでは、子どもの学力を伸ばすためのアドバイスをしています。
しかしサイトの本当の目的は、「学力向上」ではなく「子どもの幸せ」となります。
この点を、くれぐれも間違わないでいただきたいです。
よろしければ、先に以下の記事もご覧ください。


それでは解説を始めます。
まずは家庭を子どもが安心できる場所に


序盤の内容は、「国公立大学に合格するため、小学3年生がすべきこと」と重複することが多くなります。
3年生のページを読んでいる方は、こちらからスキップして読んでいただければと思います。
子どもを国公立大学に合格させる!そのために小学校3年生で意識しておきたいこと。
それは、「家庭を子どもが安心できる場にする」ということです。



え!?勉強は?
まずは、家庭の環境を整えることが第一です。
家庭の安定が、子どもの成長の土台となります。
反対に言えば、家庭環境が悪い中で子どもを勉強させても、10年以上という長期間、子どもの安定した成長は望めないということです。
学校から帰った後に、子どもが
- 安心できる
- くつろげる
- のんびりできる
- 好きなことに没頭できる
- 話を聞いてもらえる
環境をつくるようにましょう。
4年生にもなれば、大人っぽくなる子が増えてきます。(特に女子)
「甘えたい」という感じは無くなってくるかもしれませんが、心からリラックスできる空間づくりを意識しましょう。
加えて、配偶者との関係も良好に保つ必要があります。
もちろん、子どもとの関係も、配偶者との関係も、良好な状態を保つの簡単なことではありません。
子どもも同様に、親も疲労困憊なのですから⋯。
このことは私が言うまでもなく、日々奮闘されている、みなさんがよくご存知かと思います。
しかし
学力も、人間関係も、日々少しずつ貯金を積み重ねることが大切なのです。
子どもが安心して過ごせるように、まずは家庭環境を第一に考えてください。



がんばります⋯!
学校の先生との関係を良好に


地方在住が子どもを国公立大学に合格させる!
家庭環境の次に大切なことは、学校の先生との関係を良好に保つ。
ということです。



また人間関係をの話?
そうです。人間関係はそれほど大切なのです。
とはいえ、家庭内に比べれば、大変なことはほとんどありません。
基本的には、たった一つのポイントを押さえればOK。
それは、子どもに、先生の悪口やグチを言わない。ということです。



なぜ、子どもに先生の悪口を言ってはいけないの?
簡単です。子どもが先生のことを信頼・信用しなくなるからです。
基本的に家庭学習よりも、学校での学習時間のほうが、はるかに長くなります。
勉強などを教えてくれる、先生のことを信頼できなくなることは、子どもの成長を大きく妨げます。
子どもが先生のことを信頼できるよう、悪口を言うのは控えましょう。
大人に対する信頼をなくすことは、将来的に、親である私たちが子どもから信頼されない結果につながるでしょう。



担当の先生で、気になることがあった場合は?
もちろん、そのようなことがある場合は、先生に直接、失礼がないように確認をすればよいでしょう。
それは全く問題がない行動です。



もしも、子どもが先生のことを悪く言っていたら?
子どもの気持ちはしっかりと受け止めてあげましょう。
一通り受け止めた上で、タイミングをみて、「先生はこんな考えがあったんじゃない?」と、フォローをするとよいでしょう。
もちろん、気になることがあれば、学校に問い合わせましょう。
先生の意図を、子どもが正確に汲めることはほぼありません。
保護者がしっかりと先生の意図を理解し、協力体制をつくりましょう。
4年生は、若手の先生が担任することも多い学年です。
若手の先生であっても、保護者が暖かく見守りましょう。
ベテランの先生も、若手の先生も、それぞれの魅力があります。
保護者が先生の魅力を消さないようにしてください。



