桑名高等学校の受験を検討中。だけど
- 桑名高等学校はどんな学校?
- 桑名高等学校の偏差値は?
- 桑名高等学校の口コミ・評判は?
これらを事前に知りたいという方も多いでしょう。
桑名高等学校の偏差値は56~67です。
理数科(67)/ 普通科(61)/ 衛生看護科(56)です。
この記事では元教員の私が、桑名高等学校の特徴や偏差値、合格への近道について詳しく解説をしていきます。
参考にしていただけると幸いです。
三重県立桑名高等学校の基本情報
三重県立桑名高等学校は、1910(明治43)年 桑名郡立高等女学校創立(のち三重県立桑名高等女学校)として開校しました。
普通科、理数科、衛生看護科・衛生看護専攻科の3つの学科があります。生徒数1,200人余が通う三重県内の県立高校としては、最大規模の学校です。さまざまな希望をもった多くの仲間が、桑高生活を楽しんでいます。
これまで4万人以上の卒業生を送り出し、多くの先輩が各界で活躍しており、同窓会活動も活発に行われています。
学校名 | 三重県立桑名高等学校 |
設立年 | 1910(明治43)年 |
所在地 | 三重県桑名市大字東方1795番地 |
アクセス | JR関西線・近鉄名古屋線 「桑名」 駅西口より徒歩10分 |
電話番号 | 0594-22-5221(代) |
最寄り駅 | JR関西線・近鉄名古屋線 「桑名」 駅 |
三重県立桑名高等学校の特徴
桑名高等学校は理数科・普通科・衛生看護科を有する高等学校です。
理数科
難関国公立大・難関私立大を目指し、理数科独自のカリキュラム・行事を通して科学技術立国のリーダーたり得る人材を育成します。
希望進路実現のために、早朝や放課後、長期休業中に課外授業や補習授業を行っています。また、専門分野で活躍する講師を招いての講演会や、大学の先生による模擬授業を行い、進路の志望決定や研究への理解・関心を高める取り組みを行っています。
普通科
高い学力、たくましい心身、豊かな心を培って、社会でリーダーシップを発揮する生徒を育成します。
上級学校進学をめざす生徒の希望が3年間で実現する教育を推進します。
2年生から文系・理系の2つのコースに分かれます。さらに、コースのなかで様々な選択科目を用意しています。それぞれの進学希望に応じた学習を行い、効率的に学習を積み上げることで自己実現が図れるよう工夫しています。
衛生看護科
心身ともに健全で優れた看護サービスを提供できる能力を有し, 人間性豊かな看護師を養成します。
衛生看護科3年間に衛生看護専攻科2年間の5年一貫教育により、看護師の国家試験受験資格が得られます。看護師養成の期間として最短コースです。
普通科、理数科、衛生看護科・衛生看護専攻科および定時制課程を設置するスケールメリット(「大桑名」)を生かして「桑名から強くはばたく人づくり」を目指します。
三重県立桑名高等学校の偏差値
桑名高等学校の偏差値は56~67です。
理数科(67)/ 普通科(61)/ 衛生看護科(56)です。
偏差値ランキングでは以下のような結果になります。
三重県 | 3位/ 155件中 |
三重県内県立 | 3位/ 116件中 |
全国 | 366位/ 9,831件中 |
三重県立桑名高等学校の難易度
桑名高等学校の偏差値は56~67です。
理数科は67と、高いです。
模試や学校のテストでは、上位をキープできる学力が必要になるでしょう。
教科書やワークなどを使い、基礎から丁寧に学習し、苦手をなくしましょう。
三重県立桑名高等学校の進学実績
東京大学 京都大学 北海道大学 東北大学 名古屋大学 大阪大学 九州大学 一橋大学
東京工業大学 早稲田大学 慶應大学 上智大学 東京理科大学 明治大学 青山学院大学 立教大学 関西大学
関西学院大学 同志社大学 立命館大学 など
桑名高等学校の口コミと評判
桑名高等学校の口コミと評判を紹介します。
他の口コミでも言われているようにかなりの勉強量を求められます
それに加えて部活も、特に運動部なんかはほぼ毎日のところもあるので大変です。
大学進学においては、とてもいい高校です。また、校内での自習環境が整っているので、まじめにコツコツやりたい人におすすめです。
参考:みんなの高校情報
続いて桑名高等学校に関するツイート(ポスト)を紹介します。
桑名高等学校の制服
桑名高等学校の制服は、男女ともブレザーです。
高校生らしいおしゃれな制服です。
桑名高等学校出身の有名人
桑名高等学校出身の著名人は以下の通りです。
酒井敏明 | プロ野球選手 |
水谷元 | 元桑名市長 |
松久正 | 医師 |
前田阿希子 | 毎日放送元アナウンサー |
伊藤伸子 | フリーアナウンサー |
桑名高等学校に合格するためのポイント
最後に難関と呼ばれる高校に合格するためのポイントを紹介します。
難関校に合格するためのポイントには、以下のようなものがあります。
- 正しい学習スケジュールを知る
- 成績が上がる勉強法を身につける
- 合格できない!ときの成績ブースト法を知っておく
それぞれ解説をしていきます。
正しい学習スケジュールを知る
まずは受験に失敗しないためのおおまかなスケジュールを把握しましょう。
まず中学1、2年生では基本をしっかりと定着させることが大切です。
1、2年生の土台がそのまま3年生での成績の伸びに直結してくるからです。
逆に言うと、1、2年生で苦手教科ができてしまうと、それが致命傷になりかねません。
苦手教科とは、ライバルと比べ1〜2割点数が低くなってしまう教科です。1、2年生での苦手の穴は、3年生になると確実に広がります。
特に英語と数学は克服に時間がかかりますので、早めに対策をするようにしましょう。
英・数を中心に苦手教科をつくらないことが大切なんだね!
