東京都立新宿高等学校の受験を検討中。だけど
- 新宿高等学校はどんな学校?
- 新宿高等学校の偏差値は?
- 新宿高等学校の口コミ・評判は?
これらを事前に知りたいという方も多いでしょう。
新宿高等学校の偏差値は69です。
この記事では元教員の私が、新宿高等学校の特徴や偏差値、合格への近道について詳しく解説をしていきます。
参考にしていただけると幸いです。
東京都立新宿高等学校の基本情報
大正10(1921)年に東京府立第六中学校として設置。昭和25年の学制改革に伴い東京都立新宿高等学校と改称するとともに、男女共学制となりました。令和4年度に創立100周年を迎えました。
都会のただ中にありながら、全室に冷暖房を完備するとともに、新宿御苑の緑にも隣接しており、素晴らしい学習環境を誇っています。周囲の騒音等が気になることはまったく無く、活気と安らぎに満ちた学校です。
また、文武両道を掲げ、全校生徒の90%異常が積極的に部活動に参加しています。
生活指導については、校訓でもある自主・自律の精神に基づき、生徒一人ひとりに責任ある行動を自覚させるとともに、個々の問題について厳しく指導しています。
学校名 | 東京都立新宿高等学校 |
設立 | 大正10(1921)年 |
所在地 | 東京都新宿区内藤町11-4 |
アクセス | 東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅から徒歩2分 東京メトロ丸の内線「新宿三丁目」駅から徒歩4分 |
電話番号 | 03-3354-7411 |
最寄り駅 | 新宿三丁目駅 |
東京都立新宿高等学校の特徴
東京都立新宿高等学校は普通科を有しています。
難関大学への合格をサポートしている高校です。
普通科
国語、数学、英語、理科の化学で習熟度別授業を行なっています。得意科目は応用クラスで十分に伸ばし、苦手科目は基礎クラスで着実に学力をつけることができます。
定期考査ごとにクラスを編成し直しますので、常に実力にあった授業を受けることができます。
また、夏期・冬期休業期間はもちろん、早朝や放課後、土曜日の午後等、年間約1700時間を越える講習・補習を実施し、効果をあげています。
さらに、自習室の放課後開放など、さまざまな手段を通じて、実力向上を目指す生徒諸君の自主的な学習を支援しています。3年次では20時まで開放されている自習室で、予習や復習、あるいは受験勉強に励みます。
国公立大学や難関私立大学への進学を実現するために必要な学習に取り組む学校として、東京都教育委員会から指定を受けた学校です!
新宿高等学校の偏差値
新宿高等学校の偏差値は69です。
偏差値ランキングでは以下のような結果になります。
東京都内 | 30位/ 620件中 |
東京都内公立 | 8位/ 219件中 |
全国 | 223位/ 9,799件中 |
新宿高等学校の難易度
新宿高等学校の偏差値は69と、かなり高いです。
模試や学校のテストでは、常に上位をキープできる学力が必要になるでしょう。
教科書やワークなどを使い、基礎から丁寧に学習し、苦手をなくしましょう。
その上で、過去問を中心に応用問題にチャレンジするとよいでしょう。
新宿高等学校の進学実績
東京大学 京都大学 北海道大学 東北大学 名古屋大学 大阪大学 九州大学 一橋大学
東京工業大学 早稲田大学 慶應大学 上智大学 東京理科大学 明治大学 青山学院大学 立教大学 関西大学
関西学院大学 同志社大学 立命館大学 など
新宿高等学校の口コミと評判
新宿高等学校の口コミと評判を紹介します。
遊びたいし勉強も行事も全力で楽しみたいと言う人にすごくおすすめな高校です。一年時の時は1ヶ月に1回といってと過言ではないほど何かしらの行事があります。また、自分では勉強できない人でも、課題がまあまあでるので大変ですが計画的に、かつ頑張れば絶対に終わるくらいの量なので安心です。
とても良い学校です。
充実し過ぎていて3年後にこの幸せが崩れてしまうのが怖いです。
部活もとっても楽しいし、授業もとても楽しいです。
中学生の皆さん、ぜひ1度見学に来てください!