保護者と学校が協力して、子どもを伸ばす姿勢が大切なんだね⋯!
また、学校内での子どもの友達関係も気になると思います。
子どもが友達と良い関係をつくるためには、「家庭内を良好に保つ」ことが1番のクスリになります。
子どもは家で十分にのんびりしたり、甘えたりすることで、友達のことも受け入れる心が育ちます。
友達関係を細かく気にするより、家庭環境を整えましょう。
もちろん、不測の事態で、さまざまなトラブルが発生することはあるでしょう。
特に4年生は、低学年とは違った難易度が高いトラブルが増える時期です。
1年間何のトラブルもなかった!というほうが珍しいかもしれません。
そのようなトラブルにも対応しやすくするため、家庭内の環境を整えておきましょう。



がんばれ⋯!保護者のみなさん⋯!
規則正しい生活リズムをつくろう


人間関係の次は、生活リズムについてです。
こちらも非常に需要な項目になります。
毎日の寝る時間を一定にしよう
生活リズムを整える基本は、毎日の就寝時間(寝室に行く時間)を一定にすることです。
4年生は、毎日9時間ほどの睡眠時間が必要になるので、9時に寝室に行き、9時半に寝るくらいが目安となるでしょうか。(個人差あり)
後述しますが、このときに、読書(もしくは音読)をしてから就寝する流れをつくれると理想的です。
毎日勉強を始める時間を決めよう


生活リズムの中で、毎日勉強を始める時間を決めましょう。
おすすめは帰ってすぐですが、夕食前後になることもあるでしょう。
4年生になってからは
毎日20~40分ほどの勉強時間をとりたいところです。
ただし、低学年で学習習慣を身につけることができていない場合は、5分程度の短い時間でも構いません。



5分でもいいの?
とにかく学習習慣の定着が最優先です。
毎日5分を3ヶ月続けられれば、2学期に10分にすることは難しくありません。
そして、3学期に20分となれば、まだまだ十分な基礎学力をつけることができるでしょう。
メインとなる学習時間での学習を定着することに成功したら、スキマ時間に学習をすることも考えていきましょう。



スキマ時間の学習習慣?
そうです。以下が主な例です。
- 寝る前の音読
- お風呂で漢字の確認
- 朝ごはんを食べたら計算プリント1枚
のようなイメージです。
小学生にとって、まとまった時間に「あれもこれも」というのはとても大変です。
そのような場合は、勉強を小分けにしてしまうことがおすすめです。
また、週に1日だけ、長時間勉強するなどは
あまり意味がないと考えましょう。大変で、勉強が嫌いになります。
週1日長時間ではなく、毎日ちょっとした時間に、5分行うだけでも全然違うので、習慣にしましょう。
このスキマ時間の勉強も、1学期に無理してすべてスタートする必要はありません。
2学期、3学期、5年生となるたびに、(子どもがほとんど感じないレベルで)負荷を増やしていくとよいでしょう。



でも、毎日勉強って大変だよね?週3とかではダメなの?
毎日勉強をしたほうが楽です。習慣になってしまえば、勉強の負担はほぼ感じなくなります。
ヘタに週3日などにすると、「今日を勉強をする日か⋯。」となって、気が重くなります。
1日1分でもいいです。毎日決まった時間に勉強を行いましょう。
4年生で学習すべきおすすめランキング


地方から国公立大学を目指す!2年生が、勉強しておくべきことのおすすめランキングを紹介します。
なお、このサイトで考えている基本的なロードマップは
小学校卒業時点
学校のカラーテスト(いわゆる1枚もののテスト)バッチリ
英検4級合格(満点レベル)
中学校卒業時点
偏差値60以上の高校に合格
英検準2級合格(高得点)
というロードマップを描いています。
「小4の壁」という言葉があるほど、4年生から勉強が難しくなり、また、低学年でつまずいていた箇所が表面化してくる時期です。
毎日20〜40分ほどの勉強を継続し、しっかりとした土台をつくりましょう。
4年生であれば、低学年の穴を潰しながら、先に進んでいくことは十分に可能です。
おすすめランキングを見ながら、お子さんによりそってプランを立ててあげてください。