また、基本を押さえ定期テストで高得点をとることは、内申点にも大きな影響を与えます。
内申点に関しましては、私が企業向けに書いた以下の記事をご覧ください。
よほど勉強が得意な生徒以外は
1、2年生のうちに3年生の授業を1人で先取りする必要はありません。
わざわざ3年生になれば先生に教えてもらえる内容を、自分で調べながら進めるのは効率が悪いからです。
それよりも、1、2年生の範囲を完璧にすることを目標としましょう。
同時に、3年生になる前に模試を受けて、志望校との距離を把握しておきましょう。
模試を受けると苦手教科の把握や、モチベーションにもつながるね!
そうですね。定期テストだけだと、担当の先生のクセなどもありますので、模試受ければ実力がよくわかりますね!
受験勉強(応用問題への取り組み)は、遅くとも2年生の3学期には本格的に開始しましょう。
「3年生になったら始める」はよくある失敗パターンです。
特に公立中学校は3年生になると、最上級生として役割が増えたり、クラス替えや修学旅行でばたばたします。
部活動の時間も春〜夏は長いところが多いです。
その点2年生の3学期は部活動の時間や行事が少なく、慣れたクラスで安定をしています。
受験にはスピード違反もフライングもありませんので、できるだけ早くはじめて欲しいのですが、遅くとも2年生の3学期には始めましょう。
受験に間に合わない!人向けの対処法は後述!!
3年生になったら、日々の授業を大切にしながら、より多く応用問題にチャレンジをしていきます。
特に夏休みを過ぎたら、模試や過去問などに多く取り組みましょう。
その中で解けなかった問題はしっかりと復習し、どんどん苦手を克服していきましょう。
過去問を入試直前に挑戦する人がいますが、あまり意味はありません。
解ければ自信になりますが(それでも本番解けるという確証はない)、できなかった時の不安や焦りを抱えるデメリットの方が大きいです。
過去問には夏〜秋ころ挑戦し、自分と志望校の距離を把握し、モチベーションに変えるのが正しく効率的な方法です。
効率的に成績を上げる勉強法を身につける
難関校に合格するためのポイント。2つ目は「効率的に成績を上げる勉強法を身につける」ということです。
効率的に成績を上げる?
そうです。日本人は「勉強法」の勉強をしないので、効率の良い勉強法を知っていることは大きなアドバンテージとなります。
ここでは代表的な勉強法の知識を紹介します。
勉強は暗記ゲーム
まず前提として理解して欲しいのは「勉強は暗記ゲーム」ということです。
数学や英語も?
そうです。ほとんどの中学生は『0から「三角形の合同の証明」や「中点連結定理」などを自分であみだす』ということはしないでしょう。
授業で「このような法則がある」と習い暗記し、テストで「この法則を活用すれば解けるな」と考え解くのです。
つまり数学や英語も、解き方のパターンを覚えていくゲームなのです。
ですので問題集に取り組んでいてわからない問題があったら、すぐに答えを見るのが正解です。
そして解き方を暗記し、もう一度自分で解いてみるのです。後日復習し、答えを見ずに解けるようになっていれば成績は上がるはずですね。
もちろん将来的に数学者や研究者になりたいのであれば、1問に2時間3時間でもかけるのも良いでしょう。
ですがほぼ全ての受験生にとって、数学は受験を突破するための道具です。他の教科も同様です。
一生をかけて数学に取り組むのでないのであれば、割り切ってどんどん答えを見て、身につけていくのが早道です。
ほとんどの受験生は、時間が足りないからね…。
頭の中で思い出す作業をする
勉強法としてもう一つ大切なのが「自分の頭の中で思い出す作業をする」ということです。
知識は思い出す作業をくり返すことで定着するのです。
先ほど私は「すぐに答えを見ていい」とお伝えしました。
ですが「答えを見る」→「理解できた」→「終わり」だと勉強の効果はかなり薄いです。
テストで「この問題、勉強したのに解けない」という意味不明なことになります。
これを防ぐためには、答えを見て理解できたら、答えを閉じ、自分で解く作業をすることです。
これで解けば、短期記憶ができたということです。(これを長期記憶にするには、後日再び解く必要があります。)
これは一例ですが、とにかく自分の頭の中で思い出す作業をしっかりと行うことです。
- 答えを隠して問題を解く
- 赤シートで隠しながら単語を覚える
- YouTubeで一問一答動画に挑戦
などが成績が上がる勉強の代表的なものです。
一方、自分の頭で思い出す作業が無いものは、勉強の効率が悪いです。
- 教科書を見ながらノートにまとめる
- 教科書を読むだけ
- 映像授業を見るだけ
これらは成績が上がらない代表的な学習法です。
やりがちだね…。これじゃ成績は伸びにくいんだね…。
ここで紹介したものは勉強法の基本です。ですがこのように、勉強法の知識を身につけることで成績は何倍も伸びやすくなります。
まとめ
以上で桑名高等学校の紹介、難関高校へ合格するポイントの紹介を終わります。
桑名高等学校はとても人気で、簡単に入れる高校ではありません。
しかしもし入学することができれば、学習面や友人関係で恵まれた高校生活を送れる可能性が高まります。
さらに、一生ものの実績・自信となることでしょう。
この記事が参考になり、みなさんが春に笑えることを、心より応援しています。
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