新宿高校に入学してよかったです!
毎日が楽しいです。行事も多く部活も活発で勉強もしっかりできます。本当に楽しすぎて一瞬で過ぎ去りました。
文化祭や体育祭でクラスの仲を深めたり、戸山戦で超叫んで盛り上がったり、毎日最高です。入ったほうが良いです。勉強キツいけどその分楽しいよ!!
参考:みんなの高校情報
続いて新宿高等学校に関するツイート(ポスト)を紹介します。
新宿高等学校の制服
新宿高等学校の制服は女子は蝶ネクタイにチェックのスカート、男子はブレザーとネクタイです。
オシャレで素敵な制服ですね。
新宿高等学校出身の有名人
新宿高等学校出身の著名人は以下の通りです。
坂本龍一 | 作曲家、アカデミー賞オリジナル作曲賞受賞 |
村尾陸男 | ジャズピアニスト、『ジャズ詩大全』の著者 |
村上光一 | フジテレビ元社長 |
林健太郎 | 東京大学第20代総長、元参議院議員、菊池寛賞受賞者 |
加藤正明 | 東京医科大学名誉教授、国立精神・神経センター精神保健研究所所長 |
新宿高等学校に合格するためのポイント
最後に難関と呼ばれる高校に合格するためのポイントを紹介します。
難関校に合格するためのポイントには、以下のようなものがあります。
- 正しい学習スケジュールを知る
- 成績が上がる勉強法を身につける
- 合格できない!ときの成績ブースト法を知っておく
それぞれ解説をしていきます。
正しい学習スケジュールを知る
まずは受験に失敗しないためのおおまかなスケジュールを把握しましょう。
まず中学1、2年生では基本をしっかりと定着させることが大切です。
1、2年生の土台がそのまま3年生での成績の伸びに直結してくるからです。
逆に言うと、1、2年生で苦手教科ができてしまうと、それが致命傷になりかねません。
苦手教科とは、ライバルと比べ1〜2割点数が低くなってしまう教科です。1、2年生での苦手の穴は、3年生になると確実に広がります。
特に英語と数学は克服に時間がかかりますので、早めに対策をするようにしましょう。
英・数を中心に苦手教科をつくらないことが大切なんだね!
また、基本を押さえ定期テストで高得点をとることは、内申点にも大きな影響を与えます。
内申点に関しましては、私が企業向けに書いた以下の記事をご覧ください。
よほど勉強が得意な生徒以外は
1、2年生のうちに3年生の授業を1人で先取りする必要はありません。
わざわざ3年生になれば先生に教えてもらえる内容を、自分で調べながら進めるのは効率が悪いからです。
それよりも、1、2年生の範囲を完璧にすることを目標としましょう。
同時に、3年生になる前に模試を受けて、志望校との距離を把握しておきましょう。
模試を受けると苦手教科の把握や、モチベーションにもつながるね!
そうですね。定期テストだけだと、担当の先生のクセなどもありますので、模試受ければ実力がよくわかりますね!
受験勉強(応用問題への取り組み)は、遅くとも2年生の3学期には本格的に開始しましょう。
「3年生になったら始める」はよくある失敗パターンです。
特に公立中学校は3年生になると、最上級生として役割が増えたり、クラス替えや修学旅行でばたばたします。
部活動の時間も春〜夏は長いところが多いです。
その点2年生の3学期は部活動の時間や行事が少なく、慣れたクラスで安定をしています。
受験にはスピード違反もフライングもありませんので、できるだけ早くはじめて欲しいのですが、遅くとも2年生の3学期には始めましょう。
受験に間に合わない!人向けの対処法は後述!!