決して焦る必要はないからね!
ランキングは以下の通りです。
- 1位 宿題
- 2位 算数(計算)
- 3位 国語(音読・漢字)
- 4位 進研ゼミ(算数・国語・理科・社会)
- 5位 進研ゼミ(英語)
- 6位 英語(単語)
- 7位 英語(文法)
となります。全部やらなくても大丈夫です。(たぶん。絶対。)
それぞれ詳しく解説をしていきます。
1位 宿題


4年生で学習すべきこと、第1位は「宿題」です。



さすがに当たり前だね。
そうですね。「勉強」という面でもそうですし、「与えられた約束を守る」という面でも宿題をしっかりと行うことは大切です。
小学校の宿題が出せないようでは、中学校で高い内申点をとることとは難しいでしょう。
メインの学習時間(帰ってすぐ、夕食前後など)にしっかりとこなす習慣をつけましょう。
宿題の量によって、ランキングの2位〜7位の勉強量は、調節するようにしましょう。
また、特別なことがない限り、宿題の量について先生方に注文をつけることはやめましょう。



いろいろな保護者から「多い」「少ない」と言われたら、先生も大変だよね⋯。
もちろん、あまりにも多い場合は相談してもよいかと思います。(その場合も、クラス単位では無く、自分の子どもの量を少なくしてもらう)
個人的に理解しがたいのは「宿題が少ない」というクレームです。
少なければ、自分で自主学習をすればよいのでは?と思ってしまいます。
(もちろん、実際はより複雑でさまざまなケースがあるのでしょうが⋯。)
とにかく、宿題は最優先でこなしましょう。
2位 算数(計算)


国公立大学を目指すために4年生で勉強すべきこと!
第2位は算数の計算です。
国語も大切なので、迷うところですが、4年生では算数を上位にしました。
なぜなら
4年生では計算のつまづきが顕著に表れる学年です。



計算のつまづき?
そうです。4年生では少数、分数や、2桁でわる、わり算などがでてきます。
1年生のたし算・ひき算。2年生の九九、3年生のわり算の定着度が足りていないと、「計算が苦手」ということが表面化されてくるのです。
もちろん
4年生の穴を放置してしまうと、5年生ではさら大きな穴になります。
4年生なら、まだまだ十分に巻き返しが可能です。
足し算・ひき算は、1年生で使う計算カードや


山本先生の計算ドリル↓


を使い、たし算・ひき算をバッチリにしましょう。
くり上がり、くり下りの問題(8+7、56+7、85-8など)を1秒以内に解けるレベルになるまで練習をしましょう。
詳しくは、以下の動画を見てください。
たし算・ひき算だけでなく
九九もしっかりと学習しましょう。
すらすらと言えるようになるだけでなく、ランダムに答えられるようにしたり、6×?=42などの問題も解けるようにしましょう。



6×?=42などの問題も練習しておくと、わり算に役立つね!
わり算は、九九とひき算の組み合わせなので、この2つをしっかりと練習すれば、自然と得意になっていきます。
計算練習だけでなく、日常でも算数を積極的に使うようにしましょう。
特に
- cm、m、km
- mL、dL、L
- g、kg
- 100円、100円
- 時速30km
- 90°
などの数字や単位を日頃から意識して使いましょう。(教科書を見て、学習しているタイミングでは特に積極的に)
子どもが数字の感覚をつかみやすくなりますよ!
3位 国語(音読・漢字)
3位は国語の音読と漢字です。





1年生と2年生では、国語は2位、3年生では3位だったね。
国語はすべての教科の土台となります。その大切さは、4年生になっても変わりません。
読書
積極的に音読(読書)をするようにしましょう。
時間帯は寝る前が最もおすすめです。デジタル機器は寝室に持ち込まず、音読や読書をする習慣をつけるとよいでしょう。
ポイントは、親が読ませたい本を読ませようとしないことです。
基本的には、教科書や活字の本が良いのですが、
ゲームやスポーツ、その他趣味の本でも、読まないよりはずっといいです。
読書は、即効性がない勉強ですが、長期的には大きな効果がある学習になります。
- 読む力
- 語彙力
- 想像力
- そのた広範な知識がつきます。
勉強。というより、楽しむ形で続けたいですね。
漢字
漢字の練習も、力を入れる必要があるでしょう。
以下、小学校低学年の、国語の授業時数と、習う漢字の数です。
学年 | 授業時数 | 漢字の数 |
1年生 | 305 | 80字 |
2年生 | 315 | 160字 |
3年生 | 245 | 200字 |
4年生 | 245 | 202字 |
5年生 | 175 | 193字 |
6年生 | 175 | 191字 |



4年生も、たくさんの漢字を学習するね⋯。
そうです。さらに1つ1つの漢字も難しくなります。
そのため、1、2年生よりもしっかりと漢字の学習時間をとらないと、穴ができてしまいます。
漢字の穴も、1度できると、広がる一方です。
必ずしっかりと勉強をするようにしましょう。また、低学年の漢字も復習するとよいでしょう。
そして、学年末には漢検を受けるのもおすすめです。
7級が小学4年生終了レベルです。
4位 進研ゼミ


地方から国公立大学合格!
4位におすすめしたいのは、進研ゼミです!



めちゃ王道きたね⋯!
シンプルに便利です。
国公立大学を目指すのであれば、進研ゼミをこなす習慣があれば、今後がかなり楽になるでしょう。
特に4年生からは理科・社会が追加されます。保護者が教材を準備するのは大変でしょう。
進研ゼミなら
- 親の手間もかからない
- 料金も良心的(月額4,460円)
- 実績十分
- 無料の英語教材もある
など、使い勝手が良すぎます。
進研ゼミはチャレンジタッチ(デジタル教材)と紙教材から選べます。




どちらでも良いですが、迷う人にはチャレンジタッチ(デジタル教材)をおすすめします。
国語の漢字は、書き順・とめ、はね、はらいなど、しっかりと教えてくれます。
特に、親がチェックしにくい書き順はありがたいです。
特に良いのが算数で、数の数え方や計算を、アニメーションでわかりやすく教えてくれます。
小学生は数字と実際のイメージがまだしっかりと結びついていません。
(たとえば「10000」がどんな数なのかピンときていない)
チャレンジタッチのアニメーションは、数字と実際のイメージを結びつけるのにピッタリなのです。
迷うなら、チャレンジタッチが良いでしょう。



デジタルと紙教材は、いつでも無料で変更可能!
その他、さまざまな教材がついてきます。
また、チャレンジは説明がオーソドックスでわかりやすいです。
もしも学校をお休みしたり、学校の先生が特殊な教え方をしても、チャレンジがあれば十分に保管できます。
毎日の宿題+チャレンジをこなせるようになれば、学力の土台がかなり強固になるでしょう。



チャレンジって、毎日どれくらいの時間がかかるの?
1日およそ15分程度でしょうか。
大変なら、国語だけ、算数だけなどでもよいでしょう。
逆に、余裕があれば、「上位コース」で難しい問題にもチャレンジできます。
そのほかにも、後述する、チャレンジイングリッシュに無料で取り組めるのも私は非常に評価しています。
チャレンジをやらないとなると、親が教材選びに労力をかける必要があるでしょう。
まずは一度、進研ゼミに取り組んでみてはどうでしょうか?
無料の資料請求のボタンを置いておきます。↓
資料請求無料!
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5位 進研ゼミ(英語)
第5位は、進研ゼミでの英語です。



英語の学習をはじめるの?
そうです。このサイトでは小学校卒業時点で、「英検4級合格(満点レベル)」を目標にしています。
それを考えると、4年生からは英語学習をスタートして、英検5級にチャレンジしていきたいところです。