3年生になったら、日々の授業を大切にしながら、より多く応用問題にチャレンジをしていきます。
特に夏休みを過ぎたら、模試や過去問などに多く取り組みましょう。
その中で解けなかった問題はしっかりと復習し、どんどん苦手を克服していきましょう。
過去問を入試直前に挑戦する人がいますが、あまり意味はありません。
解ければ自信になりますが(それでも本番解けるという確証はない)、できなかった時の不安や焦りを抱えるデメリットの方が大きいです。
過去問には夏〜秋ころ挑戦し、自分と志望校の距離を把握し、モチベーションに変えるのが正しく効率的な方法です。
効率的に成績を上げる勉強法を身につける
難関校に合格するためのポイント。2つ目は「効率的に成績を上げる勉強法を身につける」ということです。
効率的に成績を上げる?
そうです。日本人は「勉強法」の勉強をしないので、効率の良い勉強法を知っていることは大きなアドバンテージとなります。
ここでは代表的な勉強法の知識を紹介します。
勉強は暗記ゲーム
まず前提として理解して欲しいのは「勉強は暗記ゲーム」ということです。
数学や英語も?
そうです。ほとんどの中学生は『0から「三角形の合同の証明」や「中点連結定理」などを自分であみだす』ということはしないでしょう。
授業で「このような法則がある」と習い暗記し、テストで「この法則を活用すれば解けるな」と考え解くのです。
つまり数学や英語も、解き方のパターンを覚えていくゲームなのです。
ですので問題集に取り組んでいてわからない問題があったら、すぐに答えを見るのが正解です。
そして解き方を暗記し、もう一度自分で解いてみるのです。後日復習し、答えを見ずに解けるようになっていれば成績は上がるはずですね。
もちろん将来的に数学者や研究者になりたいのであれば、1問に2時間3時間でもかけるのも良いでしょう。
ですがほぼ全ての受験生にとって、数学は受験を突破するための道具です。他の教科も同様です。
一生をかけて数学に取り組むのでないのであれば、割り切ってどんどん答えを見て、身につけていくのが早道です。
ほとんどの受験生は、時間が足りないからね…。
頭の中で思い出す作業をする
勉強法としてもう一つ大切なのが「自分の頭の中で思い出す作業をする」ということです。
知識は思い出す作業をくり返すことで定着するのです。
先ほど私は「すぐに答えを見ていい」とお伝えしました。
ですが「答えを見る」→「理解できた」→「終わり」だと勉強の効果はかなり薄いです。
テストで「この問題、勉強したのに解けない」という意味不明なことになります。
これを防ぐためには、答えを見て理解できたら、答えを閉じ、自分で解く作業をすることです。
これで解けば、短期記憶ができたということです。(これを長期記憶にするには、後日再び解く必要があります。)
これは一例ですが、とにかく自分の頭の中で思い出す作業をしっかりと行うことです。
- 答えを隠して問題を解く
- 赤シートで隠しながら単語を覚える
- YouTubeで一問一答動画に挑戦
などが成績が上がる勉強の代表的なものです。
一方、自分の頭で思い出す作業が無いものは、勉強の効率が悪いです。
- 教科書を見ながらノートにまとめる
- 教科書を読むだけ
- 映像授業を見るだけ
これらは成績が上がらない代表的な学習法です。
やりがちだね…。これじゃ成績は伸びにくいんだね…。
ここで紹介したものは勉強法の基本です。ですがこのように、勉強法の知識を身につけることで成績は何倍も伸びやすくなります。
まとめ
以上で新宿高等学校の紹介、難関高校へ合格するポイントの紹介を終わります。
新宿高等学校はとても人気で、簡単に入れる高校ではありません。
しかしもし入学することができれば、学習面や友人関係で恵まれた高校生活を送れる可能性が高まります。
さらに、一生ものの実績・自信となることでしょう。
この記事が参考になり、みなさんが春に笑えることを、心より応援しています。
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