英会話に通うしかないのかな?
もちろんそれだけの時間・資金に余裕があれば、通えば良いでしょう。
ですが、塾に通うことが難しい場合は、チャレンジイングリッシュを使うとよいでしょう。
チャレンジイングリッシュは、進研ゼミを利用している人であれば無料で利用でき、英単語・文法・発音・リスニングなどを幅広く学習できます。
始める際は、最も低いレベルから始めるとよいでしょう。



基本が大事なんだね!
1日1レッスン。できれば2レッスンすすめめられるとよいでしょう。
5年生の1学期には、英検5級を習得したいですね。
6位 英語(単語)


英語を勉強するなら、英単語の学習もかかせません。
単語の学習に、mikanというスマホアプリはとてもおすすめです。
mikanは、既存の単語帳に掲載されている英単語が、アプリで学べるようになっています。



毎日30秒〜1分ほどで単語練習ができるよ!
特に4年生であれば、無課金で使える良い教材もあります。(低学年は課金しないと厳しい)
以下が無課金で使える単語帳の例です。


毎日1分ほどで学習できるので、朝起きてすぐや、寝る前にするのもよいでしょう。
mikanは毎日の継続日数がスマホ(iPad)上に出てきます。





楽しく継続できるね!
6年生まで続ければ、単語がバッチリになりますよ!
7位 英語(文法)
さて、英検を習得するにあたり、英文法もしっかりと学習をしておきましょう。
小学校の英語や、英検(5級・4級)では、文法が軽く扱われています。
なんとなーく単語がわかっていれば、雰囲気で正解できてしまう問題も多いのです。



確かに初期の英語は、文法がわかってなくても、「ベースボール」と聞こえたから、野球の絵を選べば正解になったりするよね。
そうなんです。そのため、文法が曖昧なのに、英検5級や4級に合格してしまうという弊害が生まれます。
そのため、文法は意識的にとりくんでおく必要があります。



でも文法って、どのように勉強したらいいの?
おすすめは以下の教材です。
「小学英文法パターンドリル」


この教材は本当に素晴らしいと思います。
多くの保護者が「英文法を子どもに教えるのは難しい」と考えていると思いますが、この本があれば、一緒に英文法の勉強を進められます。
アルファベットさえかければ、進めることが可能です。
ぜひ一度、取り組んでみてください!
焦る必要はないので、この本が完璧になるまでくり返しましょう。
それが終わったら、小学校パターンドリル2。→中1パターンドリルと進めていけますよ。
中学校まで、文法はこのシリーズでよいでしょう。
まとめ
以上、「地方から国公立大学を目指す!」小学4年生におすすめする勉強ランキングでした。
- 1位 宿題
- 2位 算数(計算)
- 3位 国語(音読・漢字)
- 4位 進研ゼミ(算数・国語・理科・社会)
- 5位 進研ゼミ(英語)
- 6位 英語(単語)
- 7位 英語(文法)
参考にしていただければ幸いです。
以下は、小学3年生向けに行なった解説と、ほぼ同じ内容になります。
補足1「日常を通して勉強させる」


さて、ここまで、主に机上の勉強法ついて解説をしてきましたが。
「算数」の項目でも話したように、日々の日常会話でも、少しだけ学習を意識できるとよいでしょう。
まず大切なのは、親が教科書や宿題に目を通し、今、何を勉強しているのか?を理解することです。
例えば、小学3年生の算数では、分数・少数の学習をします。
これらをを学習したら、日常的に使うようにしましょう。
他にも
お金をもってお店にいき、自分でおやつを買うなどもよいでしょう。
3年ころには、100円でどのくらいのものが買えるのか?1000円でどのくらいのものが買えるのか?
数字の感覚を身につけておく必要があります。
お金以外にも
- じゃあ、あと90分後に出発ね?
- じゃあ、水を1dL(デシリットル)くんできて
- その字、漢字でならったんじゃない?
など、日常で使える勉強はたくさんあります。(というか、日常に使えるからこそ勉強している)
ぜひ、意識をして生活をしてみてください。
補足2 100点をほめるな





え?100点をほめちゃいけないの!?
いや、ほめてはいけないとまでは言いません。(言ってた)
ちょっと伝え方が難しいのですが、私が言いたいのは、「マルは良いこと」「バツは悪いこと」と子どもに感じさせないようにしましょう。
ということです。
テストでは
マルもバツも、どちらも等しく価値があるものです。
なぜなら、バツのところを見て、「覚えきれていない」「わからないところがある」と理解し、それを改善することで、成績が上がるからです。
親が「マルは良い」「バツは悪」のような態度を見せていると、子どもは得点にしか目がいかなくなります。
最悪の場合、点数が低いテストを親に見せなかったり、カンニングをするなどの誤った価値観をもつようになります。
100点は、ほめてもいいです。ただし、「マル」ではなく、「子どもの頑張り」をほめてください。
また、バツを「間違ってるじゃん!」などと悪者扱いしないでください。
- ここが覚えきれてなかったね。今覚えちゃおう。
- この問題、どう考えたの?
- どこまで理解できた?
のように、バツに価値を見出し、子どもと一緒に修正をしていきましょう。
この習慣が、小学校高学年以降の「後伸びする子」に大きく関係をしていきますよ!



こんな大事な話をこんな後ろでするんかい⋯。
補足3 ムダこそムダじゃない


子どもが衝動的にオモチャを欲しがったとき、親はどんな感情になるでしょうか?
いや、それ明日には絶対ゴミになっとるやん⋯。
ゴミに金、払うんか⋯。
のような感情になることもあるでしょう。
親は、大人なので、ある程度未来が予測できます。
ですが子どもは、なかなかそれができません。そのため、ムダ使いをしてしまうのです。
ですが、ある程度はそんな経験も必要です。自分で「ミスった⋯」という経験をくり返し、みなさんのような大人になるのです。



誰しも、ミスったお金や時間の使い方をしたことあるよね⋯。
たまには、ムダ遣いも許容してみるのもよいでしょう。
小さい時の方が、被害額は少ないですし。
そして何より
親が「絶対ムダやん⋯」と思ったものの中に、子どもにドンピャシャでハマるものがあったりするのです。
それが、子どもの意外な経験や、力になることも多いのです。(将来を決めることもある)
大人も子どもも、ハマったとき、想像の10倍くらいの力が出るものです。
(身近な例としては、本を読むのが苦手子どもが、あるゲームの攻略本を読み始め、難しい漢字もどんどん読めるように!などがあったりします)
ムダの中にこそ、楽しみや、お宝が眠っていたりもします。
親が最短距離、効率を求めすぎなくてもよいのかな。と思います。
勉強の見守り方


さて、最後に勉強の見守り方です。
よく「宿題をやる子どものとなりに親が座り、見てあげる」というのがありますが、私はそこまでしないで良いと考えています。



となりで座って見てあげることの、何がいけないの?
となりで座って見ていると、つい口出しをしたくなります。
- 姿勢をしっかり!
- 鉛筆をちゃんともって!
- きれいに消しなさい!
- よそ見しないで!
など、言いたくなってしまいます。
こんな漢字では、親も子どももストレスです。子どもは勉強ぎらいになるでしょう。
みなさんが、会社で事務作業をしていると考えてください。
上司が真横で仕事をずっと凝視していたら、嫌じゃないですか?
集中できますか?はかどりますか?それと同じです。



じゃあ、親はどうすればいいの?
私のイメージは、「同じ部屋(もしくは近く)で家事や、読書ををしている」くらいがちょうどよい距離感だと感じています。
質問もできるし、見守られているけど、見張られてはいない。
そのくらいが良いと、私は考えています。
まとめ
これで、【地方の小学4年(10歳)】が国公立大学に合格するためにすべきことの解説を終わります。
- 1位 宿題
- 2位 算数(計算)
- 3位 国語(音読・漢字)
- 4位 進研ゼミ(算数・国語・理科・社会)
- 5位 進研ゼミ(英語)
- 6位 英語(単語)
- 7位 英語(文法)
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